ウシュマル、チチェンイッツァ遺跡、セレストゥン自然保護区でフラミンゴの大群を見る！

2009/01 - 2009/01

家族でユカタン半島メリダを中心にウシュマルとチチェンイッツァ、そしてセレストゥン自然保護区に行ってきました。
予想に反してチチェンが一番ガッカリで、フラミンゴの巨大コロニーを見学出来たセレストゥンが素晴らしく、ウシュマルもモンテアルバン同様素晴らしい遺跡でした。
個人的にはチチェンイツッァやテオティワカンよりもウシュマルとパレンケが素晴らしいと思います。

エリア ウシュマル遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したアシエンダ・チチェンのレセプション棟
昔の荘園領主の館跡らしいけれど、昔風で良いのはこの建物だけ。客室は大したことなかった。
あとチチェンの遺跡まで歩いていけるのは遺跡での滞在時間に自由が利くので便利かも。

同じ建物を裏側から見たところ。テラスがレストランになっている。

戦士の神殿の頂上部。

これは旅行ガイド的なチチェンイッツァのピラミッドの模範写真。

有名な蛇の装飾。春分と秋分の時には影が時間と共に動くそうです。

ガイコツのレリーフ装飾が続く台座・・・。

旧チチェンのカラコル（天文台）傍にある尼僧院と（勝手に）名づけられた建物。装飾は遺跡の中でもダントツに美しい。

遺跡の中にまで無許可で入り込んで商売をしている土産物屋達。Uxmal（ウシュマル）ではシッカリと管理され、遺跡外でのみ商売が出来る様になっているのに、これでは遺跡も荒れる可能性あり。

近所にある宿泊先のアシエンダ・チチェンへの帰り道、遺跡の有料区画外から眺めるカラコル（天文台）の夕景。

夜、ピラミッドをライトアップしてショーを見せるのだが、演出が散漫でイマイチ。テオティワカンでも最近ライトアップショーの準備で照明設備工事が始まったが、遺跡破壊の恐れがあると、議会で問題になっている。
所詮はアホウな米国人観光客の多いカンクンから近いチチェンイッツァの俗化の象徴か？

チチェンから車で10分位の処にあるセノーテ（陥没鍾乳洞）イキルでは泳ぐ事も出来る。地表から３０ｍ地下まで階段を下りる。水深は４０ｍもあるそう。
ユカタン半島にはこのような大小のセノーテがあちこちにあるが、ここはその中で最も美しい１つ。
観光ガイドでもよく見る景色です。

ここからはウシュマルの遺跡。これは魔法使いのピラミッド、静かなたたずまいがとても美しい。私がメキシコで最も好きな遺跡の一つ。

ウシュマル遺跡の尼僧院と呼ばれる建物の装飾。ここにもヘビの装飾がある。

マヤ・アーチの内部の様子。

総督の宮殿と呼ばれる建物。登るのが大変！

グランピラミッドの全景。これから登るところ。

グランピラミッド頂上から尼僧院と魔法使いのピラミッドを望む。地平線までジャングルで覆われていて、永い間ジャングルに覆われて発見されなかったのも頷ける。

メリダの街から車で1時間半ほどで到着するセレストゥン自然保護区には30万羽とも云われる野生のフラミンゴが生息する。遠くから見ると、広いラグーンのあちこちに大きな群れがピンク色に霞んで見えるほど凄い！

ボートをチャーターした船着場を出発して直ぐの処にワニ！でも作り物っぽい感じ。

フラミンゴ以外の鳥達も多い。

優雅に歩くフラミンゴ。
遠景で見るフラミンゴの大群と近景で見るフラミンゴの家族、どちらも楽しめる。

ボートの船頭さんは元々このラグーンで漁師だったそうで操船が巧く、かなり近くまで寄せてくれた。
フラミンゴがこちらを警戒して首を永く伸ばしている。

旅行記の表紙に使ったフラミンゴ写真が一番良く写っていると思う。元の写真は解像度が高くポスターにしたいぐらい！
これくらい美しいフラミンゴの大群をアフリカ以外で見られるのはラッキーです。

ラグーンの周りのマングローブ林の中には水路になっているところもあり、ボートで入り込むと別世界の景色！

ラグーンにもセノーテがあり綺麗な地下水が湧き出ている。
水が冷たいので家内だけ此処で泳いだ。

ラグーンのメキシコ湾への出口付近は外海の海水による塩分で木が立ち枯れた風景が見られる。
セレストゥン保護区は未だ世界遺産ではありませんが、メキシコでお薦めの場所です。