2017/04/25 - 2017/04/29
33位(同エリア288件中)
さーしさん
出張を利用しての初めての南京。
日本人にとってみれば敬遠しがちなこの都市に敢えて行ってみました。
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地下鉄2号線云锦路駅下車、2号口を出るとそこは「侵华日军南京大屠杀遇难同胞纪念馆」です。いわゆる南京大虐殺記念館。
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南京と言えば「南京錠」「南京玉簾」「南京虫」など日ごろ使う言葉がありますが、やはり「南京大虐殺」と言うイメージが強いのではないでしょうか
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昨年の瀋陽「九一八纪念馆(満州事変記念館)」に続いての我々日本人にとってはいろいろな意味を持つデリケートな場所への訪問です
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ここは入場料無料です
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想像していたより広く、新しく感じました。
開館は1985年ですが、2007年に拡張開館したとの事 -
外観は普通の美術館、博物館のようなデザインです
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数字根拠は定かではありません
ただ、言えるのはここは犠牲者の追悼施設という意味合いはあまり感じられませんでした -
至る所に300,000の文字が強調されていました…
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唯一、追悼らしさを感じられ所
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当初行くことを躊躇っていました。どこから見てもTHE日本人の私、冷たい目に晒されたり攻撃的な言動を受けるんではないかと、ただこの旅を通して不快な思いをすることは一切ありませんでした。
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次は長江に掛かる南京長江大橋に向かいます
当日は基本的には地下鉄での移動を考えていたため交通ICカードがとても有用でした -
地下鉄3号線上元門駅3号出口から後ろの通り(沿燕江路)を右に曲がってひたすら真っ直ぐ15分、街の雰囲気を感じながら歩きます
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突き当たりを右に曲がると大橋公園が見えてきます
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近づくにつれてそのスケールの大きさに圧倒されます
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上が自動車道、下が鉄道です
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エレベーターで上に上がろうと入口付近まで行くと「今は登れないから、これより先へは行けないよ(中国語)」と無情の宣告…
後から調べると、昨年10月末より27ヶ月間のメンテナンス期間に入ったとの事で、今は鉄道の通行のみで車は通行禁止になっています。エレベーターの運行停止期間は定かではありません -
気落ちする私を不憫に感じたのか、非常の宣告をしたおじさんはアドバイスをくれました
「道を100m戻って反対側に回りなさい、そして真っ直ぐ行きなさい(中国語)」
回れば上がれるのか!期待をしながらおじさんの言う通り反対側に回ります
ただそれらしい雰囲気はありません…
反対側を見るとおじさんはもっと真っ直ぐ行けとジェスチャー(万国共通言語)を送ります
素直にそれに従います… -
こう言うことでした…
……。
せっかくここまで来たんだからとよじ登って行きました -
その先には、長江に掛かる大橋が…
おじさんありがとう! -
南京長江大橋は1968年に完成した中国初の独自技術で建設された橋です
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橋の部分の全長は1577m
この橋により北京と上海の鉄道が結ばれたとも言われています
地下鉄駅への帰りはバスを利用しました
当たり前ですが、やっぱり歩きより早くラクでした
新街口に戻り、ホテルに預けている荷物を受け取り今夜の宿泊先である夫子廟近くのホリデーインに向かいます
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