飲んで、食って釜山２泊３日！オヤジ３人旅～第１日目～

2009/02/20 - 2009/02/20

会社の同僚Ｔオヤジと一年前に定年退職したＳ先輩と私のオヤジ３人で行ってきました韓国・釜山。この３人は、２００７年１１月の「飲んで食って、ソウル２泊３日！４＋１人旅」から女性ふたりを抜いた男性のみのメンバーです。
Ｓ先輩は２０年前、Ｔオヤジは５年前まで福岡で何年か勤務していたので、それぞれ二十数回、十数回の訪釜経験があるのだとか・・・私の渡韓暦はといえば、ソウル２回のみ、釜山は初めてです。
それではどんな旅になったのか、まずは１日目の様子からご紹介させていただきます。

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL

朝、出発する時間になってもまだ雨が止まない・・・
仕方なく折りたたみの傘をさして最寄駅まで向う。（これが後に役に立つことになるのだが。）
上本町で無事Ｓ先輩と合流し、バスで関空へ向うのだが、今月から２００円値上がりしていた・・・

ふたりでチェクインを済ませると、Ｔオヤジも列に並んでいた。ゲートでの待ち合わせを約束して、一足先に出国審査を済ませ、中に入る。
ゲート前で待っていると、遅れて現れたＴオヤジ曰く「エコノミークラスが満席ですので・・・」ということでビジネスに変更となったのだとか・・・飛行時間が短いとはいえウラヤマシイ！（ちなみに、私とＴオヤジは特典航空券だったのだが・・・）

9：30、JL967便にて出発。
ベルトサインが消えると、すぐに機内食が配られます。ちらし寿司にパンとお茶というなんともいえない組み合わせです。

11:00の定刻より若干送れて金海空港に到着。
通関後、両替しようとするとＴオヤジが「ウォン持ってるし、市内でレートが良いところを知っている。」というので模範タクシーで釜山駅に向う。（２８，０００ウォン）

私とＳ先輩は「東横イン　釜山駅1」のシングルを予約していたので、一旦荷物を預かってもらいます。

Ｔオヤジは「東横イン　中央洞」（１泊５，０００ウォン安い！）を予約していたので３人で歩いて向います。Ｔオヤジも無事に荷物を預けて、更に南浦洞へ。Ｔオヤジオススメの釜山観光ホテル脇の土産物屋さんでとりあえず１万円だけ両替。（１５７，０００ウォン）

南浦洞の中心〜PIFF広場をぶらぶら歩いてみます。

時刻も１３時となりお腹も空いてきたのでチャガルチー市場へ突入！
1Ｆのお魚屋さんの呼び込みを無視して、中央の階段を上ると目の前に目的の「渡辺屋」がありました。

社長にひとり２万ウォンの予算にて、平目・たこ・サザエ・あわびなどとわがままな注文！（ただし、この予算で本物のあわびが出るはずもなく、違う貝がでてきましたが・・・）どれもおいしくいただきました。

写真は、生（というか、まだ動いている）水タコの足です。初体験！

おかずも沢山出てきて大満足！
結局、２時間くらい長居してビール３本、焼酎２本も飲み干して、Ｓ先輩は完全に酔っ払いおじさんに・・・お支払いは７５，０００ウォンと明朗会計です。

記念に社長と写真を撮ってチャガルチー市場を後にする。

ホテルのチェックインは１６時からとまだ時間があるので、西面のロッテデパートへ行ってみることにする。

チャガルチー駅の券売機前で酔っ払いのＳ先輩がもたもたしていると、上品そうな年配のご婦人が日本語でお手伝いしてくれました。釜山の人はやさしいと聞いていたが、本当ですね。

とりあえず地下の食品売り場を覘くが、話し掛けてくる試食お姉さんにＳ先輩がいちいち反応するので早々に退散。８Ｆの免税店へと向う。
こちらは日本人、しかもほとんどが女性で賑わっています。このオヤジ３人組は異質な存在？全員欲しいものもないので、やはり早々に退散・・・。

西面駅の券売機前でＳ先輩が再びまごついていると、母娘連れの娘さんが英語でフォローしてくれている。本当にやさしい街です。
ホテルチェックインのため、私とＳ先輩は釜山駅、Ｔオヤジはそのまま中央洞へ。

東横イン釜山駅１にチェックイン。ひと休みです。

18:40に再集合。さあ、夕飯をどうするか？行き当たりばったり旅なので、出発前に何も決めていません。協議の結果、遠くに行くのも面倒なので「デジカルビ通り」に徒歩で向うことに決定！

寒いので、地下鉄釜山駅の地下街を北に歩く。突き当り左の階段を上ると、すぐ目の前にデジカルビ通りの入口があった。私の事前調査によると、某ナビさんに紹介されている「黄色い看板」お店が左側にあるはずなのだが・・・歩いていると、１軒の焼肉屋さんのオモニに声を掛けられるが看板が「白」なので無視！さらに先に進むが、どうも様子がおかしい？道路の反対側に１軒黄色い看板のお店はあるのだが・・・
ここで初めてプリントアウトした紙を取り出す。すると、Ｔオヤジが「あの店は違う。」と言う。そうだ、すっかり忘れていたが、Ｔオヤジは十数回韓国に来ているうち、ハングルが読めるようになっていたのだった・・・
来た道を引き返すと、さっきの「白い看板」の店が目的の「オニャンカルビ」でした。人間の思い込みとは恐ろしいもので、以後この旅の主導権はＴオヤジに渡すことにする。

お店に入ると、先ほどのオモニが満面の笑みでお出迎えしてくれました。
まずは、サンギョッサル（豚の三枚肉）を３人前注文。とりあえず２人前をオモニが焼いてくれます。

壁に大きくはられたメニューを解析していたＴオヤジがオモニに尋ねると、「これはチェジュ（済州）島の黒豚のセン（生）サンギョッサルです。」とのこと。そういえばお店の中のポスターにも黒豚ちゃんが写っています。

そろそろ焼けてきました。
さあ、食うぞぉ〜！

続いて、お目当ての味付デジ（豚）カルビ３人前を注文。するとオモニがコンロの上にアルミホイルを敷いて、その上で肉を焼きます。

この方法には賛否あるようですが、出来上がった肉はプルコギの豚肉版といったところで甘くておいしかったです。

さらに、隣りの地元の人
が食べていた冷凍豚肉の薄切りを２人前注文。コチラは１人前２，５００ウォンのサービス価格となっています。

だいぶ満足してきたし、酔いも回ってきたところなので〆のテンジャンチゲ（韓国風味噌汁）とご飯を頼もうかと思っていたら、オモニが「そろそろ閉店です。」みたいなことを各テーブルに言いにきた。只今時刻は20：40。えぇ〜、某ナビの案内では２３時までとなっていたのに〜！と思いつつ、地元の人もみんな精算しているので、我々も終了。
ビール２本と焼酎３本飲んで、全部で５９，０００ウォンでした。ごちそうさまでした。

Ｓ先輩はお腹いっぱいといった感じでしたが、時間がまだ早いのと、私とＴオヤジがもの足りなかったので店の前で捕まえたタクシーで南浦洞へ移動。目的は、私が今回の旅でどうしても行きたかった「トルゴレ」で、釜山一おいしいと評判のスンドゥプウ（豆腐）チゲをいただくこと！

このタクシーは、運転席横と助手席の後に計２台のテレビがあり、それぞれ別のドラマをやっていました。

南浦洞の一方通行の道に入ると渋滞で進まなくなったので、降りて徒歩で移動。
結構、場所がわかりづらいとのことだったが、事前調査の賜物で迷うことなく到着。お店は写真奥の階段を上ったところにあります。

お店に入って注文すると、すぐにやってきましたスンドゥプウチゲ！
あつあつを一口すすると、そんなに辛くはなく、ダシの旨みが口の中に広がります。ご飯にかけるとさらにマイルドになり、どんどん入ります。お腹いっぱいだったはずのＳ先輩も完食！チゲ自体は小ぶりですが、ごはんとキムチ３種が付いてなんと３，０００ウォン！＝約２００円、激安です。
私がトイレに行っている間に精算しようとした酔っ払いのＳ先輩をお店のオモニが「イチマンエーン！」と言ってからかいます。もちろん、１万ウォン札１枚を渡して１千ウォン札１枚が返ってきました。

お腹もいっぱいになったので街をブラブラ。すると、昼に見かけたクリスピークリームドーナッツの前に来た。時間も遅いし、空いているようなので入ってみる。
よくわからないので、一番シンプルなものを３個注文（１個１，１００ウォン）、その場で食す。
あまり甘くなくて、独特の食感で旨いぞ！関西にはまだ店舗がないらしいし、東京では大行列らしいので、是非お土産に持って帰らねば！
最終日の朝立ち寄るべく、営業時間を確認し、Ｔオヤジはまだブラブラすると言うので、私とＳ先輩は地下鉄に乗ってホテルへ帰着。
お風呂に入って、コンビニで買ったビールと焼酎を飲みつつ就寝。これにて長かった１日目は終了です。

この旅行記へのコメント （3）

• 権天使さん 2009/03/26 21:05:23

  ちょあよー！

  よこちゃんさん、はじめまして♪
  
  リズミカルなコメントに魔法をかけられたように吸い込まれ、
  あれよあれよと言う間に読み終わってしまいました。
  うまく説明できませんが、なんとも言えず楽しかったです。（笑）
  
  トルゴレ、なつかしい〜！
  チャガルチの渡辺屋、いつか行ってみたいです！
  東莱ハルメパジョンも、ずっと気になっているのに行ったことがありません。
  
  でも、もっと気になるのは・・・
  なぜにＴオヤジだけが中央洞店だったのか・・・？
  
  そして、もっともっと気になるのが・・・
  唯一のお気に入りの登録者が、私もよく知っている "ぷあ・なにさん" なのか・・・？
  
  謎である 。。。

  よこちゃんさん からの返信 2009/03/26 23:12:25

  RE: ちょあよー！

  権天使さん、こんばんわ。書き込みありがとうございます。
  お褒めのお言葉をいただき光栄です。喜んでいただけてなによりです。
  さて、ご質問の件ですが、
  
  > でも、もっと気になるのは・・・
  > なぜにＴオヤジだけが中央洞店だったのか・・・？
  
  →それは、１泊５，０００ウォン安いからです。そういうヤツなんです、Ｔオヤジは・・・まぁ、そのおかげで３日目にずぶ濡れになったんですけどね。（中央洞の駅まで結構距離がありますから・・・）
  
  > そして、もっともっと気になるのが・・・
  > 唯一のお気に入りの登録者が、私もよく知っている "ぷあ・なにさん" なのか・・・？
  >
  > 謎である 。。。
  
  →その答えは、そちらにお邪魔させていただいてお答えいたします。よろしくお願いいたします。

  権天使さん からの返信 2009/03/27 12:41:28

  RE: ちょあよー！

  ふむふむ♪
  
  > > なぜにＴオヤジだけが中央洞店だったのか・・・？
  
  > →それは、１泊５，０００ウォン安いからです。そういうヤツなんです、
  
  もしかして、これ以外の理由があるのかも？と思ったけれど、やはりそれだけでしたか！（笑）
  
  Ｔオヤジは・・・まぁ、そのおかげで３日目にずぶ濡れになったんですけどね。（中央洞の駅まで結構距離がありますから・・・）
  
  わかります、わかります。
  微妙に中途半端なロケーションですよね。