2009/02/27 - 2009/02/27
152位(同エリア229件中)
みんとんさん
2月のハノイ旅行の1日、現地旅行会社のミニバスツアーで10世紀に都が置かれていた古都ホアルーと、「陸の桂林」として知られるタムコックへ。
APTトラベル(TNKトラベル ハノイ)にネットでツアー予約をしていたのですが、ネットでの評判通り、なかなかいい加減な旅行会社で・・・ホテルへのピックアップを忘れられ、いきなり置いてけぼり事件勃発!!!!!
旅行会社差し回しのタクシーでツアーバスを猛追、途中で追い着いて合流・・・という日本では絶対に考えられないハプニングで幕開け。
しかし、ツアーそのものの内容には大満足。
桃源郷という言葉がぴったりのタムコックの雄大かつ神秘的な絶景に心を奪われました。
悪名高い(?)ボートのオバチャンとのお買い物バトルも何とか切り抜け、丸1日、本当に楽しませてもらいました。
あんな場所が家の近所にあったら、しょっちゅう訪れているだろうなぁ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
-
朝7時半から8時の間にホテルに迎えの車が来ると聞いていましたが、「まあ、ベトナムのことだから、30分オーバーくらいは覚悟しとかなくっちゃ」という思いで、ホテルのロビーで待っていた私たち。
案の定、時計は8時15分に・・・。
この時、ホテルのスタッフが(前日に今日の予定を伝えていたので)、「まだ来ないですねぇ。電話番号がわかれば、旅行会社に連絡を入れてみますけど」と申し出てくれたので、お願いしたところ、結局、ピックアップを忘れて、ツアーバスはすでに現地に向かっていることが判明!!
10分後にバイトみたいなベトナム人のニイチャンを乗せたタクシーが到着、これでバスを追いかけるというのですが、「さあ、乗って乗って」というばかりで、お詫びの一言がない!
当然頭にきて、「何でこうなったの?私たち怒ってるのよ!」と抗議しても、「大丈夫、大丈夫」と笑って誤魔化すだけ。
10分ほど走ったところで、停車して私たちを待っていたツアーバスに何とか合流。
一応、ガイドは「すみませんでした」と謝ってくれたものの、「でも私のせいじゃない」という余計な一言も忘れませんでした。ふーっ。 -
ホアルーに到着する前にお土産物屋みたいな所で一度トイレ休憩。
そこに停まっていた陶器をいっぱいくくりつけていた自転車が、何となく絵になっていてパチリ。 -
目的地周辺には、こんな景色が広がっています。
-
車窓から見る風景に期待が高まります。
-
古都ホアルーでまず訪れた10世紀当時の皇帝をまつった廟への入り口。
ディン朝とレー朝と2カ所の廟(といっても17世紀に再建されたものとか)があるらしいのですが、英語力不足でどちらの方を訪れたのか、その時はよくわかりませんでした。 -
後でネットで調べたら、どうも訪れたのはディン朝の皇帝がまつられている廟のようでした。
-
廟の屋根には見事な龍の彫刻が・・・。
「中国の龍とベトナムの龍は違う」とガイドは熱弁をふるっていましたが、どう違うのかは、またまた英語力不足で詳細は聞き取れず。 -
遺跡周辺で売っていた水岩石みたいなもの。
周辺の石灰岩を切り出したものでしょうか。 -
こけ玉みたいなものもオンセール。
-
タムコックの船着場のすぐ前にあるレストランでビュフェスタイルの昼食。
種類も豊富で、山羊肉の串焼きなんかもありました。
お味はまずまずだったのですが、まあ各料理に群がるハエの数が半端じゃない!!
うちわで追い払うべく、一応オバチャンが立っているのですが、ほとんどやる気なし・・・っていうか、皿の数が多いので、1人でいくら奮闘しても、ほとんど焼け石に水といった感じ。
お腹も空いていたし、「まあ、こんなものよね」と思い、私たちは普通に食べましたが、うちの両親なんかだと絶対に箸をつけられないでしょうねぇ。 -
レストランのすぐ前が、にぎわう船着場。
-
手ぐすね引いて(?)観光客を待ちかまえる小舟。
何の気なしに撮った写真ですが、後で見ると私たちの小舟の漕ぎ手のオッチャンがちゃんと写っていました。 -
最初はこのオッチャン1人しか小舟に乗っていなかったので、「これは買い物バトルも楽勝」とタカをくくっていたら、途中でやり手ババ風(に最初は見えた)オバチャンが乗り込んできました。
-
疲れて来ると、器用に足で漕ぎだします。
-
オッチャン62歳、オバチャン55歳で2人は夫婦とのこと。
折り返し地点を過ぎてから、噂通り刺しゅう製品の大セールが始まりましたが、「後でチップを払うから要らない」と何度か言うと、意外にあっさり売り込みをやめました。
ただし、「いくらくれるの?」「10ドル?」となかなかしつこく食い下がってきます。
私は私で「後のお楽しみ」とかわすと、「ねぇねぇ、いくら?」、「だからぁ、後のお楽しみ」、「ねぇねぇ、いくら」、「だからぁ、後のお楽しみ」、これを何度か繰り返しているうちに、何だかとてつもなくおかしくなってきて、お互いにゲラゲラ笑いながら、しばらく掛け合い状態に・・・。
何だか友だちと、ふざけあっているみたいな感じになって、笑いが止まらなくなりました。
で、最後にガイドさんから「1ドルずつチップをあげてください」と言われていたところを、奮発して2ドルずつ渡したところ、オカアサンがさっさと回収して、とっても喜んでくれました。
そっか、夫婦ものなんだから、2人合わせて3ドルでもよかったかなぁ・・・と後で思ったけど、まあ1時間半ほど頑張って漕いでくれたんだし、けっこう人柄の良さそうな夫婦だったので、こんなものかなと・・・。 -
岸を離れてすぐに、小舟の上からカメラマン(ピンクのシャツのオニイサン)が、観光客を狙いまくり。
「絶対に被写体になるものか」と意識的に顔をそむけていたはずなのに・・・舟を降りて歩いていたら、「フォト、フォト、ワンダラー、ワンダラー」と言いながら、追いすがる男が・・・。
最初は無視していたけれど、ふと見ると、あらそれなりに写っている写真が2枚。
う〜む、あれだけ顔をそむけていたのに、いつの間に〜?って感じ。
まあ、自分たちが乗ってる姿って撮れないわけだし、2枚で1ドルならま、いっかと思い、結局買ってしまいました。(もうちょっと値切れたかも、ですが・・・) -
スタートして間もなくは、まだ全然「陸の桂林」といった感じじゃないです。
-
しばらくすると、奇岩が現れてきました。
水面と同じ高さの田んぼの緑が本当にキレイ。
でも、どうやって川と田んぼの境界を分けているのか不思議。 -
桂林には行ったことがないけれど、璃江下りの写真を見ると、もっと岩山がニョキニョキとがっている感じですよね。
タムコックの岩山の感じは、何となく桂林というよりも、和歌山の瀞峡とか徳島の大歩危小歩危を思い出すのですが・・・。
そう思ったのは、私だけでしょうか? -
途中、3カ所の洞窟を通過しますが、最初の洞窟が一番中が広いかな。
すっかり中に入ると、しばらくほとんど暗闇状態なので、ちょっとスリルがあります。 -
洞窟を脱出。
-
やっぱり足で漕いでる。
-
岸辺には牛の姿が・・・。
岩山に山羊が登っている姿をガイドブックで見たけど、実際はなかなかお目にかかれず。
時々双眼鏡で岩山をにらんでいたら、最後にやっと岩山の中腹に1頭の白い山羊を発見。
「わーい、見えた〜」とはしゃいでいたら、船頭のオッチャン、オバチャンも「見せて」って言うから双眼鏡を貸してあげると、「おーっ」という感じで喜んでいました。 -
海草(海じゃないから海草じゃないけど)みたいな水草(藻?)を収穫していた小舟。
-
胸まで水につかって、この機械で何をしていたのかしら?
夫は「貝を採っているのでは」と言っていたけど・・・。 -
1時間ほど行った折り返し地点には、飲み物やお菓子を売る小舟が待機していて、観光客を乗せた小舟はそこに寄っていきます。
「ここで必ず漕ぎ手の人たちに缶ジュースを買ってあげて」と言われるという話だったので、刺しゅう製品はいらないけど、チップのつもりで飲み物は買ってあげようと決めていました。
暑からず寒からずのお天気で、私たちは何か飲みたいとは思わなかったので、とりあえずオッチャンとオバチャンに1缶ずつ買ってあげました。(言い値の1ドルで)
そしたら、頼んでもない袋菓子までこちらの小舟に乗せたので、「ノーノー、これは要らない」とはっきり言って、物売り舟につき返しました。 -
橋の上を2台の自転車がすれ違う、面白いタイミングで写真が撮れました。
-
船着場の近くで、悠々と歩いていた子山羊に会いました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28