2009/05/03 - 2009/05/03
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GOTOCHANさん
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昨年の11月の終わり以降全然山に登っていません。何度か計画をしていたのですが、そのたびに悪天候になったり、別の予定が入ったりしました。ようやくゴールデンウィークになって登山の機会がやってきました。遠出しても渋滞に巻き込まれるおそれもあるので、近場で適当な山をさがしました。そこで、標高は700mにも満たないですが、標高差はそこそこありしかもコースも楽しく、登り応えがある明神山へ行きました。明神山はその山容から、別名播磨富士と呼ばれる秀峰です。コースも数多くあり、人気の山です。久しぶりの登山で、体力の低下を実感しましたが、新緑が美しく、充実の登山となりました。
明神山データ:標高667.9m(三等三角点、点名:明神山)、ふるさと兵庫50山(22座目)
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- 交通手段
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自宅を出て、40分ほどで登山口のある夢さき夢のさと農業公園・夢やかたに到着。登山準備を整え、あのピーク目指してスタートです。
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明神山にはいくつもの登山道が整備されています。農業公園からはA,B,Cの3コースがあり、そのうち登りではCコースを、下りではAコースを選択しました。Bコースは最短距離ですが、沢沿いを行くコースで展望がないらしい。ただ、途中滝があるので捨てがたいですが、今回は展望優先です。しかも、ヤマビルが生息しているとのウワサもあります。A,Cコースは尾根を行くコースで、岩場や鎖場があり変化に富んで面白いらしい。
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Cコースに入ると新緑の眩しい登山道です。しばらくは丸太の階段がつけられており、下りは歩きやすいですが、登りはしんどい。
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分岐点にはこのような案内表示があり迷うことはありません。左へ行けば頂上へ一直線ですが、一旦長谷池に寄り道します。往復1km強余分に歩くことになります。
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一旦稼いだ高度を長谷池へ下ることで一気に吐き出しました。わざわざ寄り道した理由は、長谷池に映る‘逆さ明神‘を見るためです。少し風があったので、鏡に映る姿とはいきませんでしたが、まあこんなもんでしょう。
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長谷池から流れ落ちる滝もどき。地形は自然の姿ですが、まわりがコンクリートで固められています。
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明神山の登山道は岩場が多く、名前の付けられた岩も数多く存在する。これは、屏風岩。
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これは大雌岩。
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大雌岩はこの岩の間を通って登ります。体の幅の広い人(ま、平たく言えば太った人)はつっかえるかもしれません。
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大雌岩を登りきったところからの展望(南方面)。
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展望のよい岩尾根が続きます。
明神山の頂上はまだまだ先です。ここまで緩やかなアップダウンを繰り返してきましたが、山頂直下は恐ろしく急登の予感がします。 -
くじら岩を通過。
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花の多い山というわけではないですが、それでもいろんな花が咲いています。
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花の名はわかりません。
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合掌岩。
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6合目を過ぎると明神山が見上げるような位置にあります。
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がまん坂。徐々に厳しさを増してきます。
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がまん坂のあと激登りとなり、登りきったところが地蔵岳のピーク。標高515mです。このあと激下りがあり、また激登りとなります。ずっとトラロープが頼りです。
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八丁坂を過ぎて、最後の難所?明神の鎖場。頂上まであとわずかですが、最後まで激登りです。
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ようやく山頂です。登山開始から2時間弱でした。長谷池に寄り道しなければ1時間半弱です。しかし、かなりきつかった。
山頂にはなんとも妙な山頂表示オブジェがあります。
東の眺望です。正面の先の尖った山は七種薬師で、その左(北)、オブジェの左のピークが七種山です。 -
北の眺望。手前の山塊が雪彦の山々です。天気が良ければ氷ノ山も見えるようです。360度の展望が開けています。
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山頂直下は広場になっており、20名ほどの登山客がいました。私は、三角点そばのこの注連縄をした岩の上でウトウトし、1時間ほどいました。
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下山はAコース。最初から激下りです。Cコースを下りるよりはマシですけれど。5分も下れば気合い坂。登りでも下りです確かに気合いが要りそうな坂です。
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新展望岩からの展望。見えている池は岩屋池で、Bコースの途中にあります。
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藤の花が満開です。
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夢展望岩からの展望。
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コースは非常に整備されていて、岩場を通過するところなどこのように黄色で足を運ぶ場所までマーキングしてあります。ちょっと過保護気味?
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こんな激下りが続きます。下山途中、泣きが入っているおばさんもいました。
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達磨岩を通過。
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Aコースのハイライト?マンモスの背。鎖が張ってあり、かなりの傾斜があります。ここを下るのはかなり怖かった。なお、ここは巻き道があります。
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大黒岩を通過。この後しばらくは急な下りが続きますが、やがて平坦な道になり一安心。
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モチツツジがたくさん咲いていました。ピークはやや過ぎた感じです。
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ようやく下界へ。Aコースに入ってすぐのところにある明神山荘の藤棚。
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駐車場まで戻ると、キャンプを楽しむ家族連れの姿がありました。
5ヶ月ぶりの本格的登山でかなりきつかった。体力は1年以上退化したような気がします。
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