2009/02/21 - 2009/02/22
1245位(同エリア1461件中)
ももらんさん
1995年、世界文化遺産に登録された白川郷の合掌造り集落。
日本有数の豪雪地帯であるこの白川郷では、冬の一時期のみライトアップイベントが催され、観光客の人気を集めています。
('09シーズンは1月の末から2月にかけての土曜日または日曜日に計7回ほど計画された)
毎年ライトアップの時期になり、その幻想的で美しい姿が新聞やTVなどのメディアにとり上げられる度に一度は訪れてみたいと思っていました。
“集落は真っ白な静寂の世界に包まれ、急勾配の屋根にもこんもりと雪が積もり・・・”
“青い夕闇に浮かび上がる光に照らされた合掌造りの家々・・・”
という想像が延々と膨らみ続け、一泊二日のバスツアーに申し込みましたが。。。
暖冬の影響か予想外の雪の少なさ、そして見物の人の多さにはビックリ!のライトアップ当日になりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
'09.02.21、観光バスは高速道路をひたすら走り続ける。
関越から上信越道に入り、しばらくすると右手に浅間山が見えてきた。
2月初旬に噴火したのは記憶に新しいところ。
走行中の車内からも噴煙がかすかに確認できた。 -
だんだんと雪景色になってくる。
今シーズンは一度もスキーに行っていないので、積雪を見るのは久しぶりだ。
青空に白い雪!
なんだが無性にワクワクしてくる。 -
路肩の雪も多くなってきた。
この写真はどこだったろうか。。。
「志賀高原はここから行くんだっけ・・・」なんて思っていたので信州中野あたりか?? -
バスは長野県から新潟県に入る。
上信越道の妙高サービスエリアでトイレ休憩。
SAの建物内にはちゃんとありました・・・「天地人のお土産コーナー」
ももらんは売店で、大好物のチョココーティング柿の種を購入し、ご機嫌になる。
ここまで来ると、外の景色はすっかり雪国である。 -
上信越道から北陸自動車道に進むとトンネルが多くなる。
“冬の日本海は鉛色”という先入観があったが、それを覆すきれいなブルーグリーンの海の色だ。
写真は親不知子不知の海岸。 -
迫力の山並み!!
山に詳しくないので名称は分かりませんが。。。 -
延々と高速を走行してきたバスは富山県に到着した。
ライトアップを見るツアーなので、夕刻に白川郷に着くまでは“お買い物・夕食タイム”である。
こちらは富山市の池田屋安兵衛商店。
そう、「富山の薬屋さん」だ。 -
昔ながらの趣のある店舗。
中では丸薬製造の実演を見学できた。 -
隣には富山の物産品などを扱うショップがある。
池田屋安兵衛商店の原点と言われる「越中反魂丹」をモチーフにした飴。
入れ物が印籠型で可愛い。 -
買い物タイムの後は早めの夕食を済ませ、
いざ、白川郷へ! -
今回はライトアップの白川郷に90分間滞在するコース。
同社のツアーには3時間滞在するコースもあったが、申込時にはすでに満席だった。
時間が無いので展望台までは行けないだろうと思っていたが、当日の集落内の案内看板によると展望台までは徒歩40分とのこと。。。(ライトアップ時はシャトルバスは運行していない)
降雪などの道路状況によって掛かる時間も違うのだろう。
早々に諦めて、集落を散策することにした。
バスは城山館パーキングに停車し、萩町の信号を渡りメインストリートに向う。
写真は池越しに望む国の重要文化財「和田家」 -
メインストリート横の雪上にはキャンドルが並ぶ。
まるで大文字の送り火のようだ。 -
合掌造りの土産品店「こびき屋」さん。
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屋根の雪はこの程度。
訪れた週には降雨の日もあったらしい。
雪にならないというのは、この地方にしてはかなり暖かい冬なのだろう。 -
これも「こびき屋」さん。
-
このようなディスプレイがたくさん目に付いた。
籠の中のお土産品は和牛ビーフカレーとホウキ。 -
暖冬とはいえ雪はこの通り積もっている。
ライトアップされた建物回りや、灯りの点いた商店以外は真っ暗である。
だが、雪が多いと周辺がポワーンと白く浮かんで見える。
まさしく雪灯りだ。 -
メインストリートから横道にそれてみた。
合掌造りを間近で眺めると、その急勾配の屋根にあらためて驚嘆する。 -
ズラーっと並ぶツララ。
このような光景を実際に目にすると、やはり冬の厳しさを感じてしまう。 -
これは、消防小屋でしょうか・・・
木造の建物が周囲の様子に溶け込んでいた。 -
暗闇に浮かんで見える「神田家」
こちらは合掌造り民芸館として建物内を公開している。
文政年間(1818〜1829年)に和田家から分家し、八幡宮の神田(しんでん)があったことから、苗字を神田と改め神田吉右衛門を襲名したのが始まりだそうだ。
この神田家は江戸後期に石川県の宮大工により10年の歳月をかけて建造され、それまでの合掌造りの構造を受け継ぎながらも新しい技術を取り入れて改良し、完成度の高いつくりと評されているとか。
詳細はこちら
http://kandahouse.web.fc2.com/frame.html -
それでは中を見学させていただきましょう。
入館料は大人300円、小人(小学生以下)150円。
まず玄関を入ると「おえ」と呼ばれる大広間があり、
そこの囲炉裏は年中、火が絶えることはないそうだ。 -
神田家を訪れた有名人の色紙がズラリ。
パッと目に付いたのが高木美保さん。 -
おえの奥の和室。
セルフサービスでお茶を頂ける。 -
見事な欄間がさりげなく設置されている。
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囲炉裏のある部屋の壁には小窓がある。
これは火見窓(ひみまど)といい、中二階から囲炉裏の火の様子をチェックしていたそうだ。 -
中二階にあるいろいろな道具類。
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中二階の火見窓から囲炉裏を見下ろしてみる。
ここ中二階は独身の男兄弟や使用人が寝起きする場だったそうだ。
合掌造りは火に弱い。
火の扱いには余程気を遣ったことだろう。 -
二階の様子。
主に養蚕の作業場として使われていた。
今は古民具がたくさん展示されている。
床の真ん中部分はスノコ状になっており、囲炉裏の煙が二階に上がってくるように造られている。
それが建物をいぶす事になり、建材が長持ちするそうな。
なるほど・・・、理に適った作りなのですね。 -
二階の窓からの風景。
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二階のスノコ部分から一階が見える。
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合掌造りの仕組みを説明してある。
“屋根全体が母屋に乗せてあるだけ”と神田家のHPに記載あり。
縄で縛って連結させているだけです!
ホントにビックリ! -
狭くて急勾配の階段を上がり、最上階の四階まで登ってみた。
ここが屋根の天辺部分。
四階の定員は3名なので、先に上がった人が下りて来るのを待っていた。 -
三階の窓からの眺め。
18:40。
もう真っ暗だ。 -
こちらが一階の「おえ」と呼ばれる大広間。
黒地に赤い柄がオシャレな暖簾。
元は四代目奥様のお嫁入りの着物だとか。 -
玄関の説明書き。
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玄関を外から撮ったところ。
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神田家の見学を終え、再び散策開始。
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自然素材の家、という感じがする。
やはり結露とは無縁なのだろーか。。。 -
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“いろりでコトコトぜんざい”の誘い文句にひかれたが、時間が無いので諦める。
90分では忙しい! -
神田家から明善寺に向かう辺りは合掌造りが並んでいる。
道幅の狭い道路が観光客でにぎわっていた。
集落内のWCには、日・英・韓・中の四カ国語で注意書きがあり、道を歩いているとチラホラと外国語の会話が聞こえる。
さすがに世界遺産。 -
暗闇の中の合掌造りと雪。
幻想的な風景だ。 -
プチ合掌造り。
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明善寺。
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茅葺屋根の明善寺鐘楼門。
NHKで大晦日から新年にかけて放映される「ゆく年くる年」にも出演?したそうだ。
除夜の鐘がゴォォーーーンと鳴り響く集落を想像してしまいます。。。 -
明善時の前、道路を挟んだ反対側に見える飲食店の灯り。
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さるぼぼと唐辛子の飾り物。
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お土産屋さんの店先。
さるぼぼの暖簾。
白川郷ライトアップのポスターも。 -
明善時の辺りからメインストリートに戻り、駐車場の方に引き返して来た。
19:30
キャンドルの灯りの奥は「和田家」
ちょうど閉館するところだった。 -
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「落雪注意」とある。
こんもりと積もった雪が一気に落ちて来たら危ないでしょうね。。。 -
19時半頃、ライトアップ終了とともに集落内の交通規制が解かれ、メインストリートに車が侵入してきた。
今日は今シーズン最後のライトアップ。
短い時間だったが、雪の中の合掌造りを見学できて楽しかったです!
心配だった寒さも、集落内を歩いている分にはそれほどでもなく、ダウンコート・内側がボアのブーツ・ホカロンで乗り切る事ができた。
ただ、灯りの無い所は本当に真っ暗なので、一応はと持参した懐中電灯がけっこう役立った。
住民の方々が普通に生活している場でもある白川郷。
そこに観光客があふれ、特にライトアップ時は夜まで騒がしいことと思います。
白川郷の皆様、ありがとうございました。
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