神楽坂路地裏探訪

2007/08/03 - 2007/08/03

TVドラマ｢拝啓、父上様｣に影響されて神楽坂をぶらぶら歩いて来た。富良野探訪といい、どうも倉本聰に影響されるようだ。
もともと東京下町生まれの私には珍しい街並みでは無いが、老舗の料亭が並ぶ迷路のような石畳の小路は新しい発見だった。

エリア 神楽坂・飯田橋(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル

神楽坂通りに

神楽坂および美術館を２箇所回る予定で、東横線からメトロフリー切符を買って飯田橋駅へ。ところが、地下鉄東西線のホームは飯田橋には地下鉄が３線も有り、ＪＲの飯田橋と違い神楽坂までが遠かった。暑い最中、地下鉄の階段の上り下り参ってしまう。東京の地下鉄は３次元空間を頭に入れないと大変な事になる。ようやく、神楽坂通りにたどり着くが、平日だというのに人が多い。

毘沙門天

先ずはＴＶでお馴染みになった毘沙門天を目指す。毘沙門天は、インド出身の神様で、仏様、ないし仏法を守る役目を担い、四天王の随一として北方守護を司るとされているが、七福神めぐりで有名な印象が強い。

絵馬が一杯

境内には願掛けの絵馬が沢山吊るしてあった。思ったより、小さいお寺で驚く。

お昼なので

もう昼なので、いきなり食事処を探す。鳥茶屋に入ろうと思ったら、別な店が目に飛び込んできた。

クレープリーの店

鳥茶屋の隣の看板に目が行き、また美味しそうなランチメニューが眼に止まってしまった。カフェクレープリー・ル・ブルターニュで、オープンカフェも有ってお店の雰囲気は良い。予定を変更してこちらに入る。

店の中

店中はこんな感じで落ち着いた雰囲気。
本場フランスのクレープで、神楽坂に1996年9月に開業した。

これがガレット

ランチメニューはサラダ、飲み物にガレット（そばで作ったクレープ）で、いままで食べていたクレープとは全く違う。フランスの定番らしいが、なかなか美味しく頂けた。クレープを焼き上げたみたいな焦げ目が有る。休日は混雑して行列と成りなかなか入れないそうだ。

神楽坂路地裏

お腹も満たされたので、いよいよ神楽坂路地裏探訪を始める。表の神楽坂通りを横に入ればすぐに路地裏と成り、老舗を思われる料亭が続く。

坂道、石畳

路は狭く、坂道が多く、石畳に成っている。
石塀や黒板塀で軒を連ねる料亭が続きなんとも情緒たっぷりである。

高層ビル建築反対

ＴＶドラマでやっていた、高層ビル建築反対のポスターも貼ってあり、ドラマで危惧していた事が現実として進行していたのには驚いた。実際、高層ビルの工事は始まっていて、神楽坂の町並み、景観も大きく変わりそうだ。

値段の高そうな料亭が続く

お店には、神楽坂界隈の地図も置いて有り、たまにはカメラを持った人も見かけたが、思ったより観光客？は少なかった。休みの日には多いのだろうが。
値段の高そうな料亭が続く。

黒板塀

白の石畳の路と黒板塀の対比が絶品。

玄関もなかなか

これまた、いかにも高級な料亭風情で玄関にも風情が。

江戸情緒

全体的に、白と黒と茶で街並みは構成されている。江戸情緒か。
その辺の路地裏から芸者さんが出てきそうだ。夜の、神楽坂はどんなんだろう。

路地裏の先に高層ビル

何時までも、この町並みを継承して欲しいがさらに時代は難しくなって来るのだろう。