2009/04 - 2009/04
224位(同エリア489件中)
youさん
新緑がさわやかな春の季節に、西安(3泊)→天水(泊)→蘭州(2泊)→武威(泊)→酒泉→嘉峪関(泊)→瓜州(泊)→敦煌(2泊)→車中泊→トルファン(2泊)→ウルムチ→西安(泊)と西域河西回廊のオアシス都市を巡りました。シルクロードの至宝が眠る莫高窟や1600年前の古代世界を鮮やかに伝える地下画廊や壁画など堪能した旅でした。この旅行記では、嘉峪関→楡林窟→敦煌→トルファンを掲載します。表紙の写真は鳴沙山から月牙泉を望む
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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旅の10日目。宿泊した瓜州(安西)の生活用品を売る市場。瓜州は敦煌の東北約110Kmにある人口約9万人の田舎町
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瓜州からバスで1時間ほど、敦煌の東約160kmの楡林河を挟む断崖に残る楡林窟全景。9世紀以降の壁画が見もの
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楡林窟説明板。壁画や塑像は一級の歴史文化財と説明
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石窟は全部で河の両側の崖に41ヵ所ある。石窟内部の写真撮影は禁止
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第3窟の普賢菩薩。絵葉書から。色彩が実に美しく残っています
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第15窟。飛天の壁画
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石窟の中に高さ25mの大仏が収まっている第6窟入口
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他の観光客は見当たらず美しい壁画を堪能しました。タマリスク等の花と新緑が春の季節を感じます
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敦煌の街に到着。敦煌歴史博物館見学後に街中散策しました。敦煌観光の拠点だけあって清潔な街との印象です。この街に2泊します
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みやげ屋通り(商業一条街)
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オアシス都市らしい通り(鳴山路)
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敦煌の子供たち
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旅の11日目。前日夜ホテルにて、莫高窟研究員による特別講演があり、敦煌の歴史と莫高窟の見所など予習しました。
敦煌の街から莫高窟へ行く途中は砂漠地帯。遠方の山は鳴沙山の東端で、莫高窟はその断崖に開削されている -
莫高窟へ向う途中の風景。待望の古代芸術に出会える興奮で足取りも速まります・・
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断崖を形成した大泉河。訪れた4月は枯川でした
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莫高窟の象徴である北大仏殿全景。この石窟室内には高さ36mの大仏が鎮座しています
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断崖に掘られている石窟は492窟。4世紀から1000年にわたり造営が続けられたといわれています。見学は、昨晩ホテルで講演された研究員がセレクトした各窟を案内・説明してくれます。写真撮影は禁止
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第45窟。彩色された穏やかな顔の菩薩像(7世紀)。ガイドブツク「敦煌」海天出版社発行から転載。以下同じ
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第285窟。「5百の強盗が仏となる物語の第三回」の壁画。悪行しても善行して改心し仏門に帰依することで極楽を享受できますよ・・とのメッセージを込めているみたい
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第57窟。初唐時代(6世紀)代表作品である菩薩像壁画。莫高窟最高に美しい菩薩さまと言われている
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第220窟。二人の舞踊。6世紀
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第112窟。演奏会の壁画。7世紀。舞台中央で身体を曲げて琵琶を背にして弾いている伎楽が注目されています
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第259窟。座禅定仏塑像。敦煌のビーナス像とも呼ばれている。4世紀。
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石窟入口の上の壁に見られた飛天の壁画。柵の外から望遠で撮影
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石窟入口の上の壁に見られた飛天の壁画。柵の外から望遠で撮影
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莫高窟わ見学の後、入口付近にある莫高窟陳列館に立寄ります。この中で石窟レプリカが原寸で見られます。莫高窟陳列館にて撮影
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夕刻、鳴沙山と月牙泉へ向います
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鳴沙山は観光地化されていて、入場料を支払って入ります
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鳴沙山ふもとまで、ラクダに乗り散策します
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鳴沙山に上ってみました。下に見える有料の梯子を使って約10分で山頂にたどり着きました。多分梯子を使わないと、相当な体力があっても足が滑って難しいでしょう。眼下に月牙泉が見えます
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鳴沙山の山頂から西の方向。砂漠が続いています
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月牙泉から鳴沙山方向。上った鳴沙山はたいした高さではなかったみたい・・・
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砂漠に残る模様は、波紋というよりは人々が歩き回った足跡みたいです・・・本当は自然の波紋がよいのですが
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2泊した敦煌のホテル全景
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旅の12日目。敦煌近郊の西千仏洞へ。党河の断崖にある石窟で敦煌と同系列様式の壁画がある。撮影禁止。破損が多いことと敦煌の壁画を見た後なのでいま一つでした
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西域南路への関所だった陽関へ
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門の前の道具は、高い塀を乗り越えるための人力エレベータ
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陽関
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荒涼たる砂漠が広がっています。シルクロードの旅人は大変な思いでこの風景を見たのでしょうね
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漢代の関所あと玉門関
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漢代の万里の長城。2000年の風雪に耐えた姿だがやがて土に帰るのでしょう
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敦煌近郊の観光の後バスで柳園駅に
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ここから夜行寝台列車で天山南路のオアシス・トルファンへ向かいます。21時35分発→6時20分
トルファン着 -
旅の13日目。トルファン駅に早朝定刻に到着。約1時間バスでトルファンの街に。ホテルでしばし休憩。その後高昌故城へ。ここは玄奘三蔵が求法の途上に手厚いもてなしを受けた寺院
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高昌故城の仏塔跡
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高昌故城の周囲は約5Kmにも及ぶ。紀元3世紀から1000年の間繁栄した高昌ウイグル帝国の都だったというが、その長い歴史もやがて砂漠の中に消え去るのかな・・。後方の山々は火焔山
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アスターナ古墳群を見学した後、火焔山ふもと沿いの道路を抜けて、ベゼクリク千仏洞へ向かいます
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ベゼクリク千仏洞(6世紀開削)のある渓谷
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トルファンの文化旅遊広場
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トルファンの美人姉妹
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トルファンの素朴な子供たち。
嘉峪関→楡林窟→敦煌→トルファン編 おわり
最後までご覧いただき有難うございました
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