2009/05/09 - 2009/05/10
128位(同エリア288件中)
熱帯魚さん
汽車に乗って上海から南京に遊びに行きました。
南京に到着した日はまず中山陵と明孝陵を見学。見学を終えると、日はどっぷり暮れて空が真っ暗になっていました。とりあえず足も痛いしお腹も空いたのでタクシーに乗って、夫子廟を目指すことにしました。
◎ 南京まで来てなぜか火鍋
◎ 夫子廟の夜景
◎ 江南貢院
◎ 夫子廟
◎ 中華門
◎ 動車組で南京から上海へ
【旅の日程】
1日目:午前の汽車(動車組)で上海から南京へ。中山陵や明孝陵を見学。夜は夫子廟の夜景を見に行く。
2日目:江南貢院、夫子廟、中華門を見学。夕方の汽車で南京から上海。
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
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夫子廟のすぐ近くにタクシーで到着。なぜか火鍋が食べたくなったので、近くにあった火鍋のお店に入ってみました。火鍋のお店では、ザリガニも売ってました。
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夫子廟の入り口です。このあたりは、土産物や衣類、食べ物を売る小さなお店が並ぶ、賑やかな繁華街でした。レストランも結構ありました。
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秦淮河にかかる橋から撮った夜景です。
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新しい建物が多いのか随分すっきりした感じがしました。
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公安にもちょうちんの灯りが灯ってました。
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翌日、駅前からバスに乗って、江南貢院にやってきました。江南貢院は、1168年に、夫子廟地区に建てられた、中国最大の科挙試験会場です。最盛期には受験用の個室が20644室もあったといいます。
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入り口に立っていた銅像です。有名な人なのかも?
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こんな感じで試験に励んでいたようです。
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壁に飾られていた絵です。おめでたい感じがします。
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跳龍門
龍門は江南貢院の三番目の門で「大比」の年のみ二解放されていました。龍門が開くと、庶民はこの門を飛び越したそうです。この門を飛び越す回数によって、合格祈願などをしました。
説明を読んで、相棒も、ぴょんぴょん飛び跳ねてました…。 -
合格した時に着る衣装(?)がありました。ほかにも江南貢院で科挙に合格した有名人についての説明や、当時の科挙試験についての展示がありました。
特に面白かったのは当時の人でもカンニングをしていたという点。手のひらサイズのカンニングペーパーが展示されていました。 -
当時の試験個室を再現したもの。試験の際、受験者はこの個室の中で3つの試験を受け、計9日間を過ごしました。昼間は試験、夜は小さな個室で身体を曲げながらどうにか眠りについたそうです。個室には蚊がいたり、蛇が登場したり…なかなかスリリングだったようです。
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試験個室を再現しているひとつひとつに、人形が入っていて、当時の試験の様子が詩と人形の様子でわかるようになっています。
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魁星点闘
北斗七星の第一星「魁」は、科挙が行われた時代には文運の象徴していたそうです。古代の科挙試験会場の大門にはこの碑が建てられていました。この碑の中には、10の文字が隠されており、受験生はこの碑に隠された文字を見つけることで試験の運を占ったといいます。 -
江南貢院の前には銅像がいくつかたっています。ここが輩出した有名人のようです。
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江南貢院から歩いてすぐの夫子廟にやってきました。孔子が祀られている廟です。
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孔子の像がたっています。中国で一番大きな孔子像だそうです。
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こちらは中国で一番大きな孔子像(絵)です。
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東南第一学
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尊経閣
以前はこの場所に学校があったのだと思いますが、今は伝統音楽を聴けるちょっとしたホールになっていました。お金を支払うと、曲を演奏してくれるようです。 -
鐘がありました。この鐘を鳴らすのもお金が必要だとか!寒山寺の鐘を思い出しました…寒山寺もいくつ鐘をつくかで金額が違うという不思議な制度をとってました。ちょっと幻滅…
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夫子廟を出て、今度は中華門に向かいます。バスに乗って行こうと思ったのに、相棒は歩く気満々。地図で見ると近いですが、果たして?
このお店は歩き始めてすぐ見つけた豆のお店。状元とは科挙試験に合格した人のこと。食べると頭がよくなるようです? -
とりあえず買ってみました。家に帰ってから食べてみましたが、甘いようでしょっぱいようで不思議な味でした。もうちょっと甘みが強い方が好みかな〜?
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夫子廟を出て、中華門へと向かう途中、文得橋から眺めた秦淮河です。夜とはまた違った趣があってなかなかいいですね。
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それから北にずーーっと歩いていくと、中華門に到着しました。思ったより遠かったですが、途中住宅街を通るので、市民の生活を垣間見ることが出来て興味深かったです。
写真は中華門です。明の時代に建てられた南京にある13の門のうち規模が最大のものです。門がいくつも連なる不思議な門でした。 -
蔵兵洞です。古代、戦争の際に物資を蓄えたり、兵士が待ち伏せするのに使われたそうです。外は30℃以上でしたが、この中はとても涼しくてびっくりしました。
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以前使われたという兵器です。
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城門の上に登ってみました。写真は登りきった時に撮影したものです。
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こちらも城門の上からの眺めです。本当に巨大な門です。
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城壁は遠くまで続いています。進入禁止なので、写真を撮るのみでした。中華門は思っていたよりも奥行きが広く、想像していた門とは全く違いました。現存する門は清の時代に再建されたものだそうです。ここでは日本軍と国民党軍も戦ったことがあったとか。歴史を感じます。
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中華門を見た後は、33番のバスに乗ってホテルへと戻りました。写真はバスを降りたところにあった門です。南京が城壁に囲まれていた街だということを改めて感じました。
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ホテルで荷物を受け取って、そのまま歩いて南京駅に向かいました。南京駅の中はまるで空港みたいです。
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ホームはすごい人でした。ちょうど南京に到着した列車があったのかもしれません。帰りも中国新幹線、動車組で帰りました。16:49に出発し、19時前には上海に到着しました。
南京は見所が沢山あり、総統府や太平天国歴史博物館や南京大虐殺遭難同胞記念館等今回は時間がなくて見ることが出来ず残念でした。また次回、今度は涼しい時期に南京を訪れたいと思います。
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