2007/08/12 - 2007/08/12
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よこちゃんさん
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約20年ぶりに「青春18 きっぷ」を購入し、紀伊半島を一周することに決定!昨日はあまり乗り気でない嫁ハンと一緒にまずは猛暑の中、右周りで三重県は熊野市に到着。
さあ、今日はひたすら電車を乗り継いで大阪に帰ります。
【↑写真は、熊野市駅の跨線橋に貼ってあった「青春18 きっぷ」のポスターです。】
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
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-
8時少し前にホテルをチェックアウトし、熊野市駅へ。
←一晩お世話になった「みはらし亭」さん。窓の下にはきれいな井戸川の流れ、その向こうには市内の景色と駅も見渡せます。 -
8:20新宮行き4両編成の列車が到着。3両目に一旦乗り込むが、乗客も少ないので最後尾に移動。
すると、車掌さんが「前の車輌の方が新しいので涼しいですよ。」と声を掛けてきた。「景色が良くみえるかな?と思って。」とは私の弁。ご親切にありがとうございます。 -
8:25定刻どおり出発です。
ここから新宮までの間は「七里御浜」と呼ばれる比較的穏やかな地形となっています。住宅も多く、チョット単調な景色となっています。
←写真は、阿田和駅
紀伊井田駅の辺りで再び車掌さんが声を掛けてきた。「やっぱり、一番景色がいいのは串本のあたりですかね。」とのこと。 -
熊野川を渡り、三重県から和歌山県に突入。8:54新宮に到着。ここからは再びJR西日本の管轄に戻ります。
駅前に出ると「鳩ぽっぽ」の歌碑がありました。横の案内板によると、新宮出身の作詞者東くめさんが作曲の滝廉太郎とともに造った日本で最初の口語調の童謡が「鳩ぽっぽ」他であるとのこと。
時間が早いせいか、土産物屋さんも開いていないし、雨がポツポツ降ってきたので駅に引き返す。 -
新宮からは電化されているので「電車」での移動となります。
紀伊田辺行きの電車は2両編成のワンマンカー。しかーし、座席は全てロングシートとなっております。景色を楽しむには、斜めに座らなければなりません・・・せっかくの路線なのだから、どうにかならないものですかねぇ? -
9:25新宮を出発。すぐに海が見えてきます。(写真)
紀伊勝浦に到着する直前、突然激しい雨が降り出す!
本当は勝浦に泊ろうかと考えていたのだが、前夜花火大会が開催されたためホテルが取れなかったのでした。あぁ、よかった。 -
雨は依然降り続いていたが、紀伊姫を発車するころには止んでいた。
次は串本。ここからバスに乗り、本州最南端「潮岬」に寄る計画を立てていたが、嫁ハンの「何があるのぉ?また雨が降ってきたらイヤ!」の一言であっさり却下・・・このまま終点の紀伊田辺まで乗ることにする。
ここで熊野灘とはお別れ、紀伊水道を北上することとなる。 -
トンネルと海の繰り返しで列車は進みます。
←和深で新宮行き「スーパーくろしお1号」と交換。単線区間なのでここから列車待ちが多くなります。
周参見には11:10到着。通常のダイヤでは11:11発なのだが、この日は臨時の「くろしお83号」と交換するために11:16発。ホームの喫煙コーナーで久しぶりに一服して待つ。 -
続く紀伊日置でも「オーシャンアロー5号」と待ち合わせ。10分程停車します。
←11:50白浜に到着。7分停車なので、再びホームの先の喫煙コーナーで一服していると、11:55当駅止まりの「くろしお7号」が到着。大勢のお客さんが降りてきます。 -
12:10紀伊田辺駅の1番線に到着。
跨線橋を渡ると、既に御坊行き2両編成のワンマンカーが待っていました。今度は、しっかり海側のボックス席を確保!
2番線に「ありがとうきのくにシーサイド1号」が入線するのを待って、12:18発車。すると、車内検札の車掌さんが登場!乗客全員の乗車券を確認していきます。
ヘッドホンをして寝たふりを決め込んでいる若者も容赦なく起こされます。ゴソゴソとカバンの中を探すが、切符は出てきません。初めから素直に申告すればいいのに・・・
この車掌さんは、仕事を終えると南部で降りていきました。 -
南部を過ぎると列車は海沿いを進みます。いよいよこの旅のハイライト区間です。
←写真は、南部−岩代間 -
←写真は、岩代−切目間
切目で海岸と別れ、印南を発車してすぐ、大きなカエルの顔がついた橋が線路を越えて行く。
次の稲原に停車すると、同じ車輌に乗っていた若いお嬢さんが乗車するお客さんが開けた後ろのドアから降りていき、様子を伺うように金網の隙間から駅の外へ。
それに気が付いたのか、運転手さんが降りていきます。結局、お金を払っていましたが、これにより出発も遅れて他の乗客にも迷惑を掛けることになりますので、みなさんキセルはやめましょう! -
13:02御坊に到着。途中下車して昼食を摂ることにする。
駅前を探すが、お店がほとんどない!この時、ハタと気が付いた。そうか、ここは市街地から離れているのかぁ!だから、紀州鉄道がここから出ているのだ・・・ -
仕方なく、駅構内でそばをすする・・・
嫁ハンはきつねうどん、私はうめそばに子安いなり。
お出汁はおいしいのだが、巨大な梅干をつぶすと、梅の味だけになってしまいなんとも言えません・・・(失敗でした...)
駅前の土産物屋を覘くが、梅関連のものがほとんど。嫁ハンは梅干が苦手なため何も買わずに引き上げる。 -
13:56当駅止まりの4両編成の電車が到着。折り返し、和歌山行きとなります。座席は、快速型の2人掛となっています。
「くろしお18号」が先に発車し、14:06和歌山へ向け出発。 -
快調に列車は走る。クーラーも効き過ぎなくらいで身体が冷えてきた。窓側の席を嫁ハンに代わってもらうと、彼女はすぐに爆睡!
やがて、ポルトヨーロッパが見えてきて和歌浦で海とももうお別れです。 -
15:10和歌山に到着。これにて紀勢本線完乗!といきたいところだが、実はまだ先がある。
跨線橋を渡り、8番線へ移動しようとするが、嫁ハンがついてこない・・・彼女は、ホームの向かいに止まっていた天王寺行き快速に乗るものだと思っていたらしく、少々機嫌が悪い...
なんとかなだめて15:17発の和歌山市行きに乗車。 -
隣のわかやま電鉄貴志川線のホームには今夏デビューの「おもちゃ電車」が到着。嫁ハンも写真を撮ったりして、ちょっぴり機嫌も回復。
-
電車は阪和線から離れると、大きく左にカーブ。高架工事をしているので景色を楽しむという感じではありません。
15:23 たった6分で終点和歌山市に到着。起点の亀山から384.2?、ここが本当の紀勢本線の終点となります。 -
しかし、ここは南海電鉄が管理する駅。JRは端っこの一面を間借りするような感じで終着駅の趣はありません。
15:32ですぐに折り返し、15:38和歌山に再び到着。 -
駅ビルや駅前を少しだけ探検。
次の快速は4番線から発車するのだが、その前にこのホームを使う新宮行き「スーパーくろしお21号」が遅れているため入線してこない。10分近く遅れてやっと発車。すぐに天王寺行き快速も入線し、16:24定刻通り発車。 -
17:29天王寺に無事到着。
昨日、関西本線で出発してから見事に紀伊半島一周を果したのでした。
《本日の移動距離》
熊野市−新 宮 22.6?
新 宮−和歌山 201.7?
和歌山−和歌山市 3.3?×2
和歌山−天王寺 61.3?
【合 計 291.2?】 -
<あとがき>
まる2日間に渡っての「青春18 きっぷ」の旅。
特にイベントもなく、ただ列車に揺られるだけの旅で嫁ハンがついてこられるのか少々心配だったが大きなトラブルもなく無事終了致しました。
たまには、お金を使わないこんな旅もよかったかな?
最後までお読み頂いたみなさん、ありがとうございました。
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