2009/05/06 - 2009/05/06
1146位(同エリア1784件中)
ねりねり(nemo-lin)さん
- ねりねり(nemo-lin)さんTOP
- 旅行記137冊
- クチコミ15件
- Q&A回答1件
- 401,069アクセス
- フォロワー4人
【耳寄り情報あり】
期待するとはずした場合のショックが大きいので、過度な期待は禁物、と思いつつ到着した瞬間、あっと言う間にホイアンの虜になっていました。
ホイアンは写真のようなランタンや、シルク製品のオーダーメイドで有名で、ランタンは町のあちこちで見かけます。毎月、旧正月の14日(満月の日)の夜には町中がランタンで埋め尽くされるんですって。素敵ですね!ここに1泊なんて、もったいない。飲めないニモりんが、夕食の後、ラッシーとお水で2軒もハシゴするくらい楽しい町だったのです。
【★印がこの旅行記の範囲でーす】
5月
1日 成田出発、ハノイ泊
2日 ハノイ (ハノイ泊)
3日 ハロン湾(ハノイ泊)
4日 フエ (フエ泊)
★5日 ダナン、ホイアン(ホイアン泊)
★6日 午前ホイアン、午後、ミーソン遺跡(ホーチミン泊)
7日 ホーチミン、深夜出発
8日 朝、成田着
【 5日の日程(つづき) 】
14:00 町全体が世界遺産のホイアン到着。
見どころを回り、最後にアオザイのオーダーメイド。
16:30 ホテル・チェックイン
18:30 夕食 ホイアン名物料理
19:30 ホテルに帰る前に車を下ろしてもらい解散。
この後、あまりの楽しさに、カフェを2軒もハシゴ。
深夜: ホテルに戻り、入浴、ネット、就寝。
【 6日の日程 】
9:00 オーダーメイドのオアザイのお届け@ホテルにて
10:30 ホテル出発。残っていたオーダーメイドのお帽子を引き取りにアオザイのお店へ立ち寄り
11:15 ホイアンを出発。
11:45 ランチ@ホイアン郊外
【最後に耳寄り情報を一つ】
ガイドさんによりますと、ダナン空港(一応、国際空港)に、2年後くらい(ということは2011年くらい?)に日本からの直行便が就航予定なんですって!そうなると、ハノイやホーチミンからの乗り継ぎをせず、直接ベトナム中部に来られるようになるのです。こりゃ便利ですね。
私のようにベトナム中部にはまってしまった皆さん、朗報ではありませんか?こりゃ間違いなく再訪します!絶対。
リーマンショック以降の不景気で、この計画が延期や中止になりませんように、と願わずにはいられません。
(2010年3月追記: 就航する可能性が一番大きいのは、JALかベトナム航空だと思います。が、皆さんご存知のようにJALはこのような状態になっていて、予定通りにはいかないのではないかな、というのが私の個人的な印象です。)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- JAL
PR
-
町全体が世界遺産の古都ホイアンに到着でーす。
先ずは、町の中にいくつかあるチケットセンターで、施設入場チケットセットを入手します。
かつてもTDLのチケット「ビッグ10」のようなもので、5種類(博物館系・古民家・寺・会館系・ワークショップ系)の施設をそれぞれ1つずつ入場できるというもの。
古民家に2つ入りたーい、と思ったら、チケットをもう1セット購入する必要があります。なるほどね。 -
訪問時期が5月だと、ベトナムのお祝いが続く時期なので、町のあちこちで国旗やポスター掲揚を見かけます。古都ホイアンでも、こればかりは同様でした。
-
ということで、我々が入ったのは
・ホイアン民族博物館
・貿易陶器博物館(海のシルクロード博物館)
・福建会館
・来遠橋(日本橋)
・フンフンの家
と、博物館系がなぜか2つ。
実はガイドさんがいるので、アレンジで回ってくださったみたいです。
ということは、ワークショップ系は回らなかったということです。 -
ここからしばらくは、ホイアンの町並みをご覧ください。
-
基本的に古都ですから、建物は至って古いです。でも現役使用されているものばかりで、しかもこの規模で残っているというのが、世界遺産登録の決め手なのだろうなあ。
-
ホイアンで有名なのはランタン。
お店の軒先にはカラフルに飾られています。 -
チケットで訪れた福建会館。中国の福建省出身の人の同人会館ってとっころですね。
ホイアンは昔の商業都市で、華僑の人が多く住んでいるということですから、こういう立派な施設もできるわけですね。 -
一ヶ月は燃え続けるという巨大ぐるぐるお線香。
願い事を書いて一緒に吊るのだそうで、これは香港などでも見かけましたな。中国文化なのでしょう。 -
もう、写真が多くて、どれがフンフンの家でどれがそうでないのか、わからない状態です。
フンフンの家も、まあ基本こんな感じです(これは違いますけど) -
ホイアンで楽しみにしていた物件「来遠橋(日本橋)」。
その昔、国際都市ホイアンには日本人街もあったとか。それが日本は鎖国政策時代になり、それまでいた日本人も皆引き上げてしまい、今はこの橋しか日本人の名残がないとか。
その後は華僑一色らしいです。華僑が歴史を刻んで現在に至っているということで、自分たちではなかなか「日本橋」とは呼びませんね。遠い国から来た自分たち(移民)の橋とうことで「来遠橋」。
ところが、英語のパンフレットにはJapanse Bridgeとなっているところが複雑です。かっこ書きも何もありません。そのまんま日本橋なわけです。 -
しかし日本人の私から見たら、来る前から違和感を感じていたんですが、実際に見てみたら、その違和感が増殖します。だって、絶対に日本人が作った橋とは思えない造詣なんですもの。
その違和感はガイドさんによって見事に払拭されました。つまり、橋の床部分が日本人が作ったもので、その上の壁とか屋根はその後残った華僑によって増築され、現在の姿に至っているというのです。
やっぱりね。この情報を出発前に触れられずにいたので、妙に納得。 -
日本橋の内部です。
いずれにしても、当時の橋が立派に残っているのは、素晴らしいです。立派なものを残したというか、日本人が確かにここにいた、という証を現代でも感じられることがちょっと嬉しかったです。
たとえ、外観が中国チックになってしまっているとしても。 -
ホイアン、どうですか?
ドンちゃんはすっかりお気に入りです。
それでは、これから少し地元の人々の写真を失礼ではない程度にご紹介します。 -
と、思ったらいきなりシクロ軍団です。
実はホイアン、日本人観光客にほとんどお会いしませんでした。
西洋のかたの観光スポットとなっております。
西洋から来たら、この世界は確かに思いっきりファンタジー・ワールドだろうなあ。 -
何気に白いアオザイのお姉さん登場。白い上下は女子高校生の制服ということなので、学生さんなんですね。
-
行商の女性。
-
あ、こちらもアオザイのお姉さんず。
-
荷物を引く女性。
-
床屋さん。ちょっとお腹がメタボのようです・・・。
-
そして、この写真。一番大好きになった町ホイアンで、一番お気に入りの写真になりました。
ホーチミンやハノイと違って、実に素朴な、時間が止まったようなこの町で、年配の女性が二人、寄り添って歩いている姿が何ともすてきだったのです。 -
ランタン職人さん
-
どうですか?
ホイアンの魅力が伝わっているといいなあ。 -
ランタンは町のあちこちで見かけます。
毎月、旧正月の14日(満月の日)の夜には、町中がランタンで埋め尽くされるんですって。素敵ですね! -
ということで、今度はしばらく昼間のランタンの風景をご紹介します。
-
日本橋に続くこの通りは、ランタン屋さんが集まっています。
-
さてさて。
ホイアンには、ランタンの他にも、シルクの産地としてアオザイのオーダーメイドなども有名だそうです。
毎年パーティドレスを新調しているので、気が早いけど来年用のドレスとしてアオザイを作ることにしました。 -
刺繍製品のテーブルウェアも販売もしていましたが、あまり欲しいと思えるツボを押す商品もなく、刺繍画が逆に高すぎて気軽に買えるものでもなく、パンちゃんに大うけの売り子さんと盛り上がった後、アオザイオーダーのコーナーに移りまして、いろいろ迷った挙句、どうせ作るなら、フォーマル・パーティで着るので、正装のお帽子を共布で特注することにしました。
普通はオーダーメイドでここまで注文する人は少ないらしく、ホイアンにアオザイ職人さんは沢山いれど、帽子を作れる人は二人しかいないんですって。こんなスペシャル・オーダーのわがままぶりを発揮してしまったニモりんでした。
そして普通はホテルに朝、完成したアオザイを届けてくれますが、正装のお帽子が完成時刻が出発ギリギリになってしまうため、帽子だけはこちらからお店に伺う約束をしました。
この帽子は、ベトナムの花嫁さんがつけたり、フォーマルなパーティのときにかぶるもので、うちの会社のベトナム・オフィスの社員がパーティでかぶっていたのを見て、いいなあ、と狙っていたのでした。 -
ホイアンで宿泊したホテル。「ホイアンホテル」(そのまんまの名前)
http://www.hoiantourist.com/home
系列にはホイアン・ビーチ・リゾートというホテルもあります。
というのも、ホイアンの旧市街を観光する際、近くにビーチリゾートがあって、日本人はホテルをそちらにすることが多いのだそうで、ホイアン・ビーチ・リゾートもビーチのホテル群に位置しています。 -
私たちは旧市街の夜を堪能したいという目的が当初からあったので、施設が古くても旧市街のホテルを選んだんですが、なかなかどうして、よかったです。
ただ、綺麗で何でも設備が揃って、というのを期待していると、がっかりするかもしれません。ここはベトナム、という点を認識して過ごせるなら、実に最高です。ワタクシはツボにはまりました〜。
ベッドルームには蚊帳なんかもあったりして、お風呂もバスタブがあるものの、湯沸しタンクがあってそこからお湯が出る仕組みです。本館は階段しかありません。とにかくレトロで、実に古風な洋風とでも申しましょうか。私はこの世界が大好き。 -
夕食は、旧市街の北西にあるレストランにて。
「LE BA TRUYEN II」という450席もあるホイアン一、大きなお店です。旧名は「PHO HOI 2」という名前でした。
敷地内に入ると、ホイアンらしく庭じゅうにランタンが飾られていて、陽も落ちた空に美しく灯が燈されて、ロマンチックです。 -
ニモりんは、このお庭を見た瞬間にメロメローンと、一気にやられてしまいました。
-
ホイアン三大名物料理(ホワイトローズ、カオ・ラウ、揚げワンワン)がいただけます。
団体によく使われているようですが、これまた上手く分けられていて、私たちは二人だけになるようなフロアで料理をいただきました。もっとも団体さんは西洋人でした。この雰囲気、たまらないだろうなあ。 -
夕食後、ホテルまで送ってもらったら、この日のツアーは終了です。
ところで、昼間ホイアンを歩いてみて、この町が小さいことを理解し、だいたいの地図を頭に入れていた我々は、夕食が終わっても20時前だし、まだまだホイアンの素敵な町を歩きたくてたまらない状態です。 -
ホテルまで送ってもらってしまうと、また逆戻りして町の中心まで歩くことになるので、レストランを出た段階でガイドさんに「もっとお散歩したいので、町のどこかで下ろしてくださいな♪」とお願いして、レロイ通りという要の交差点で解散させていただくことにしました。
-
どこをどう歩いても、店の軒先にはランタンが灯っていますし、歩いているだけですっかりご機嫌(←しらふのニモりん)
-
旧正月の14日の夜じゃなくても、いくつかあるランタン屋さんのお店では、こんな風景が展開されているのです。
-
ベトナム国内から旅行に来ている大学生の皆さん。とても楽しそうにランタンを選んでいます。
なぜか「一緒に写真を撮ってください」とお願いされ、記念撮影してしまいました。これはスリの手口なのか?とも警戒してみたものの、本当にいい子達で、警戒したのが申し訳なくらいの皆さんでした。 -
どうですかーーー?
綺麗ではありませんか??? -
ホイアンが、こんなにお気に入りの場所になるとは、はっきり申しまして想定外!!
ベトナムの世界遺産、けっこうやります。 -
ホイアンは、トゥボン川という小さな川が流れていて、その両岸はレストラン(というより一杯飲み屋?)が並んでおります。
-
ホイアンは飲めないニモりんが夕食後、ラッシーやお水で二軒目、三軒目と一杯飲んでは次の店へとはしごしてしまうほど楽しい町です。すごいでしょ?
-
なんでそんなにハイテンションになってしまったかと言うとですね。それはホイアンの夜がとっても素敵だからです。
-
ちなみに、日本人はたまに見かけますが、夜のカフェ(お酒の出る店もカフェといいます)では、まったく出会いませんでした。それどころか、町は西洋の皆さんでにぎわっています。こんな素敵な夜なのに、もったいないなーーー。
ベトナムビール「333ビール」を飲むドンちゃん -
おそらく、日本人は皆さんビーチのほうに泊まっているからなんでしょうねえ。もちろんビーチリゾートもそれはそれでいいでしょう。でもホイアンは夜がまた素敵!皆さん、旧市街の古いホテルもムードありますよ。
-
朝です。
昨晩、はしごしてホテルに戻ったのは、それでも日付が変わる前だったので、お風呂に入りネットしながらさらに部屋飲み(二モりんはお水)しても、十分睡眠がとれました。
とてもお天気の良い日で、朝食はテラスでいただきます。に・・・日本人がいないな。本当に昨日からこんなに日本人と会わない海外って何?というくらい、西洋人に囲まれております。 -
本日も朝食でフォー。ホテルの朝食で出るフォーってどうよ?と思っていたら、これまたうまっ。
ところで、ここのコックさんがノリノリで、ドンちゃんに大きな葉っぱを噛ませて写真を撮らせたり、いい味出してました〜。 -
そうそう、ホテルは大きくて、プールやスパもあるんですよ。数泊したら、いろいろホテルライフも楽しめるのになー、なんて思っちゃいました。
-
ということで、出発前に立ち寄ったアオザイ屋さんで無事、特注のお帽子も受け取り、ホイアンともお別れ。
ランチをホイアン郊外のお店でちょっと早めにいただき、次の世界遺産「ミーソン遺跡」へ向かいます。
ホイアン、未練たらたらなので、間違いなく再訪計画を立てる予感。今度は自力できても大丈夫そうだし。楽しみだなあ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- ゆみずさん 2011/04/19 20:28:38
- ホイアン良さそうですね〜
- ねりねり(nemo-lin)さん、はじめまして。
ゆみずと申します。
GWにハノイ&ホイアンに行くので情報収集させていただきました。
特に夜のホイアンはステキですね♪
私たちはビーチ沿いのホテルですが、4泊するので
日中はホテルのプールで、夕方からホイアンの街に繰り出そうと思います。
ねりねり(nemo-lin)さんの旅行記ですっかり盛り上がってきました。
他の旅行記もじっくり拝見させてくださいね。
ではでは。
ゆみず
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
48