チアパス山中のアグア・アスール

2009/04 - 2009/04

サンクリストバルからパレンケへ向かう山道の途中にアグア・アスール（蒼い水）と呼ばれる観光地がある。
石灰を多く含んだ水によって棚田のような景観を作っており、丁度中国の九寨溝のミニチュア版のようだ。

注）この移動ルートは日中のみ、早朝、夜間の移動は夜行バスを含め絶対にやめて下さい。山賊が出ます。治安が悪いので地元のツアー会社に要確認。

エリア その他の観光地(メキシコ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

チアパスは山ばかりの州である。
サンクリストバルを早朝に出て、ひたすら山道を走る。
道は舗装されているが、トペ（英語ではハンプという）と言う車のスピードを落とすための出っ張りが非常に多く、カーブや上り下りと相まって、とても大変な移動である。
旅行のあと2日間ぐらい背中が痛くてたまらなかった。

山道の奥のアグア・アスールに到着。
まあ、ちょっと水は蒼いけどね！

川が石灰による階段で段々になっている。

なるほど！水の美しさが判ってきた。

幾つも滝が連続している。
川の脇にある遊歩道をどんどん登ってゆくと、徐々に全体の景色がわかるようになる。

上から見て初めて、これが中国の九寨溝のミニチュア版のような自然構造と景観であることに気がついた。

規模はかなり小さいが石灰分の多い川が作りだす不思議な景観だ。
調べると「石灰華段丘」というそうだ。

これはそれ程アグア・アスールから離れていない別の場所の滝。
乾季なので水量が少ない。逆に雨季にはアグア･アスールの水は濁ってしまい、蒼く見えない。