ガムシャラ！ソウル３泊４日

2009/01/28 - 2009/01/31

派手な新聞広告に釣られるがまま、ツアー申し込み受付開始時刻ジャストに、
夫婦で携帯電話のリダイヤルボタンを連打したのは秋の終わり。
ツアー会社と電話が繋がった瞬間、思わず夫とハイタッチしたもんです。

ソウルは今回で３度目…１年前にも訪れました。
…が！？
秋以降の驚異的な円高で、ウォンの価値はそのときの約半分というからビックリ！
金運に見放された私たち夫婦が、円高の恩恵を味わうなんざぁ…


最初で最後かもしんない。


ツアーを予約してからというもの約２ヶ月間。
テレビやラジオで“ウォン安韓国に、日本人殺到！”のニュースを耳にするたび、
「ウォン様。私が行くまでは、どうか上がらないで下さい。」
と祈りながら過ごしました。

そんな私のガムシャラな思いと共に、
３泊４日のソウル旅行が幕を開けたのでした。


《手配内容》

出発便ＯＺ１０５…成田発　２０：３０／インチョン着　２３：１０

到着便ＯＺ１０２…インチョン発　１０：００／成田着　１２：１０

利用ホテル…伽耶ホテル（カヤホテル）　http://www.kayahotel.net/



ツアー料金　２１，８００円（燃油サーチャージ込み）

成田空港施設使用料　２，０４０円

韓国出入国税等　１，９１０円

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回も節約して、成田空港までは上野から『京成特急』片道１，０００円を利用しました。

空港内のＪＣＢプラザで、ウェットティッシュとクーポンブックをいただき、両替所のレートを確認…１ウォン＝０．０７８３円。「わずかでも両替しておこうか？」と揺らぐ心を押さえつけ、出国手続きへ。

アシアナ航空１０５便の機体は、小さくてビックリ！

機内食のチキンは、ミニコチジャン付きでなかなかのお味でした。

約２時間のフライトで、仁川国際空港に到着。ツアー会社の現地の添乗員さんと合流し、他のお客さんが揃うまでの間、両替所（※）で３５，０００円を両替すると、５２１，８５０ウォンになりました。

１ウォン＝０．０６７０円。

成田空港より、７５，８５１ウォン分トクしちゃいました！

※今回利用した両替所はこちら（ソウルナビ）　↓　
http://www.seoulnavi.com/miru/miru.php?id=375

空港からバスに揺られること４０分。

今回の旅でお世話になる、伽耶ホテルに着きました。
時計はすでに、深夜０時をまわっています。

フロントには日本語ＯＫのスタッフもいらっしゃるので、滞在中は、何かと助かりました。

フロント脇には、狭いスペースながら、無料インターネットコーナーがあります。背中合わせでＰＣ２台と、プリンターもある模様。

シングルとクイーン、ツインベッドルームの３０４号室。結構広めのお部屋は、オンドル（床暖房）で「暖かい」というより「暑い」。窓の外は、線路沿いの裏通り。毎夜、この窓を開放して寝てました。ケーブルテレビの多チャンネル視聴可能。日本語は、邦ドラマチャンネルのみ。

冷蔵庫には、毎日１人１本のミネラルウォーターのサービス。

バスルームはシャワーカーテン無しですが、広いので問題ありません。

この旅で、お世話になった伽耶ホテルは、地下鉄１号線南営（ナミョン）駅から、徒歩１〜２分と好立地。

「南営（ナミョン）」なんて、今まで存在すら知らなかった駅ですが、両隣の駅が、ソウルと龍山（ヨンサン）とくりゃ、ひとまず心強い。

ホテル前の大通りは、バスも往来していますし、タクシーは深夜・早朝関係なく、ガンガン走ってます。

部屋に無事、荷物を置けたところで、ホテルから徒歩５分程度の、淑大入口（スッテイック）駅方面に繰り出します。

淑大入口は、駅名の由来「淑明女子大学校」がある、女子大生の街。ということは、コンビニやファーストフード、深夜営業のレストランや居酒はもちろん、
乙女心をくすぐるコスメショップ、お洋服屋さん、スイーツ屋さん、２４時間営業のネットカフェ、プールバー、立派な公園まであったりして、かな〜り楽しめちゃったりするわけです。

ホテルから１０分ほど歩き、『サンデポ・ソグムクイ』に着きました。こちらは数々の韓流ドラマ・映画のロケに使われている、レトロな焼肉屋さんです。

偶然、ＮＡＶＥＲという韓国の情報サイトで、ホテル周辺の２４時間営業店を探していて見つけたお店でしたが、ソウルだけでなく、日本でも知る人ぞ知る人気店のようです。

サンデポ・ソグムクイ（李’ｓファミリー）↓
http://www.tabi104.net/gurume/core.php?mode=view&cid=203&caid=11&uid=16&page=1

かなりディープな店構えですが、意を決して入店！

壁には、この店で撮影された作品のポスターや演者さんのサインが所狭しと貼られています。

豊富なメニューは、どれもリーズナブルです。

まずは三枚肉（サムギョプサル）と豚の首の肉をオーダー。調味料にきな粉が出てきたことで、あらためてここはソウルなんだと実感♪

お店の方は皆さんとても気さくで、言葉の壁なんて無問題です。時間が時間だけに、店内には地元の方とおぼしき、数える程度のお客さん。どなたも、いい感じに出来上がっていらっしゃいます。

さらに首の裏の肉と、盲腸（マクチャン）追加。

店内で日本語は全く通じませんが、
「盲腸は２人前にからになっちゃうけどいいの？」とか、店員さんの言わんとすることは不思議とわかりました。

親切な店員さんが、プデチゲをサービスしてくださいました。
これだけ食べて、ビール１本と、焼酎（ソジュ）２本で、４４，０００ウォン（約２，９５０円）♪

いやはや、到着早々お腹もハートも大満足です！

淑大入口駅側へつながる、線路下のガードもまたドラマ「オールイン」のロケ地なのだとか。私も、観ておけばよかったなぁ。

ホテル直近のコンビニ「ＧＳ２５」で、Ｔ−ｍｏｎｅｙを入手。主な移動手段が地下鉄だった私たちにとって、これは本当に便利でした。

そして、缶コーヒーを買ったら、なぜかオマケにクラッカーをいただきました。サービス良すぎます♪

こうして、わずかながらの１日目は無事終了。

２日目のスタート。

予定通り８：００にホテルを出発しました。昨日もそうでしたが、今日もあまり寒くありません。むしろ、日本のほうが寒かった。

本日最初の目的地は、お隣駅ソウル。人生初カジノに挑戦です！

まるで映画のセットのような雰囲気と、初挑戦のルーレットやスロットを１時間強にわたり満喫。勝負に勝ったときのワクワク感…もー、たまりません♪夜などは客足の多さにテーブルに着けないことも多いようですが、朝はさすがにすいていました。

トータルの結果は？二人で２０，０００ウォン（約１，３００円）…

…負け（あひゃ）

き、き、き、金運に見放されてるウチラだもん、こんだけ楽しめちゃぁ安いモンです！（…と、思うことにする）

カジノで弾けたあとは、日本からあらかじめ予約をしておいた、韓国文化体験。

景福宮と昌徳宮のちょうど中間にあるエリア、伝統ある北村韓屋マウル内の、ソスルデムン李家へと向かいます。
約束の時間に何とか間に合い、他のお客さん含め１６人で３時間にわたり、

１． 伝統茶
２． 韓服試着
３． 韓国礼節作法
４． 記念撮影
５． キムチ作り
６． 伝統家庭料理の食事

と、アットホームな時間を過ごしました。

キムチ作り。

左上から時計回りに、唐辛子・もち米糊・アミ塩辛・魚醤・砂糖・白胡麻。唐辛子３に対し、他は全て１の割合。大根・小ネギ・ニラに、すった梨と調味料を、こねるようによーく混ぜる。一夜漬けの白菜の葉１枚１枚に、丁寧にタネをなじませれば完成！

お腹も一杯になったところで、ソスルデムン李家の門を後にした私たち、腹ごなしを兼ね、「北村韓屋（プッチョンハノッ）マウル」一帯を散策することにしました。

と、ソスルデムン李家から数歩のところで、何やら見覚えのある景色が…。
『冬ソナ』のロケ地、中央高校です。

ひと気の無い古きよき町並みは、まるで迷路のようにくねくねと続きます。韓屋越しに見えるソウルタワー、なんとも絵になりますねぇ。

１時間ほどのお散歩でしたが、素敵な時間が過ごせました。

歴史オタクの夫にとって、この旅一番のハイライトがやってきました。

１９９７年に、ユネスコ世界遺産にも登録された、李朝時代の王宮『昌徳宮（チャンドックン）』です。

１２月から３月は、木曜日も一般観覧。私たちは１４：３０からのツアーに参加。大人３０００ウォンのチケットを買い、門の前で日本語ガイドツアーの開始を待ちます。

１５０名ほどの日本人グループは、２手に分けられ進善門前からツアー開始。

ガイドさんの話では、今日のように少人数（それでも１グループ７０人超え）のツアーはごくまれらしく、つい数日前も零下１０度の凍える中を、８００人の日本人を引き連れて周っていたそうです。

冬の木曜日は、客足が少ないので狙い目なんですって♪

ツアーのグループが、同じ場所でカチ合わないように間隔をあけて巡るので、宮殿内は、まるで貸しきりのような静けさ。

宣政殿の屋根に敷かれた青瓦が、太陽に照らされて瑠璃色に輝きます。

それにしても、おかげさまの小春日和。約１時間半のツアーを終えるころは、汗ばむほどでした。

日が徐々に西へと傾きかける中、私たちはテクテクと仁寺洞（インサドン）へ。

英語以外で表記されたスタバの看板は、世界中でこの仁寺洞だけ。午後からずっと歩き通しの足を休めるべく、こちらで一服。

仁寺洞の露店で買い集めたストラップの数々。１個１０００ウォン（約６７円）〜。

地下鉄１号線鐘閣（チョンガッ）から、線鍾路５街（チョンノオーガ）駅へ。広蔵市場（クァンジャンシジャン）で軽く一杯…と、ユッケの店『チャメチッ』へ。

チャメチッ（ソウルナビ）↓
http://www.seoulnavi.com/food/restaurant.php?id=2010

まだ１７：００を回ったばかりだというのに、気づけば小さな店内は満席。「レバ刺・センマイ刺盛合わせ」が一番人気のようで、皆さん次々とオーダー。「レバ刺し」にはちょいとうるさい私としても、ここのは太鼓判！

あんま〜くって、新鮮です！！

一皿１０，０００ウォン（約６７０円）なんて嘘みたい！近所にこんなお店があったら、最低でも週イチは通っちゃうのになぁ。

次のスケジュールは、ホテルのある「南営駅」のお隣、「龍山（ヨンサン）駅」の「ドラゴンヒルスパ」。健康ランドのようなものです。

半日持ち歩いた、２キロ分の手作りキムチ（美味しく出来てました♪）を置きがてら、お風呂支度を整えるため一旦ホテルに戻ることにしました。

韓国の旅情報で、大絶賛の「汗蒸幕（ハンジュンマッ）」や「チムジルバン」。以前から気になっていたのですが、勇気が無くスケジュールに組み込めずいました。今回は、隣駅にあるという気軽さから初挑戦です。

ドラゴンヒルスパ（コネスト）↓
http://www.konest.com/data/esthe_mise_detail.html?no=2199

フロントで、精算機能を兼ね備えたキーと、スパセット（Ｔシャツ、短パン、タオル２枚）を受け取り、施設内へ。勝手がわからずウロウロしていると、日本語の話せる若いカップルが、「女性はこっちのエレベーター、男性はこっちですよ！」と、キビキビした様子で先導してくれました。

フロントで受け取ったキーと同じ番号の靴箱に、靴をしまい上階の更衣室へ。館内は全てこのキーで“ピッ”と支払いができ、お財布レス。

３Ｆの女性フロアへ行き、靴同様、キーと同じ番号のロッカーへ荷物を入れます。ロッカーは幅３５センチほど、高さはロングコートがすっぽり入る大きさ。

汗蒸幕まじやばいです。毛穴から汗ジャバジャバで、お肌ツルンツルンになりました。

ドラゴンヒルスパは、食事も仮眠もできる施設なので、その気なら１日中でも楽しめそう。各フロアを行ったり来たりして、様々なスパやサウナを堪能するもよし、大浴場に併設されているアカスリや、別フロアでエステやマッサージを受けるもよし、オンドルの床にゴロンとしておしゃべりしてるだけでもいいね。

今回は、入浴とサウナで２時間程度でしたが、結構のんびりできました。

ドラゴンヒルスパの帰り、龍山駅の地下にある大型スーパー「Ｅマート」へ寄りました。時間は既に、２１：３０を回っていましたが、多くのお客さんで賑わっていました。

ホテルの部屋食用に、私はカットパイン、夫はバナナとお酒と見切り品のキンパ、そして家食用にチヂミの素とゆず茶を買って帰りました。

ホテルに帰った時間は、だいたい２３：００。

南営駅前の屋台で買ったオデンとツクネで一杯。入浴とハンジュンマッで水分の抜け切っていたカラダで、初めて口にするビールの旨いこと旨いこと！

お腹も満たされ、ベッドに入って明日のスケジュールの復習…なんて、できるわけもなく爆睡です。

こうして、２日目もガムシャラに終了しました。

３日目のスタート。

就寝前に夫と「もし早起きできら、またカジノ行っちゃう？」と話していたのですが、８：００には外出準備完了！当然、カジノ決定だよね♪

で？今日の結果…キタコレ？二人で３０，０００ウォン（約２，０００円）…

…負け（あひゃ）

だ、だ、だ、だからさぁ！ウチラは、金運に見放されてるわけよ！言ったってさギャンブルよ？博打なのよ？ケツの毛までむしられたって、文句言えないはずなの！すっげ超楽しかったじゃん？何杯も無料ドリンクいただいたじゃん？ありがたいなー、いやぁ〜ありがたいわーまじで。（…と、思うことにする）

カジノを終え、ロッテ免税店へ立ち寄りましたが、お目当ての商品は見つからず即退場。
まだ１０：００なのに日本人客で一杯でした！

朝食は、夫のリクエスト参鶏湯。
口にするのは、１２年ほど前、初めてソウルに来た時以来です。お店は、ガイドブックには、必ず登場する有名店「土俗村（トソッチョン）」。

まだ１０：３０だったせいか、人も少なく静か…と思いきや、１５分後には満席！
ブクブクと煮沸き立った参鶏湯、たまらんな〜♪

土俗村の前から、今回の旅では唯一となるタクシー利用。向かう先はソウル新羅免税店です。

なんとコチラの免税店、タクシーで来店した場合はその料金に応じて、最高１０，０００ウォン分の商品券がいただけちゃう。お目当てが決まっている私としては、使わない手はありません。ドライバーさんからいただいた領収書を、カウンターに提示して１０，０００ウォンの商品券ゲッツ！料金はたしか７，０００ウォンくらいでしたので得しちゃった♪

地下鉄の移動も楽しいけれど、タクシーもちょっと贅沢な気分でいいなぁ。２０分程度のドライブでしたが、車窓からの眺望を満喫しました。

免税店の中は、完全にニッポンのバーゲン会場と化してます。
お目当てのエリシャコイのＢＢクリーム他。左上の２箱はオマケ。

ロッテ免税店と、新羅免税店からのいただきモノ各種。

夫は、ツアー会社の添乗員さんからいただいたカナ眼鏡のクーポンで、眼鏡のオーダーメイド。
眼鏡は写真のような状態で、当日中にホテルのフロントへ届きます。

新羅免税店前から出ている、無料の巡回バスに揺られ、お買い物の聖地明洞へ。

免税店の日本人の会話から、「今日は更にウォン安が進んだらしい」との情報を掴んだ夫に促され、まずは両替所へ向かいます。

最初に見つけた両替所で、１５，０００円分をウォンに。レートは１０，０００円が１５１，０００ウォン（１ウォン＝０．０６６円）でしたので、仁川空港の１ウォン＝０．０６７円を更に下回っています♪メインストリートから外れた両替所は、更に下回っていて…少々後悔！？

お次は、昨年のソウルで、私がひと目で気に入ってしまった新村（シンチョン）の街。学生の街だけあって、お食事処の値段がえらく良心的なのです。今回は、地下鉄２号線「新村」のお隣、「梨大（イデ）」で下車しました。

地上に出てたまたま見つけたカフェで休憩。１０人ほどで満席になってしまう店内ですが、お客は私たちだけ。

梨大から新村まで歩きます。ショートパンツも似合う、ポカポカ陽気。

エチュードハウスのコスメ購入。明洞は在庫切れだった商品を、梨大と新村で発見！
サンプル品や、ノベルティグッズもイロイロいただけちゃって大満足♪

時計は１５：００を回りましたが、朝に食べた参鶏湯は腹持ちが良いのか、ぜんぜんお腹がすきません。

とはいえ、ランチは『新村ファンソコプチャンクイ』と決めていたので予定を強行！

新村ファンソコプチャンクイ（コネスト）↓
http://www.konest.com/data/gourmet_mise_detail.html?no=2076

人気店もこの時間はガラガラ。陽気な店員さんが、サイダーをサービスして下さいました。
運ばれてきた大皿一杯のモツを、鉄鍋で焼いていただきます。新鮮なモツは甘くてプルプル。

気付けばペロリ完食してました。

新村で最後に立ち寄ったのは、『ココホド』というお菓子屋さん。ココホドは、クルミの形をした一口大の焼き菓子。中にあんことクルミが入ってます。

店内で焼きたてを１個、試食させてもらえます。甘さ控えめ、何個でも食べられそう♪


ココホドＨＰ（韓国語）↓
http://www.cocohodo.co.kr/

実家や家族のお土産は、ココホドと決めていました。

１５個入り３，５００ウォン（約２４０円）を３箱、
３６個入り７，５００ウォン（約５２０円）を５箱購入。

私たちが大量に注文してしまったので、お店の方も梱包に大忙し。他にお客さんが居なくて良かった〜！

こうして、大量の買い物袋で両手がふさがってしまった私たち、ひとまず地下鉄を乗り継いで、ホテルに戻ります。

フロントで、「ツアー会社の添乗員さんへ電話せよ」との伝言を受け取り、部屋の電話から教えられた携帯番号へ掛けるも繋がりません。仕方なく、ホテル入り口の公衆電話もチャレンジ失敗…が、ホテルの方が親切に対応してくださり、無事ミッション完了しました。

電話の内容は、「明日のピックアップは６：２０です」とのこと…はやっ！？再び部屋に戻ると、夫はベッドで高イビキでした。

１８：３０南営駅から地下鉄で夕食のお店へ。

乗り継ぎの駅構内で衝動買いした、ＭＩＳＳＨＡの
ＤＥＴＯＸＩＦＹＩＮＧ ＰＥＥＬＩＮＧ ＧＥＬ（右）
１０，８００ウォン（約７５０円）とオマケ。

このコスメは思わぬ収穫！お肌が１０歳は若返ります♪

ソウル最後のディナーに、私が選んだのは「ケジャン」。ワタリガニの醤油漬けです。

地元でも大変な人気店ゆえに、予約ナシはキビシイとの情報を聞きつけ、ソウルのＪＣＢプラザにお願いして、１ヶ月前から予約していました。

眞味食堂（ソウルナビ）↓
http://www.seoulnavi.com/spot/goods_summary.php?category_id=03&goods_seq=793

これほどの定食がいただけて、１人前２５，０００ウォン（約１，７００円）は超おトク♪

…でもぉ〜

旅をやり直せるなら、もっとハラペコで行きたかったぁぁぁ！！！！

眞味食堂のある、「エオゲ駅」から地下鉄５号線に乗り、７つ目「永登浦市場駅」へ。

この旅のフィナーレは、コストコです。

コストコの会員証は、世界共通…だったら行ってみたくなるってもんでしょ♪

コストコ紹介（YAHOO!KOREA）↓
http://kr.gugi.yahoo.com/detail/detailInfo/DetailInfoAction.php?cid=2602163081

永登浦市場駅３番出口を出て１０歩くらい後進、最初の交差点を右折。

庶民的な商店街をひたすら直進。右側の並びにファミマもあったりします。

駅から４００メートル程で、左手にゴルフの打ちっぱなし、右手に教会が見えたらスグ先…見覚えのあるＣＯＳＴＣＯの文字。

店内は、１階がインテリアや衣料品など、地下１階が食料品の２フロア。

２０：３０という時間にもかかわらず、店内はカートを押す客で一杯！私がよく行く、入間のコストコと品揃えもレイアウトも一見同じようですが、中には「ご当地モノ」も格安で山積みです。

当然、後先考えずカートに放り込んじゃうってもんでしょ♪ラーメン箱買い、コチジャン、ゆず茶、芋ケンピ…〆て５８，１８０ウォン（約４，０００円）也。

さすがの私も、満腹+ホロ酔い+歩き疲れでヘロヘロでしたが、「格安大量買いして、交通費かけてたら意味ないのよっ」と、タクシーで帰りたがる夫を制止し、無理やり地下鉄へ！

…が、疲労で思考回路が狂ったのか、乗り換えを間違えて大混乱。やっとの思いで辿り着いた南営駅の階段で、荷物の重さで夫は転倒するわ、散々でした。

電車の窓から見た、漢江の夜景が素敵だったことだけが救いです。

必死の思いでホテル到着。袋ラーメンのつもりが…箱を開けて、初めてカップ麺（２４個）だったと気づく！？

私が、この旅で増えた驚異的な量の荷物を前に、しばし呆然としていると、コンビニで買ったソジュと、串モノ、ホットサンドなどをモーレツな勢いで飲み食いしてたはずの夫…いつの間にか、ベッドで死んだように眠っていました。

裏切り者がっ！

その後、私の孤独な戦いは勝利を収め、美しくスーツケースに収まった大量の荷物を見届けての就寝。

グッジョブ…俺。

４日目のスタート。

アラームの音で、しぶしぶ起床です。身支度を整え、全ての荷物をまとめ終えると時計は５：００。ピックアップの６：２０までは、まだ１時間以上あります。ソウルでの名残を惜しむため、夫と早朝散歩です。

歩きなれた、ホテル前の大通りを淑大入口駅方面へ少し行くと、なんと、初日に内装工事中だったロッテリアがオープンしていました。

オープンしたてのロッテリア淑大入口店は、嬉しい２４時間営業です。店内のインテリアも、ＮＥＷショップだけあって凝っていてオシャレ。

種類豊富なメニューから、カフェオレとキャラメルシロップの乗ったカプチーノをオーダーし、店内でのんびりといただきました。

１日目に歩いたガード下。つい３日前のことなのに、懐かしく感じます。

早朝の南営駅前。２４時間営業のキンパ屋さんと焼肉屋さんが並んでいます。

お散歩から戻って、部屋で冷蔵庫整理。バナナ・カットパイン・ヨーグルト…全部、私の胃袋に収まりました。

パンパンのスーツケースを引きずって部屋を出ます。大きい方は３１キロありました。

７：００、格安ツアー恒例・お土産屋さんにお立ち寄り。早朝のキムチ試食はキツイ…。
お土産屋さんを早々に脱出し、近所をブラリ。どうやら空港の近くみたいです。

ウトウトしている間に、仁川国際空港に着きました。

可愛らしい添乗員さんに促され、セルフチェックイン機へ。簡単な画面操作で、窓側から並びで２席確保でき…ホッ。チェックインカウンターは、今まで見たこと無いほどの長蛇の列…チェックインはいつになることやら。

添乗員さんが、ご丁寧に出発ゲートまで引率＆お見送りして下さったため、昨年立ち寄った冷麺の美味しい一般区域内のレストランは断念。しかし、これが正しかった…出発ゲートはものすごい行列。悠長にレストランなんて寄ってたら、飛行機に乗り遅れるところでした。

コンコースにフードコート発見！
も、も、も、もしや、冷麺にありつける！？

期待むなしく、冷麺はＳＯＬＤ ＯＵＴでした。替わりにソルロンタンをオーダー…でもやっぱり美味い♪

アシアナ航空１０２便内の機内食。メインはタラ唐揚の甘酢あんかけ。ビールで酔っ払っちゃいました。

成田から最寄り駅まで、エアポートバス利用。
１５：００前には無事帰宅しました。午前便は、早起きなのが大変だけど、日本に到着してからの家路はラクです。

旅の醍醐味…スーツケースによくぞ収まった、お買い物あれこれ。

実用的なモノばかりなのが嬉しい…旅での、いただき物あれこれ。サンプルコスメだけで、おうちエステできちゃいそう♪

今回の旅は、お天気にも恵まれとても充実していました。『ガムシャラ！ソウル３泊４日』これにて終了。

やっぱ、ソウルは楽しいわぁ！

この旅行記へのコメント （5）

• nakamasananiwaさん 2009/04/26 10:42:19

  ♪♪

  　毎度です
  
  　こっちも濃ゆいねぇ
  　ええなぁ、こんな計画上手なよめさんいてたら楽ちんやねぇ、だんなさん
  　うちのん、ねてるか文句ゆうてるかだけ---
  

  フォイトンさん からの返信 2009/04/28 07:55:59

  ありがとうございます！

  ご訪問だけでもとても感謝ですのに、
  色々ありがとうございます。
  ソウルは２４時間営業の施設が多いので、
  つい、睡眠時間削って欲張っちゃうんですよね。
  
  奥様とnakamasananiwaさんバランス絶妙なんですね♪
  どちらの旅行記も自由でイキイキされているのは、
  おおらかな奥様（とても美人！！）あってこそなのでしょう。
  夫婦ってうまくできてますね！

  nakamasananiwaさん からの返信 2009/04/28 09:10:40

  RE: ありがとうございます！←こちらこそ♪

  フォイトンさん、おおきに
  
  おおらかな美人←いろんな言い様があるもんやねぇ、ンププ♪
  喜んでるからおいらも使わせてもらいます
  
  太陽の塔
  なつかしいなぁ
  おいら１１−２ぐらいのころやねぇ、阪急沿線やったからよく万博いきました、どこのパヴィリオンでもおねーさんがすんごい厚化粧でまつげなんかばっさばさしてたの友達とじ〜っとみててアメもらったのおぼえてる

• キートス・メルシーさん 2009/02/26 21:32:15

  充実してますねッ！！

  こんにちは。
  
  盛りだくさんな内容で本当に「ガムシャラ！」がぴったりの旅ですね。
  私も12月にソウルに行ったのですが、寒いのもあってフォイトンさんと比べるとまだまだだったなぁ・・とチョット後悔。
  
  また行きたくなりました。
  特にケジャン！大好きなので次はフォイトンさんの行かれた店に是非行ってみたいです。
  
  ソウルって奥が深い。
  
  キートス・メルシー

  フォイトンさん からの返信 2009/02/26 22:11:03

  RE: 充実してますねッ！！

  キートス・メルシーさんありがとうございます。
  今回が初投稿だったので、コメントいただけてとても嬉しいです！
  
  たった今、キートス・メルシーさんの旅行記を、
  たっぷりと楽しませていただきました。
  ゴールドカードラウンジ、インペリアルパレスホテル、
  新羅免税店で３００ドル以上のお買上げ特典のｃａｆｅ…
  金運に見放された私には、夢のような旅行記…羨ましい！
  
  ケジャン、私も大好きです！
  
  「プロカンジャンケジャン」は、昨年私も行きました！
  私は、キートス・メルシーさんが旅行記に書かれていた、
  ミョンドンの「郡山オジンオ」へ行ってみたくなりましたよ！
  
  ホント、ソウルって奥が深いですね。