2008/09/08 - 2008/09/08
75位(同エリア382件中)
コクリコさん
今日はヴェズレーに車で連れて行ってくださる日。
ところが朝食はゆっくり9時から。
その後、シュヴァンヌ村をブラブラ散歩。
そして、ゆっくり昼食も。
いつヴェズレーに出発するの?
ヴェズレーへの道は長い。
ヴェズレーに行く前にヴォーバン元帥のバゾッシュ城と、ヴォーバン元帥の墓のある小さなロマネスクの教会、キュール川の渓谷、サン・ペール村にある魅力的なゴシックの教会に寄りました。
緑豊かな草原の広がるブルゴーニュの村から村へドライブです。
☆サン・ペール村にあるゴシック様式のノートルダム教会のナルテックス(玄関間)に立ち村を写した写真です。
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鶏がなんだか騒がしいと思ったら。
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ダニエルが生みたての卵を夕食用に4個鶏小屋から獲ってきました。
これからゆっくりデジュネ(昼食)が始まるようです。
まだヴェズレーには出発しない(^^;) -
お昼は母屋のサンルームで。
緑色がメインのサンルームがまたステキ!
サンルームの天井からたくさん下がっているのは南部鉄器の風鈴。
いったいいくつあるのだろうかと思えるほどたくさんの南部鉄器の風鈴が下がっていました。
日本で買ったものや、日本を発つ時に日本人からのお土産にいただいたもの、日本から泊まりに来た人たちからのお土産、、、だそうです。
ガラスの江戸風鈴では壊れやすいから南部鉄器の風鈴をお土産にしたい気持ちはわかる。
南部鉄器の風鈴をお土産にしなくて良かった〜。
そよ風が吹くと、カーン、カーンと爽やかに奏でていました。
ブルゴーニュの風は優しいのかしら?
こんなにたくさん風鈴があるのに煩くなかった。 -
テーブルウェアーショーみたいなテーブルセッティング♪
背景は本物の緑の庭♪
ヴェズレーへの車はマリー=クロードが運転するはずだった。というのもダニエルは昼食にワインを飲むから。
ところが、昼食に出された美味しいチーズ(名前を忘れてしまった)を口に入れたとたん、マリー=クロードが
「このチーズを食べたらワイン飲まずにはいられないわ」
と言ってワインをグビグビ飲み始めました。
「もう、運転はできないわ〜」 -
そこは奥様を愛しているダニエル。
自分はワインをグラス2杯だけで我慢(フランスではワイングラス2杯までなら運転しても良いとダニエル。2006年ブルターニュを車で案内してくれたN君もそう言ってた)。
マリー=クロードが用意した昼食はパンとチーズの他に、
写真は食べかけですみませんが、庭で採れたトマトをくりぬいた中にご近所の牛のひき肉を軽くハーブで味付けして詰めたものをオーブンで焼いたもの。
「全部周辺から調達できるし、簡単だし、無農薬!保存料なしよ!」
こちらが恐縮しなくてすむ程度の簡単な、しかも自家製のお料理。
さり気ないもてなしが気持ち良いのです。
気楽に鼻歌を歌いながら、気張らずにいつも食べているものでもてなす。
見習わなければ。
あっ、私も夫も運転はしないので、もちろん美味しいチーズとパンとトマトひき肉詰に合わせてワインいっぱい飲みましたよ。
もう、ヴェズレーなんてどうにでもなれ〜って(*^^*) -
結局M家を出発したのは1時45分。
時速100kmのスピードでビュンビュン飛ばすダニエル。
大丈夫かなぁ〜と思ったのは最初だけ。
目に映るブルゴーニュの美しい風景を見ていたら、心配なんて吹っ飛んでしまいました。
目の前にホラ、教会の塔♪ -
見慣れている風景だと思うのに、マリー=クロードは
「おぉ、綺麗」
「なんて綺麗!」
と心底感動しています。
お天気も良いし、本当に綺麗。
こんな綺麗な風景の中をドライブできるなんて本当に幸せ!!! -
マリー=クロードが
「カナダみたいな景色でしょ」
と言った湖、、、湖より小さいかな、沼、池?
Le moulin neuf
という名前だそうです。
車の助手席には夫。
マリー=クロードと私は後部座席。
フランス語(英語も)が不得意な私は何を話して良いかわからないので、いちいち名前や地名をマリー=クロードに聞いてノートに書いてもらっていた(^^;) -
カルガモ一家、沼に向かって行進。
カナダに行ったことがないというM夫妻はいったいなにをして「カナダみたいな景色」と言って喜んでいるのでしょう(^^;)
M夫妻は
「来年の春、アメリカとカナダに行く」
と言っていました(つまり今年2009年の春)。 -
牧草地にはおなじみの積み藁。
2006年に妹と姪とフランスに来た時、姪が積み藁を
「コロコロ」と言って喜んでいたっけ。
マダムのレッスン
積み藁=BOTTE DE PAILLE -
牛たちがのーんびりと草を食んでいます。
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9月なのでもうヒマワリは枯れていますが、手前一面はヒマワリ畑。
枯れたヒマワリ畑でも青空に映えてなんて良い景色〜 -
シュヴァンヌ村はここまで。
ここからはバゾッシュ村。
車の中でダニエルは
「僕たちの村の名前はシュヴァンヌ、シュヴァルと読んではだめ。シュヴァルは馬のこと」
何回も何回も、
「シュヴァンヌは村、シュヴァルは村」
と冗談らしきことを言っていました。
フランス版オヤジギャグ?
私は何の能もないので車の中で何回も
「シュヴァルは馬、シュヴァンヌは村」
とフランス語の練習をしたのでした(^^;)
マリー=クロードと夫はダニエルとコクリコを呆れた目で見ていました。 -
美しい風景はこれでもか、これでもかと続きます。
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「あの丘がヴェズレーだよ」
とダニエルが胸に手をあてて、ため息まじりに言います。
ホント、ダニエルってロマンティストなのか、コメディアンなのか(^^;)
遥か彼方ヴェズレーの丘に建つサント・マドレーヌバジリカ聖堂を見やる私たちでした。
すっかり巡礼気分です。
写真では小さくて見にくいと思いますが、正面の丘がヴェズレー。
丘に建つサント・マドレーヌ聖堂も見えます。 -
ヴェズレーに行く前にダニエル好きだというヴォーバン元帥のお城に車を止めました。
CHATEAU DE BAZOCHES
シャトー・ドゥ・バゾッシュ
ヴォーバン元帥は17世紀、ルイ14世に仕えた軍人であり建築家です。
フランス各地に残るヴォーバンの要塞群は去年世界遺産に登録されました。
ヴォーバンの設計した要塞は「落ちることはない」と言われていたという。
ルイ14世の時代フランスが強かった一因はヴォーバンも担っていたのです。
このお城はヴォーバンが設計したわけではありませんが、晩年を過ごした城で、今でもその子孫が住んでいます。 -
お城の見学料は7ユーロ。
ヴェルサイユ宮殿やファンテーヌブローの城、大好きなシャンティー城を見てしまった私の目には地方の領主の城は特別感動するものでもなし。
日本でもそうなんですけれどお城よりお寺の方が好きで、やはりフランスでもお城より聖堂や教会の方が好きなので、ちょっと退屈なんです。
でもダニエルが張り切って案内してくださるので(^^;)
ヴォーバン元帥の紋章。 -
城内の部屋についての解説は、、、私のメモではあやふやなので、間違っているかもしれません。
すみません。
一階は牢屋だったそうです。 -
ダニエルは城というより英雄ヴォーバン元帥が好きなようです。
「男が強かった時代。あの時代に生まれたかった」
と遠い目をして弓を引く真似をするダニエルです。
柔道6段、洋弓、和弓、モンゴル弓までこなすダニエルです。そうそう剣道やフェンシングも!
あの時代に生きていたら英雄になっていたかもしれません。
「また始まった」
とマリー=クロードは鼻で笑っていました(^^) -
二階。
サロン。 -
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廊下がギャラリーになっています。
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大広間。
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ヴォーバン元帥の肖像画。
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窓に広がる青々としたブルゴーニュの自然。
このショット、マリー=クロードがお気に入りのショットで、自分も写してから
「ここから写すと良いわよ」
と教えてくれました。
なんて綺麗なんでしょう!
もう、ずっと動かないで見ていたいくらい綺麗>
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代々のヴォーバン家の紋章。
一番最近の城主の紋章。
1964年と書いてあります。
市や家の紋章ってオシャレでステキなので、以前各都市を訪れるとその町の紋がついているスプーンを買ったものでした。 -
食堂。
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ヴォーバン元帥の部屋。
この城はかつて、イングランドの獅子心王とフランスのフィリップ尊厳王が第3回十字軍の遠征の前にヴェズレーへ勝利を祈り訪れた時に立ち寄った城だそうです。
12世紀のことです。
ヴォーバン元帥が住まうずっと昔のこと。
今建っている城は十字軍の頃のものではありません。 -
書斎。
5000冊以上の本が置かれています。 -
ヴォーバン夫人の部屋に架けてあるヴォーバン元帥の肖像画。
頬に傷があるのがみえるでしょうか。
戦場で戦った時の傷だそうです。 -
階下に立つマリー=クロード。
こうして立っていると女優さんみたい。 -
階段を下りると小さな礼拝堂がありました。
聖母とイエスの像。 -
そして昇天するサント・マリー=マドレーヌ、すなわちマグダラのマリアの絵。
ヴェズレーにはマグダラのマリアに捧げられたサント・マドレーヌ聖堂があり、マグダラのマリアとは縁のある土地柄だとわかります。
しかし、この絵は不謹慎ですが、下手ですね(^^;) -
礼拝堂から中庭を通って出口へ。
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この庭へは一般人は入れません。
現在の城主のプライベートな庭です。
プライベートな庭と言っても、Mさんの家の庭の数倍も広い庭です。
狩りができる? -
中庭から見上げた空!
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城の前庭にある樹齢250年の松。
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リンゴの木。
ボケていてリンゴが見難くてすみません。 -
車で数分、小さな教会の前で停まりました。
サンティレール教会という名の古い教会です。
この教会もロマネスク様式の教会だと思いますが、多分。
素朴だけれどとても良い教会。 -
教会の前に立つ背の高い十字架が青空に映えて神々しく見えました。
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村人たちが昔から守ってきた教会のようです。
なかなか感じが出ているでしょう? -
礼拝堂も小さい。
なんとなく小箱のような教会です。
気に入っちゃった。 -
ダニエルが指差す下を見ると
「REPOSE LE MARECHAL DE VAUBAN」
の文字。
「ヴォーバン元帥ここに眠る」
と彫られてありました。
そうです、バゾッシュ城の城主ヴォーバン元帥のお墓でした。
ルイ14世に注進したため、ルイ14世から干されてしまい、バゾッシュの城で寂しく晩年を送ったヴォーバン元帥。
村の小さな教会に葬られました。
後の時代になりナポレオンはヴォーバン元帥を国の英雄として元帥の遺体の一部(多分心臓)をパリのアンヴァリッドに移しアンヴァリッドに正式なお墓を設けたそうです。 -
サンディレール教会とバラ。
教会とバラもとても似合ってる。 -
小さな墓地の彼方に見えるお城は。
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今、見てきたばかりのバゾッシュ城。
緑に包まれた丘の上に静かに建っていました。 -
遠くにヴェズレーの丘が見えます。
もうすぐヴェズレー♪ -
途中、車を止めて橋の上で手招きするダニエル。
「見てごらん」 -
橋の上から覗きこむと。
うわーっ、ステキ!
深い渓谷です!
流れる川はCURE川。
CURE川に架かる石橋も風情があります。 -
CURE川で釣りをしている人。
釣り糸を垂れてぼんやりするのが好きな夫はしきりに羨ましがっていました。
時間があれば下まで行きたいのですが、もう夕方なのでヴェズレーに急がなければなりません。 -
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三人は何処へ。。。
写真を撮っているのでいつも遅れをとるコクリコでした。 -
車はサン・ペール村という小さな村に入りました。
「ここにステキなゴシックの教会があるのよ」
とマリー=クロード。
サン・ペール村、、、ん?聞いたことがある!
以前、おでぶねこさんの旅行記で、
ヴェズレーに行くのに駅に着いたらバスもタクシーもない。
とっさに女性駅員さんが「私の車でヴェズレーまで乗せて行ってあげる」と。
車の窓から
「遠くに小さな村が見えます。
駅員さんが言っていた。
ゴシックのすばらしい教会のある村。
St.Pere(サン・ペール)です。」
そのサン・ペール村だったのです。
わーい、嬉しい♪
車であっという間に通りすぎてしまうほどの小さな村です。 -
すぐ教会に行くのかと思ったら。
薪が積んである穴倉へ。
寄り道の多いM夫妻です(^^;) -
工房のようです。
中に入ってみると。 -
木の家具や器を作っている工房でした。
この花瓶、陶磁器ではなくてすべて木です。
器や家具が大好きなM夫妻。
手にとってしげしげと眺め、討論し、結局何も買いませんでした。
私たち以外にも観光客が何人か工房に入っていたのに、奥で黙々と作業を続ける職人さん。
一度も振り向かなかったよ(^^;) -
サン・ペールのノートルダム教会。
13〜15世紀に建てられた美しいゴシックの教会!
ブルゴーニュの田舎にはロマネスクの教会がたくさん点在しています。
こんな小さな村でゴシックの教会を見たのは初めて!
パリ、シャルトル、ルーアン、ランス、アミアン、etc.各地で多くの華麗で立派なゴシックの大聖堂、聖堂、教会を見てきました。 -
これまで見てきたゴシックの建物の中で一番小さい。
それでも、しっかり華麗なゴシックの外見!
繊細なファサードやピナクルの装飾
Mさんの家に来てから素朴なロマネスクの教会ばかり見てきたので久しぶりに見たゴシックは新鮮。 -
しっかりフライング?・バットレスがある!
-
時間がないので内部は入り口の扉からちらっと覗いただけ。
あのね〜工房なんかに入ってるから時間がなくなるの(^^;)
でも内陣よりファサード前の広いテラスのステキなこと。
こんな小さな村の教会とは思えないでしょう? -
扉口の前にはかなり広いナルテックス(ファサードから入ってすぐのところにある玄関間。まだ洗礼を受けていない人々を収容する場所としても用いられた)があります。
これがとても魅力的な美しいナルテックスでした。
交差リブで支えられた石の天井や柱も美しく、いっぱしの大聖堂のよう!
そこにいるだけで幸せを感じました。
小さな村の信仰と実力を感じました。 -
9月なのに藤の花。
藤って日本的な花だと思っていたけれど、教会にも似合いますね♪
空は真っ青ですが、もうすでに4時にはなっているはず。
そうそう、こんな小さな村にミシュランの3つ☆レストランがあり、世界中から美食家たちが食べにくるとか。
ミシュランの3つ☆レストランには縁のないわたしですが、この村を見てしまうと、それは物凄いことだわ〜と思ってしまいます。
そしてやっとヴェズレーです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 唐辛子婆さん 2009/06/05 11:20:43
- それからそれから?
- コクリコさん、こんばんは
美しい映画の続きを見ているよう♪
それからそれから?
- コクリコさん からの返信 2009/06/05 21:11:33
- RE: それからそれから?
- 唐辛子婆さん、こちらもこんばんは〜
まだSFですよね?
> 美しい映画の続きを見ているよう♪
最高級のお褒めの言葉ありがとうございます。
実は私も映画を見ているような感じでした。
ブルゴーニュのM夫妻の家に日本人の男が滞在し、特に事件などはないけれど、ちょっとした面白い騒動が起き、、、
私は脇役というより、観客になっていました。
> それからそれから?
文章がもっと上手ければなぁ。
そうそう、かにちゃんからの書き込みにもあるように、かにちゃんがベルナデッタの前に聖母が現れた話を知ったのは幼稚園ではなく小学校の時だったそうです。訂正(^^)。
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