2009/04/24 - 2009/04/24
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4月24日、旅2日目。の続き。
ガウディ建築ですっかり酔っぱらってしまった私たち。
夫っちの強い希望があり、次に行くのはサン・ジュセップ市場。
少し距離があるので地下鉄で移動(パセジ・ダ・グラシア→リセウ)。
チケットはタルヘタ・ディエス(T-10)
最初にタッチパネルで英語表示にしたので、迷うことなく購入。
(早送り〜((((((((^_^))
市場→ゴシック地区をぐるぐる(迷った?)→ランチ→カタルーニャ広場のiで情報収集
そして、夫っちが壊してしまったドライヤーを買いに行くことにしました。
インフォメーションのお姉さん曰く、「ウニベルシタットからサン・アントニにかけての道に電気屋さんが集まっているから、そこに行ってみたら?」とのこと。
言われた通りに、電気屋街へと向かいました。
ところが、肝心なことを忘れていた私たち。
いや、なめてかかっていたと言ったほうがいいのかも。
ここはスペイン。午後2時を過ぎた頃からほとんどのお店がシエスタに入ってしまうのです。
そんなこと言ったって、1件くらいは量販店みたいなのがあって、どどーんと営業しているだろうと期待して、ずんずん進みました。
すると、確かに大きめの電気屋さんがありました。
でもね、やっぱりね、みごとにシエスタしてましたよ。(-_-;)
最終的にエル・コルテ・イングレスの家電売場で、ちゃーんとゲットしました。
トラベル用、電圧変換機能付きドライヤー。15ユーロ也。
(もっともプラグがヨーロッパ型なので、日本で使うためには何か工夫が必要ですが、それは後で考えることに。)
(早送り〜((((((((^_^))
ホテルで少しシエスタ→サグラダ・ファミリア→スペイン広場(噴水ショー)
噴水ショーの後、夕飯にはまだ早いのでもう少し歩くことに。
「夕方以降は人もいないし、何もないし、よくないらしいよー」
と止める私の言葉もむなしく、夫の希望でモンジュイックを散策。
カタルーニャ美術館からミロ美術館のところを通り、フニクラまで行っただけですが、40分くらいかかりました。(途中少し迷ったからかも)
しかも、途中で見かけたのは4、5人。(^_^;) 本当に何もないし、誰もいないし、変な時間には行かないほうが良いところです。
フニクラも5、6人しか乗っていなくてちょっと不気味。
夜はまたゴシック地区をうろうろ。
BARで飲んで食べて、1日が無事終了。
ちょっと疲れた都会の1日。
【本日の出費】
夫っち朝のコーヒー 1.00
朝食 5.25
カサ・ミラ 19.00
カサ・バトリョ 29.70
T-10(地下鉄) 7.70
ティータイムのお茶 3.80
ランチ 15.90
ドライヤー 15.00
ガウディ風モザイクの牛マグネット 4.95
水 0.61
夕食(BAR) 29.40
TOTAL 132.31
【登場人物】
私……B型。予習はしっかり。でも、現地では「勘」でどうにかなると思っている。建築やインテリアが好き。
夫っち(オットッチ)……A型。見て聞いて確かめてから行動する慎重派。自然が大好き。
クロコブタッチとモモコブタッチ……今回の旅のお供。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
-
サン・ジュセップ市場。
大きなアーケードがあり、中は結構ゴミゴミしています。
アーケードがある分薄暗いせいか、あまり「うわ〜っ」という感じはありませんでした。
(写真もほとんど撮っていないし(^_^;))
思っていたのと違ったことは、魚介類が多かったことと、チーズを売る店が少なかったこと。
中にはBARも数件ありましたが、グルメ食材を出す店も多く、お値段高めなんだとか。
怖いので近付きませんでした。(笑)
奥のほうにはキッチン雑貨を扱う店舗もあります。
日本でも流行っている「ルクエ」のシリコン製スチーマーを発見。値段をチェックしておいて、後で他で買おうかぁなんて言っていたのですが、結局ここが一番安かったので、購入は断念。
旅では「欲しいなぁ」と思ったものは、やっぱりその場で手に入れておかないと。 -
ランブラス通りを歩いていると、大道芸人がたくさんいました。
じ〜っと時間が止まったように動かないで、お金を入れると動くパターンがほとんど。
でもある人は、勝手に写真を撮られたときに(私ではない(^_^;))怒って動いてました。(笑)
もうガウディはお腹いっぱい。
と言っていたはずなのに、わざわざ脇道にそれてグエル邸を見に。
ミラ、バトリョと比べると外観はシック。
上にちらっと見えるカラフルなボールは、サグラダ・ファミリアにも付いています。 -
ドアの上の装飾。
こういうのを見ると、
「掃除、めんどくさそう……」
なんていう無粋な感想が出てきてしまいます。(^_^;) -
レイアール広場。
ガイドブック等では、もっと大勢人がいる写真ばかり見ていたので拍子抜け。
夜は雰囲気が違うのでしょうね〜。 -
ゴシック地区の路地は本当に細い。
日当り悪そう。(^_^;)
あまり治安がよろしくないとされているエリアで、特にシエスタの時間帯はやめておけとガイドブックには書いてある。
私もそう主張。
が、「へーき、へーき」と歩き始める夫っち。
旅慣れているのだか、旅慣れていないのだか、よく分からない人です。(^_^;)
でも、この「へーき、へーき」という姿勢が、明日悲惨な事件を巻き起こすのです。 -
ランチはコロン通りから1本中に入ったところにある、FrescCoというチェーン店で。
入り口のところからサラダのバイキングがずら〜っと並び、終わったところで好きなドリンクを頼んで会計。(ワインも選べます)
席に着いたら、温かいお料理やデザート・コーヒーをまたバイキングで取ってくる。
そんなシステムのお店でした。
サラダは美味しかったけれど、他は……う〜ん……。
ピザとか、大したことはなかったです。
言葉に困ることがないのと、野菜不足になりがちな旅のビタミン補給という点では、とても良いのですが。
私はここに入る前後から、胃腸がどよ〜んと重たくて重たくて。
旅行だから張り切ってはいるけれど、出発2日前に38度の熱を出して寝込んでいたのだから、まだ病み上がりなのですよ。(^_^;)
食欲もあまりなく、私の分まで夫っちがいっぱい食べてました。(笑)
http://www.frescco.com/ -
コロンの塔。
日本では「コロンブス」ですが、地元の人は「コロン」と呼ぶそうです。
お菓子みたいな名前。
一番上の像はもしかして、アメリカ大陸の方向を指差しているのかも。
かなり上の方にあるので、コロンブスの代わりにバスコ・ダ・ガマが乗っていても分かりません。(笑)
後から知ったのですが、この塔の上部は展望台になっていて上れるらしいです。 -
シエスタ後に行ったサグラダ・ファミリア。
最寄りの駅名も「サグラダ・ファミリア」です。
私たちはL5(5号線)で行ったのですが、電車から降りるとこのシルエットのマークがあり、「こっちだよ」とスペインにしては分かりやすく案内がありました。
素直にしたがって地上に出ると、東側に出てきます。
地球の歩き方に掲載されている写真は、水面にサグラダ・ファミリアが映り込んでいます。
そして、地図を見ればサグラダ・ファミリアの横にある緑地の真ん中に大きな水色の円。
やっぱりここから見るしかないでしょー。
何年か前に訪れた人の旅行記で「水がなかった」という話も事前にキャッチしていたけれど、今日はあるかもしれないし……。と、祈るような気持ちで公園に入っていきました。
が、やっぱり、なかった。
池があった痕跡はあるのに、水はからっぽ。
工事をしているような、していないような、中途半端な気配。
見上げれば、サグラダ・ファミリアはどどーんとそびえていたけれど、期待が大きすぎたせいか、水がなかったせいか、「あー、写真で見たまんま」という感想しか浮かびません。(^_^;)
逆光気味だし、気合いが入らないから写真もろくなのがありません。(笑) -
入場はしないまでも、一応ぐるっと一周してみよう。
と言っても、な〜んかやる気出ません。
午前中に見たカサ・ミラとカサ・バトリョで、ガウディを体が受け付けない。(笑)
受難のファサードに到着。
現代アートみたいな雰囲気で、私は結構好きです。
でも、他の部分とは明らかに違う雰囲気で、ちょっと浮いている感じもします。
約15年前にもバルセロナを訪れたことのある夫っち。
「何一つ変わってない。本当に工事はしているんだろうか」
と、ボソッとこぼしていました。
2026年の完成を目指しているそうです。
本当に完成したら、そのときこそ入場もして、じっくり見てみたいです。 -
地下鉄に乗ってエスパーニャ駅へ。
スペイン広場で行われる、スペクタクルな噴水ショーを目指します。
インフォメーションでしっかり「7時スタート」という情報もつかんできました。
私たちが駅に着いたのは7時5分。
でも、地下鉄の出口から地上に出たのに、どこにも人がいないし、噴水もない……。(;_;)
スペイン広場の噴水って聞いたけど、スペイン広場は道路のど真ん中だし。(^_^;)
それに私たちが知っている噴水ショーはライトアップ付き。ところが、まだまだ昼間のように明るい空。
そのとき。夫っちが指を指して言います。
「あ、あっちに噴水がある」
見えたのは小さな噴水。そこらへんの公園にでもありそうなもの。なんか違う〜と思ったとき。
「あ、ほら、あっちにもある」
「あー、道に沿ってずっと続いてるー」
小さな噴水がたくさんありました。
とりあえずそっちに行ってみよう。
と、歩き出しながら行く先に目を凝らしました。
「あははははは、あったあった、あれだ、あれ」
「ぎゃはははははははは」
私たちはもう、笑いが止まらない。
あまりにもすごい噴水が、そこにはありました。 -
クラシック音楽に合わせて水が弱くなったり、強くなったり。右に左に揺れたり。
風があったので、脇を通ったときには少し濡れました。
綺麗というより、可笑しい。(笑)
想像していたよりも、ずっとずっとスケールが大きいです。
でも、7時スタートはひどすぎ。
9時スタートにして、是非ともライトアップされたショーを見たかったです。(T_T) -
怖くないのかー、子供たち。(^_^;)
-
奥のほうに見えている2本の塔があるところが、スペイン広場。
噴水に近付き、そのまま進み、カタルーニャ美術館のところを通り……
その後は誰もいないモンジュイックへ。
坂は多いし、人はいないし、モンジュイックは不気味な印象しか残っていません。(^_^;)
早く街に戻りたいとばかり考えていたので、写真が1枚もない……。 -
ゴシック地区でうろうろしたけれど、BAR選びは本当に大変。
人、人、人で賑わう大人気店があるかと思いきや、隣の店は誰1人入っていなかったり。
本当に極端。
ほどよく賑わっていて、でも落ち着いて食事ができそうな店がないっ。
いい感じかな〜と思うと、BARではなくRESTAURANTEで値段が高い。
結局、本でもいろいろ紹介されているらしく、旅行者がやたらと多いBARで順番待ちをして、ようやく着席。
隣りの席にいた、フランスのトゥールーズから来ているというカップルとも少し話して、楽しい夕食タイム。
フランス人の彼は、出てきたビールを大きいサイズに変えて欲しいとカウンターに言いに行ったので、彼女は私のほうを見て苦笑い。
夫っちは、食事中だと言うのにろくに会話もせず、ノートに何やら書き込むのに夢中なので、私は彼女のほうを見て苦笑い。
旅行中は何故か異常なほどのメモ魔になった夫っち。これには、いささか閉口。(^_^;)
何時に起きた、何時に電車に乗った、地下鉄でどこからどこまで移動……等々、こと細かに綴ってあり、とんでもなくA型らしい一面を見た気がします。
いつも食事はメモ代わりに写真を撮っていた気がするけれど、この日はなし。
何を食べたかも記憶になし。
でも、隣りでフランス人の彼が、小さなカタツムリをムシャムシャ食べているのだけは、良く覚えています。
こうして旅の2日目も何とか終了。
明日はフィゲラス行きです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2009/05/20 00:00:22
- 新婚旅行でのフリー旅行!
- すぱーくりんぐさん、こんにちは。
はじめまして。
ご結婚おめでとうございます。
新婚旅行でのスペイン!
我が家もむかし訪れたことがあって、懐かしく当時を思い出しながら
拝見したんですが、なんと新婚旅行でバックパック&ホテルも
現地手配中心の旅なんですね!
すごいですね〜!ビックリです。
ツアーではとても経験できない体験の数々。
普通の旅とは比較にならないくらい思い出深い旅になられましたね♪
バルセロナの噴水ショー!
初めて拝見しました!写真に写る人の小ささから、そのスケールの
大きさにビックリです!!
- すぱーくりんぐさん からの返信 2009/05/20 08:22:48
- むんさん、こんにちは
- ご訪問、ありがとうございます!
新婚旅行用のパッケージツアーだと、ゴージャスなホテルに泊まれたりするんですよねぇ。(ちょっと憧れ)
でも、2人で力を合わせて旅を乗り切ったという経験は、何ものにも代え難い。そんなふうに思っています。
噴水ショー。すごかったです。
いくら写真に残しても、いくら言葉にしても、あのスケールは伝わらない気がします。
スペインに行かれることがあったら、是非ちらっとでも見に行って下さいね。
ちなみに、次は上海に行きたいねー、と話しています。
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