2009.3寅さんの柴又に行ってきました2-矢切の渡し

2009/03/29 - 2009/03/29

帝釈天から「矢切の渡し」で松戸市矢切側へ．まだ畑が多く昔の面影がたくさん残っているのでびっくり．できれば野菊の墓記念碑がある西蓮寺まで行きたかったが，時間がなく断念．柴又側に帰り，葛飾柴又寅さん記念館，山本亭をみる．記念館はそれなりには面白かったがもう少し資料などを充実しないと500円では割高だ．山本亭は大正の金持ちの家にしては趣味が良い作りだった．かえりに「い志い」のくずもちを買って帰った．できたてでまだ温かくおいしくて知人の家でお相伴にあずかった．
柴又はゆっくりで6時間，ふつうで4時間で満足した見学ができると思う．わたしは食事を含め3時間30分の滞在で，少し時間が短かった感覚だった．

エリア 亀有・柴又(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

矢切側の船着場から堤防に上がる．

時間があれば「野菊の墓」ゆかりの西蓮寺までいってみたかった．午前中仕事だったのでやむを得ない．

こちらにも河川標

日本の音100選の碑

川の一里塚

土手の休憩所

しかし矢切側は昔の面影が残る風景．区画整理がされてしまっているが

船着き場に戻る．渡しは一度柴又側に戻り，もう一度帰ってきた便に乗るつもり

このあたりの風景は，きっと河川整備をする前にはこんな感じだったのだろうという雰囲気が残る．

再度乗って柴又川に戻る．ほとんどの人がすぐ乗って帰る．

上流に取水堰が見える

柴又側についた

木の柵を使って上手に横づけ

柴又側の土手に戻る．

葛飾柴又寅さん記念館へ，公園の高台の下に記念館はある

セットがおいてある．「くるまや」のセット

映画によく出てきた階段

茶の間，ちゃぶ台をよくひっくり返した

昭和30年ころの雰囲気

やはり昭和30年代ごろの柴又の模型

神社のジオラマ

人力鉄道が明治末期から大正初期にかけて金町ー柴又間を走っていたと．

あのトランクの中味．蚊取り線香が面白い

記念館の風景，500円は少し高いな．全体は小さくゆっくり見ても30分．中にある映画の名場面などの鑑賞をしても60分あれば十分

記念館の上は高台の公園．江戸川をのぞむ．

山本亭に降りていく

門構えが立派，中に見えるは大きな日本家屋

振り返ってみた公園の高台

山本亭の門

中に入る．風情がある．

「琴の会」をやっていた

庭の風景，成金趣味ではない

典型的な書院造に洋風建築の技法を融合させている．大正のカメラ部品製造業の山本栄之助氏の邸宅であった．震災で移転して来たと．

風呂場は現代風に改築，区の施設として使用されている

茶室のある庭

夕日に映える帝釈天まで戻る．もう4時30分．

本堂

二天門を出る．振り返って移す

もう店じまいする店が多い．人通りもまばらになる

「い志い」のくず餅をお土産に買う．できたてであたたかい．あとでたべたらおいしかった！！！

柴又駅の横の通りは寂しかった．日曜の夕方だがすこし「うらさびれた」雰囲気．参道のにぎわいとは対照的

駅に帰ってきた．1642発に乗り遅れる．

1702発になる．1700に約束した知人の家には多分1710頃到着．電話を入れておく．

1702発高砂行き

出発

カーブを曲がれば高砂駅．わずか1ｋｍ．歩いてもすぐだ

高砂駅に着いた．遅れたことを知人にあやまらなければ