2009/04 - 2009/04
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polodaddyさん
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マヤ遺跡の秀美、パレンケ遺跡に行ってきました。
此処も他の遺跡同様、発見初期のスペイン人「調査団」と称するドロボウ達に略奪を受け多くの貴重な文物や壁画が奪われましたが、近年の更なる発掘で多くの貴重な発見がされている遺跡です。
メキシコには多くの遺跡があり、テオティワカンやチチェンイツッァなどが有名ですが、実は私が一番好きなのがこのパレンケとウシュマルの遺跡です。
特にここは翡翠の仮面をつけて埋葬されたパカル王墓として有名です。
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これがパレンケ遺跡公園の入口。
未発掘の場所も含んだパレンケ遺跡は実に広大で、通常公開されているのは全体の8%、既に発掘研究が行われたのは40%でしかなく、未だ全体の60%が未発掘で詳細が不明なのだそうだ。今回は本職は考古学者さんというガイドを依頼したら、これが大正解! -
いよいよパレンケで最も有名な4つ並んだピラミッド群と宮殿が見えてきました。
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と思ったら、ガイドさん何やらピラミッドの裏側に我々を連れて行ってくれて、別の遺構(建物の居室)を先ず見せてくれたりして・・・。普通の一般的観光コースとは違う様で楽しみです。
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このガイドさんは考古学者で実際の発掘もされている方で博士です。
写真の此処は一番右のピラミッド頂上付近裏側。
4つのピラミッドには実は裏側にもう4つの構造物があり8つの複合型ピラミッドになっているのだそうです。 -
ピラミッド(頭蓋骨の神殿)の上にあるドクロのレリーフ付近から宮殿を眺めたところ。
このレリーフの事を「ウサギ」の頭蓋骨と書いているガイドブックもあるようですが、人間の頭蓋骨がモデルだそうです。 -
これは「赤の女王の神殿」の入口。一番左の「碑文の神殿」の右隣で内部が公開されている。
碑文の神殿は残念ながら、現在公開されていません。 -
これが「赤の女王」の石棺。内部が赤く見えるのは水銀の「朱」によるもの。
中に残っていた女性の遺体全体に朱が施されていて、遺骨表面と棺内部が赤かった事から、「赤の女王」と呼ばれる。
この作業に従事した人たちは多分水銀中毒になったに違いない。 -
今度は宮殿に登り、碑文の神殿の方を眺める。
一番左の碑文の神殿からは1952年パカル王の墓室が発見され、パカル王の遺骸やその顔面を覆うヒスイの仮面等、多くの副葬品が発掘された。 -
宮殿上部のレリーフ。
ガイドさんが説明しているのは、少年が売り歩いていたマヤ文字のペンダント。誕生日を云うとそれに合わせたマヤ文字を選んでくれる。 -
宮殿裏側にある「捕虜の広場」この広場は劇場跡とも言われ、周りには捕虜の(様に見える)レリーフが沢山ある。
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これが捕虜のレリーフ。
モンテ・アルバンの病人のレリーフにタッチが似ている。 -
宮殿内部の回廊内のレリーフ
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宮殿上部から十字架の神殿方面を眺める
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この人がお薦めのガイドさん。
個人的にお願いして2日間の余裕があれば、発掘済みの全体の40%の遺跡について合計10時間に渡ってガイドをしてくれます。言語は英語かスペイン語だけですが・・。考古学マニアの方には是非お薦めしたいガイドさんです。 -
これは宮殿のサウナの跡。
他の遺跡やピラミッドでもサウナの跡は良く見かけるが、建物全体が残っているのを見るのは初めて。
構造が良く判った。 -
これも有名なレリーフです。
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宮殿内部を瞑想室に向かう。
通路のマヤアーチ上部にネズミのレリーフがあるが、ライトが無いと真っ暗で何も見えない。
携帯電話の画面の明かりで確認してから写真をとりました。此処は色彩が使われていないのでガイドさんから写真撮影のOKが出ました。 -
これが瞑想室。
キノコを含む薬物、麻薬の類を使って数日から1週間も瞑想?(妄想?)していたらしい。どうもマヤの人たちはアブナイ人達の様だ。 -
十字架の神殿に昇る人々。
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十字架の神殿頂上から遺跡を俯瞰する。この視界に入るだけでもかなりの規模ですが、此れでも全体の極僅かな範囲です。
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球戯場の遺跡。
球戯場で有名なモンテアルバン遺跡に比べて非常に小さい。 -
これは北のグループのX神殿
パレンケ遺跡は広く、暗くなると道に迷って危険なので、夕方5時頃には閉まってしまいます。時間には余裕を持つ事をお勧めします。 -
遺跡から車で30分ぐらいのところにあるこの日の宿泊場所、Mission Palenque というホテルの玄関。メキシコであちこちにあるMissionグループのホテルです。
このホテルは敷地がとても広く、門から玄関までは歩ける距離ではない、建物の裏手にも広大な林と草地が続く。 -
プールからレストラン棟を見たところ。
宿泊客は長期滞在の白人系家族連れ多し。 -
これは翌日パレンケを後にビジャエルモサへ向かっている時の車窓風景。
ビジャエルモサ方面は湿地が多く、沢山の牧場がある。
気候は熱帯で蒸し暑い。
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