2005/08 - 2005/08
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kyosakuさん
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2005年4月、中国全土に吹き荒れた「反日デモ」の嵐。
そのため日本から中国への旅行者は激減してしまいました。
目に付いた「北京3日間、観光+全食事付¥54,900!」のチラシ。
不安にかられながらも、ついつい値段の安さに惹かれて申し込んでしまいました。
我が家にとっては初めての中国旅行です。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
家から関西空港までクルマで行き、午前10時過ぎにJALの北京行きに乗り込みます。
B-767の座席はがら空き。3割程度しかお客さんがいません。
「うーん、やっぱり中国旅行者は少ないのかなぁ」と不安がよぎります。 -
飛行機は3時間ほどで、北京首都国際空港に着陸します。
出口ではガイドの沈さんが待っています。
ワンボックスカーに乗り込み、高速道路を北京市内に向かって走ります。
てっきり他のお客さんと一緒になると思っていたのに、車に乗ったのは我が家だけ。 -
沈さんは若い女性で、上海の出身でアモイの大学に行ったそうです。「何で北京で働いているの?」と聞きましたが、答えてくれませんでした。
沈さんは「今日はこれからどうされますか?オプショナルツアーがたくさんありますよ」と聞いてきます。
私が「あのー、観光つきのツアーのはずなんですけど…」と旅程表を差し出すと、携帯電話でどこかに電話しはじめました。
「大丈夫、問題ありませんね」と沈さん。
本当に大丈夫か? -
車は北京市内に入ります。
初めての中国で、見るもの全てが新鮮です。
車は並木道にとまり、そこからは歩きです。 -
-
故宮の北側にある景山公園に入り、小高い山を登ります。
山の上からは故宮を望みます。
これはすごい!
この山が人工的に作られた、と聞いてまたまたびっくり。 -
外国人旅行者がコスプレ中?
-
山を下り、公園内を散策します。
「電子琴(キーボード)教室」では、子供たちが学習中。
扉の隙間から覗いていたら、扉が「ギー」と音をたててしまいました。
子供たちが一斉に振り向きます。
「大変失礼しました」 -
金魚を飼っている?水槽があります。
おばさんたちも興味深そうに眺めています。 -
公園内の茶芸館へ。
-
茶芸館ではチャイナドレスを着た若い女性が、日本語説明しながらお茶を入れてくれます。
お茶はおいしいのですが、茶葉の種類ごとに値段を言いながら入れてくれるので、「買わせよう」という雰囲気がぷんぷん。
といってもツアー客は私たちだけ、仕方がないので一番安いお茶を2箱だけ買いました。 -
景山公園を後にし、車でホテルに向かいます。
車中で沈さんが「雑技を見ませんか?」と勧めてきます。
「雑技は上海だろ?」と思いましたが、せっかくの機会ですのでオプショナルツアーに申し込むことにしました。 -
ホテルは新僑諾富特飯店(NOVOTEL XINQIAO BEIJING)
いったんチェックインした後、車で雑技会場に向かいます。 -
初めて見る雑技。
なかなか迫力があって、子供たちも手をたたいて喜んでいました。
うむ、満足。 -
雑技を見た後は、夕食です。
寂しげなレストランで、品数の少ない夕食です。
「まあ、安いツアーだし、こんなものかなぁ」と箸をつけます。
が、子供たちは味付けがどうにも口に合わない様で、スイカとキュウリばかり食べていました。 -
2日目の朝。
ホテルの窓から外を見ると、天気はよさそうです。
スモッグなのか遠くの見晴らしは利きませんが…。 -
ホテルのレストランで朝食を済ませ、沈さんと8時に待ち合わせ。
車に少しだけ乗って、天安門広場に向かいます。
車を降りると、すかさず男性が近づいてきて、子供の手に紙でできた中国国旗を持たせようとします。
子供は条件反射的に手にとってしまいますので、仕方なく買うことにしました。
沈さんに値段を聞いてもらうと、1本1元とのこと。
20元札を差し出すと、男性は値段を吊り上げてお釣りを少なくして渡そうとしていましたが、沈さんにたしなめられていました。 -
さあ、天安門広場です。
天安門広場を生で見られる時代が来るとは…。自分の意識では、中国は「近くて遠い国」だっただけに、感無量です。 -
テレビや写真でしか見たことのない、人民大会堂が。
凧をあげている人がたくさんいますが、売り物だそうで…。 -
さあ、天安門をくぐって、故宮見物です。
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天安門をくぐり、午門の前で、故宮が開くのを待ちます。
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太和殿に来ました。
ラスト・エンペラーで見た世界が目の前に広がります。 -
皇帝の座る椅子ですね。
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保和殿の北側にある、龍の彫刻です。
この階段は、皇帝だけが通れるんだとか。 -
論争を巻き起こして、結局なくなってしまったスターバックス
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京劇の舞台です。
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いやはや広大で見所がたくさん。
中国皇帝の力を見せ付けられました。 -
すっかり堪能したところでショッピングタイム!
故宮北側にあるお店に案内されます。
お店ではおじいさんが掛け軸に字を書いているところを見学し、しきりに掛け軸の購入を勧められます。
書道に興味がある人なら価値が分かるのかもしれませんが、こんなもの買ってもなぁ…。
ひたすら時間が過ぎるのを待ちます。 -
10分ほどしつこい勧誘に耐えて、沈さんが迎えに来るのを待ちます。
神武門から故宮を後にし、駐車場へと向かいます。
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