ついでのパリ２泊

2009/05/04 - 2009/05/06

クロアチアに行った帰りにパリで降りて２泊しました。ショッピング＆オペラ座鑑賞＆美術館巡りの弾丸ツアー。走ってばかりでした。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス

あこがれのラデュレでお茶をしました。前回来た時は閉まっていたのです。紅茶とマカロン大（直径７センチぐらい）で約１２ユーロでした。

今回のパリのメインはオペラ座でバレエ鑑賞。ちょうどマニュエル・ルグリのアデュー公演（サヨナラ公演）の最中でしたが、私の行く日は違う演目。ルグリさまは垂れ幕だけでガマンします。

フラゴナール香水博物館。入場無料で楽しかったです。映画「パフューム」に出てきたような昔使われていた圧搾機などが展示されていました。

パリに来て、まず行きたかったのはサント・シャペル。シテ島にあります。夕方行きました。最高裁判所の敷地内にあるためセキュリティーが厳しく空港並みなので行列覚悟です。私はミュージアムパスを持っていましたが、持っていない人は閉館間際は断られていました。

こんな美しい教会、見たことない！と思うほどの見事なステンドグラスです。柱と床以外全てステンドグラスで出来ているのでまるで鳥かごにいるような幻想的な気分になります。

サンジェルマン・デ・プレ教会。この界隈は高級店が建ち並びます。近くに安いと評判のドラッグストアがあると聞いてそこに行きました。混んでます。確かに安い！アガタの数件隣の四つ角にあります。

オペラ座ガルニエ宮。私が行ったのはコンテンポラリーでしたが、すごくおもしろかったです。伝統があるのにコンテンポラリーを得意とするバレエ団って世界でもそんなにないと思います。

「オペラ座の怪人」でも出てきた、あの大シャンデリア！後ろに描かれているのはシャガールの絵です。休憩時間にカメラ片手に探検に出掛けました。最上階のボックスシートに勝手にオジャマしてパチリ。

「オペラ座の怪人」の中では「マスカレード」の場面で使われていた大階段。チケットをもぎる場所でした。想像していたより狭かった・・・

絢爛豪華なホワイエ。宮殿のようです。トラベラーのどなたかが「ヴェルサイユ宮殿の鏡の間よりすばらしい」と書いていました。確かに美しいです。

１日目に行ったのは火曜日でルーヴル美術館、オランジェリー美術館とも休館日でした。パリの美術館は月曜日か火曜日休みが多いらしいので月・火がかかる場合は気をつけてください。もちろん、地下のお店も全部閉まっています。
翌日、また出掛けました。これは地下にある逆ピラミッド。「ダヴィンチ・コード」にも出てきます。

ルーヴル美術館は時間がどれだけあっても足りないので見たいものだけ見てあとは素通り。もったいない気もしますが仕方ありません。「モナリザ」は当然の１番人気です。ニケやミロのヴィーナスも同じように混んでました。
もうひとつ見たかったフェルメールの絵は何と「今、日本に貸し出し中」とのことでお目にかかれませんでした。走り回って探したのに・・・

ところが、これ、ハムラビ法典です。誰もいませんでした。「目には目を、歯には歯を」と書いてあるんですよ！なんで誰も注目しないのでしょうか？

ルーヴル美術館の近くにあるオランジェリー美術館。コンパクトで見やすいです。１階はモネの睡蓮がいくつも飾られ、地下は企画展をやっていました。印象派のコレクターの展覧会をしていておもしろかったです。

そのコレクターの家のミニチュア模型です。無造作に名画が並んでいます。ゼイタクですね。全て、画家たちが無名時代から目をかけて買ったものだそうです。そういう審美眼があった人だったんですね。

凱旋門もミュージアムパスが使えます。時間がないので駆け足で上まで上りました。

パリの街が一望できます。

国立近代美術館です。パリの３大美術館のひとつなのに他の２つに比べて人が少ないように思いました。私の好きなマグリットがあったり、現代アート中心なのでおもしろいです。

ここは景色のことは全く考えていなかったけど、すごく見晴らしがいいです。凱旋門よりもずっとモンマルトルが近いし、エスカレーターを１階上がるごとに景色が変わってきて、それだけでも価値がありそうです。時間があればゆっくり見て周りたいところでした。