2009/04/22 - 2009/04/27
108位(同エリア206件中)
しろくろさん
「-スタン」とは「〜人の土地」というような意味であるらしい。
何やら気になる中央アジアの国々のうち、今回はキルギスタン、ウズベキスタン、ちょっとだけタジキスタンを見てきました。
GWを利用し2週間というのは今までで最長でしたが、偉大なる友人の「何かが開けてくると思って行動すれば必ず何かが返ってくる」という言葉通り、いろいろな意味で刺激的で楽しくて、、、最高の旅でした。
最初に訪れたのはキルギスタン。
日本人はビザも滞在登録も不要で気軽に行けます。
【日程】
4/22 HY528 21:00 成田発(関空経由) → 04:25+ タシケント着
4/23 HY779 06:30 タシケント発 → 08:55 ビシュケク着
4/24-26 2泊3日大自然満喫ツアー
4/27 HY776 19:10 ビシュケク発 → 19:40 タシケント着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
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-
ウズベキスタン航空のチケット。
成田⇔ビシケク往復+タシケントで72時間以上の途中降機、という航空券です。(72時間以内は無料)
E-チケット主流のこの時代にあって、温かみを感じる「手書き」。おぉー。もはや世界文化遺産な手書きチケット、永遠なれ。(しかしちゃんと乗れるか不安。) -
会社を30分早退して成田空港に急ぐ。まるで戦地に赴く人のように先輩に送り出される。会社の皆様ありがとう。そして有給取り過ぎですみません(- -;)
何とか2時間前に第一ターミナル到着し無事出発。経由地関空では乗ったままでよいと思い込んでいたら、普通に降ろされた上、荷物検査まであり成田で買った水2本が没収された。この旅行中一番悔しかった出来事。
ウズベキスタン航空には日本人CAが乗っておらず、怪しげな日本語アナウンスがご案内。お楽しみの初機内食は鶏肉照り焼き丼みたいなの。お手ふきがメロンの香りなのがウズベキスタンらしい。
幸運にも機内はほんまのほんまにガラガラで、ゆっくり横になって眠ること約8時間はあっという間だった。 -
機内食?(朝食)
しばらく珈琲飲めへんかもしれんのでここでガブ飲みしといた。もうすぐ到着〜。 -
機内食?(タシケント→ビシケク)
また朝ごはん。飛行機乗るだけでカロリー消費するけん食べてもよかたいね〜。
タシケント空港到着後、そのままバスで乗り継ぎ待機用の建物に連行される。インド人がやたら多いのは何故?同じ便でビシュケクに向かうJICA関係者の日本人3名様としばし談笑。 -
ビシケク・マナス空港に到着!
キルギスには米軍基地があるので、すぐ横に灰色の空軍機が並んでおり米国人らしき迷彩服の人が睨みをきかせていた。怖いけど盗み撮り。キルギス航空のしっぽが少し見えます。乗りたいな。 -
キルギスは税関申告書まで不要なのか、用紙も見当たらないし、結局出国時も問題なかった。
お迎えを頼んでおいた宿の人と車に乗り込み、40分程で市内に到着する途中で素晴らしい景色に出会ったので、思わず「スト〜ップ!」と叫んでしまいました。
白い雪を頂いた、どこまでも続く山脈。日本のそれとは規模が違うと聞いたけど、立ち尽くすほどの圧倒的な美しさ。 -
sunnyさんの旅行記を見て泊まりたかった東バスターミナル裏の"NomadsHome"に9時到着。
ユルタ部屋希望でしたが残念なことに1週間後からだそう!この中庭の草むらに建てるそうな。あ〜あ。
女性2人で経営してると聞いたけど、今は不在でErnisさんという男性とご家族が切り盛りしている様子。
リュックを降ろすと死んだように昼過ぎまで眠りこけてしまった。 -
宿から10分くらい歩き町に出て両替、アラメディン・バザール前の通りに並ぶ両替商のレートはどこも同じで1ドル=43ソム。70ドル両替した。
市内中心部を目指し地図を頼りに1時間ほどぶらぶら歩いたら、全く逆方向だった。早く気づくべきだった。類稀なる方向音痴さに絶望。 -
日本では最近とんと見かけない、野良お犬様がたくさんいらっしゃいます。どの子も幸せそうなのが印象に残った。
-
何とか正しい方向に軌道修正、中央郵便局でポストカードください、って言ったらオネエサンが投げてよこしてきた。なんちゅう丁寧な接客か。
郵便局向かいのセルフのカフェでサモサと初ラグマン、それから水、大小購入。計110ソム。
中央アジアではロシア語の「大きい」と「小さい」という単語だけでも覚えておくと役立ちます。
トマト味の濃い少々イタリアンなラグマンをいただきながら日本へのお便りを綴っていると、やっとたどり着いたんだあ、という実感が湧いてきた。 -
名も知らぬ紫色の可憐な花を咲かせる木をよく見かけた。
微かに緑の香りのする夕暮れの風に、もう夏の気配を感じる。
夜、友達からメールで「SMAP草なぎ氏捕まる」と。日本で何が起こっている? -
NomadsHomeはシャワー・お手洗い共同だけどきちんと掃除されていて快適だった。
翌朝は母屋で朝食。パン、クッキー、きゅうりとトマトのサラダ、おばあちゃんが焼いてくれた目玉焼きと自家製ジャム3種、チャイ、と充実のメニューなり。特にあんずジャムが美味しかった。 -
ひとり朝食をいただいた後はErnisさんの娘さんのアザリアちゃんと遊ぶ。彼女、かなりのダンシング・クイーンであった。
ほんとにキルギス人、特に子供は日本人そっくり。
昔々ある民族の人々のうち、魚好きが東へ行って日本人に、肉好きがそこに残ってキルギス人になった、というジョークがあるというのも頷ける。
・・・この後一度チェックアウトし2日後に舞い戻ることに。 -
26日は15時過ぎに2泊3日旅から戻りNomadsHomeに戻ってきた。
国立歴史博物館(150ソム)2階は近代史だけど英語解説がないので意味不明。3階は民俗史でユルタや衣装など展示されており結構面白い。
今日は日曜日のためか、結婚式を終えた派手な車が何台も暴走していた。博物館前の広場に停まった一台から出てきたおばさん達が、おもむろに踊り始めた。肝心の新郎新婦が見当たらない。 -
夕食はガイドさんから聞いたお勧めの美味しいレストラン、アルズ。地元ではパーティにもよく使われるとのこと、少し高そうだけど最後の晩餐くらいは奮発しようっと。
汁なし炒めラグマンというを注文してみた。他にチャイ、蒸し・揚げマンティ(餃子か肉まんみたいなの)、ナン、で194ソム。
やっぱり結構高かったぁー。
暗くなる前に宿に戻ろうと早食いするも8時でもまだ明るかった。 -
Ernisさんの息子さんと娘さんが部屋に遊びに来てくれた。名前を聞いたのに発音が難しくて覚えられなくって、二人ともごめんね。
21歳大学生の息子さんは日本センターで日本語を勉強していて来年来日するそう。さわやかイケメン。 -
10歳の娘さんも美少女。写真撮らせてとお願いしたら「あたし今ジャージでイケてへんしまた明日」的なことを言っていたけど、十分可愛いよー、と撮らせてもらう。
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翌日。午前中ウズベキスタン航空で今日の便のリコンファームを済ませ、活気溢れるオシュ・バザールへ。
キルギスで初・マルシルートカ乗車するつもりだったのに何となく躊躇してしまう。まだ旅に慣れていなかったからなのか。結局ウズベキスタンで初体験するのだけど。
で、宿からバザールまで片道1時間はかかる結構な距離だが頑張って歩いて行った。 -
香辛料や調味料を売っているお店のようだ。
お隣の中国製品も多い。 -
ナムルとかキムチとかのお惣菜を商う朝鮮系の人々。
キョロキョロしながら歩いていたら「味見してごらん」といろいろ試させてくれた。おばちゃん、あのキノコのナムル、すっごく美味しかったよ!ありがとう。 -
昼食後のデザートにと、果物屋で小さな小さな青リンゴとミカンを3つづつ買って44ソム。
そんなに買うつもりなかったのに、おねえさんの笑顔に乗せられてしまった。 -
これは魚とお肉の店。
キレイなおねえさんが肉をぶった切っている。 -
メインのバザールの横に細い路地のような場外市場(?)があって、美味しそうなにおいのする食堂や屋台が軒を連ねる。
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カリスマ美容室。
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緑多いビシケク。
右手に見えるようなジュース屋もそこら中にある。
他に面白い路上商売としては、ツム百貨店前で見かけた身長・体重測定屋さん。 -
外国のスーパーマーケット巡りはいつも楽しい。
余裕で1時間は遊べるのだ。
素敵なデザインの缶詰たくさん。 -
プリングルスの偽モンや!マレーシア製だって。
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基本的に店員さんのやる気がみえないのは旧ソ連の国独特なのか。
ぬいぐるみもダレ気味。 -
チェブ・コーンスナック発見。
お土産にしたいけど、ウズベキスタンにもあるっちゃね〜。(と、思っていたらなかったので買っておけばよかったと後悔。) -
『地球の〜』に載っている「ファイーザ」という店は美味しいと聞いたので行ってみたら、余程の人気店らしく大混雑。
仕方なく目についた「ジャララバード」というチャイハナ風の店でキルギスでの最後の昼食。スパイスの効いたサモサ、ラグマンとチャイで145ソム。
昨日までお世話になったガイドAselさんにお別れを言うためNoviNomadの事務所を訪問。ネットを使わせてもらえたのでようやくSMAP草なぎ氏に関する詳細を知る。
Ernisさんにマナス空港まで送ってもらい(宿代:シングル500×2泊+送迎450×2回=1,900ソム)、タシケント行きの飛行機に搭乗。パスポートコントロールにものすごく時間がかかったので、早めに行って正解だった。
私が感じたキルギスの自然と人々の印象は、恥ずかしがり屋で初対面だととっつきにくい感じ。路上で声を掛けられることもなかったし。だけど一度仲良くなれば惜しみない優しさをみせてくれる。
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