2009/02/23 - 2009/02/24
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kenkaさん
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人生初の海外旅行は一人旅ヴェネチア。
2005年3月の深夜、テレビには美しい水の都が映し出されていた。
当時平凡な高校生だった私にはあまりに遠い世界だった。
進学後、そんな憧れも忙しい学生生活のなかに埋もれてしまう。
2008年 とある経緯から、アッカデミア美術館所蔵ヴィトーレ・カルパッチョ作「聖ウルスラの夢」という絵画に感銘を受けることになり、同時に水の都への思いを再び募らせる。
3年という月日で、やっと私にも実行力というものが身に付いたらしい。
2月23日〜27日。正味3日を全てヴェネチアに費やし、カーニヴァルとその後のヴェネチアを旅行した記録。
名所・教会巡り、街路散策メイン
無駄に文章が多いです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
-
小学生以来の飛行機がまさか国際便になるとは思ってもみなかった。
成田から飛び立った飛行機の翼には、青空に映える赤地に白十字のマークが確認できた。
スイスインターナショナルエアラインズである。
12時間かけチューリッヒを経由し、さらに2時間でヴェネチア、マルコポーロ国際空港に到着する予定だ。 -
チューリッヒ空港では、長距離便からヨーロッパ内便に乗り継ぐために地下鉄移動が必要だ。
初海外にビビっていた私は、あらかじめ情報収集をしていたので特に迷うことも無く乗り継ぎゲートEへ。
ゲートから乗客一同バスに乗り移動。日本人の方もちらほら。
着いた先には、こじんまりとしたヴェネチア行きのエアバスが待っていた。 -
まったく酷い写真を撮ったものだ。
ピンボケで何が何だかわかりゃしない。
これはACTV社というヴェネチアで幅を利かせている交通会社のチケットだ。(と2ユーロ硬貨。なぜ?)
機械を通すと右上が欠ける。バスはローマ広場まで実に快適に運んでくれた。
広場に着いた私はヴァポレット51番(快速)に乗ってホテルへ向かう。ヴァポレット内で日本人の方と話し、少しホッとした。 -
やっとヴェネチアの風景の写真を掲載。
Giardini Esposizione下船。
ここでやっと、落ち着いてヴェネチアの風景を見たと思う。サンマルコ方面の橋を一つ超え、次の橋の付近に今回泊まる宿「HOTEL CA FORMENTA」があった。
外海沿いの大きな通りに面しており見つけやすい。
駅から遠いが以外にアクセスが楽。ということで選んだだけのことはある。 -
ホテルの部屋は特に文句もないし賞賛することもない。
経済的なホテルだし、シングルのルームなら十分だ。
フロントにいた従業員はとても感じが良かった。
片言英語でどうにでもなるものだ。それも、観光地ヴェネチアだからだろうか。
とにかく街路を歩きたい衝動に駆られ夜の街へ。 -
サンマルコへ向かう途中、辺りの景色全てがもの珍しくきょろきょろしていた。
-
レストランでイカ墨のスパゲティとスズキのグリル、
トマトサラダと白ワインを注文。
店員さんは日本語をしゃべってくれたし、料理も美味しかった。
しかし、
どうやら長旅で疲れていたようで、とても食べきれない量だ。
明らかに食べすぎ、ワインのアルコールも手伝って気分が悪くなってしまった私は散策を諦めた。
ホテルに帰りベットに倒れこむと、睡魔はあっというまに僕の意識を奪ってしまった。 -
翌朝、起床は8:00
昨日何時に寝たのか分からないが、あの疲れ具合で寝たわりには早起きと言って良いだろう。
シャワーを浴び、早々にホテルの朝食(後述)
を済ませた私は近辺の散策を開始した。
ホテルに面した大通りを北上すると、朝市なのか魚屋と八百屋が並び、店主と客の会話で賑わっていた。
朝、街が動きだした音は気持ちが良い。 -
運河沿いの道(フォンダメンタ)を歩いているとき、
付いて来いと言わんばかりに私の回りをうろうろしていた小型犬。橋に立っている男性が飼い主であった。
ヴェネチアでは放し飼いの犬に度々遭遇した。
てっきり猫だらけかと思っていたが、猫はあまり見かけていない。 -
怪しい。
見るからに怪しい格好の3人組である。
だが私は実に楽しい気分になった。
そう、この日はカーニヴァルの最終日だった。
私はサンマルコ広場を避けるように大回りをしてリアルト方面を目指していた。広場には昼時、仮装した人が多く集まりそうな時間に行くつもりだ。 -
アルセナーレ(国営造船場)
海洋王国ヴェネチアらしい場所のひとつであろう。
最盛期には二ヶ月に百艘ものガレー船を製造可能だったらしい。
国営により部品の統一規格化が進み、質量供に生産能力は増大。また、地中海に設けられた補充基地での迅速な部品交換が可能になった。
現在は海軍基地。 -
船が車代わり。
皆、船舶免許を取るのだろうか。 -
路地の橋からもサンジョルジョの鐘楼が見える。
-
サン・ザッカリア教会
初めてヨーロッパの教会内に入り、私は口が開きっぱなしだったと思う。
最初のうちはその広々とした内部空間に視点が定まらなかった。というのも、壁も天井も一面絵画に埋め尽くされているのだ。
巨大なヨーロッパの宗教画。
今まで、図書館で見ていた分厚い画集の中にあった世界が目前に広がっている。
口が開きっぱなしになるのも仕方がないと思う。 -
ベッリーニ作の祭壇画「玉座の聖母と諸聖人」
まだ朝日が満足に注がないような時間帯、薄暗がりの中ろうそくの灯が揺れる教会内。
中には人の姿も無くひっそりとしていた。
ヴェネチア・ルネッサンス絵画の巨匠ベッリーニの傑作祭壇画が、この水の都で最初に鑑賞した絵画となった。
画像は某絵画サイトから引用 -
こちらはスクオーラ・ダルマータ・サンジョルジョ・デッリ・スキアヴォーニ
ここにはヴィトーレ・カルパッチョが残した絵画が並んでいる。入り口すぐ右の壁に「サンダゴスティーノの幻影」が掛かっている。
カルパッチョが10年を費やして描いたという絵画の真下にビリエット(入場券)売りのおじさんが陣取っていらっしゃった。
ぶっちゃけそこにいられると、鑑賞しづらいです!
二階の雰囲気が良いです。窓から差し込む光、路地と橋、運河のある風景。ヴェネチアを感じました。 -
街路をうろうろ。
至る所にソットポルテゴがぽっかり口を開けている。
歩きたい誘惑に駆られる場所がとっても多い。 -
ゴンドラと橋、運河。
最初この地に来て見たとき、心ではどこか巨大なテーマパークのように感じていた。
ここまで街路を抜け教会に入り、絵画に圧倒され、カンポに辿り着いて見たゴンドラの浮かぶ風景は、私に強い実感と感動をもたらしてくれた。 -
そして、真横にあった変顔レリーフが
「まだまだ奥は深いぞ」
と、茶化してきたようだった。
上等だこのやろー -
サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会
でかい。
地図上で大きいことは分かっていた。
初めて見た巨大な教会に私は
「すっげぇ・・・」
と、中身の無い、でもこれ以上無い感嘆の呟きしか口に出来なかった。 -
ベッリーニ作
「聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリの多翼祭壇画」
教会の入り口から撮らせて頂いた。
真上から降り注ぐ光に金が煌き、絵画は神聖さを増す。
神聖という言葉の意味や、神様の存在というのは、無宗教の私では感じ取れない部分は多い。
でも、こんな風に心を打つ何かが、何百年という長きに渡り信仰を集め繋ぎ止めてきたのではないかと思う。
[到着・散策編?]完
[カーニバル編] へ続く
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