2008/08/28 - 2008/08/29
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sakuraさん
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8/28・29(旅の8・9日目)
二日間の滞在では、初日に旧市街・ガウディーの建築群・サンパウ病院などを巡り、二日目はモンジュイックの丘方面に赴きました。
幼い頃に開催されたバルセロナ五輪。。。マラソン中継で目にしたバルセロナの街並み(特にサグラダ・ファミリア)に、当時子供ながら強い憧れを抱いて早○○年、、、今回のバルセロナはそんな幼い頃の憧れを辿る事ができた旅になりました!
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
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前日の夜マルセイユを22:30の夜行バスで出発し、早朝バルセロナのサンツ駅に到着。
まずは宿を取って荷物を置くために地下鉄に乗ってユースホステルのある旧市街へ移動。 -
メトロのリセウ駅で下車、、ランブラス通り近くにあるユースホステルに行ってみると残念ながらそこは満室・・・、というわけで落ち着いたのがこのHOSTAL RIVER。
ここもランブラス道りに近く、値段もユース並◎
しかし夜、突然天井からベッドの上に水が滴り落ちてきたのにはビックリしました!!(部屋は変えてくれたからヨカッタけど)
建物の上の方に小さな看板があるのがこの宿。 -
「ランブラス通り」バルセロナのメインストリート。
朝は人も疎らでプラタナスの並木が美しい通り。
日中は観光客でかなり賑わい(夜は更なる賑わいです)、道の両脇にはカフェやお土産やがズラッと並でいます。
特に夕方すぎには大勢のストリートパフォーマーが観客を楽しませてくれて面白いものが沢山見られました♪ -
ランブラス通りには「ミロ」のタイル画もあったりします。
人ごみが多いと足もとに隠れて気付かずスルーしちゃいそうですね。 -
店のウィンドーで見つけたブサカワ(!?)の「ロナウジーニョ」。
しかも当時バルセロナからの移籍が決まっていたせいで、悲しいカナ50%OFFでの販売。 -
「グラシア通り」で見つけた工事中のエルメス。
外の覆いに思いっきりされた[落書き]を作業員がきれいにしてたけど、微妙にくっきり残ってました(笑) -
グラシア通りに面して建つガウディ作「カサ・バトリョ」。
波や水をイメージした作品。。。建物でそれを表現する事は常人では不可能、そこを見事に表現するのが天才!!!
太陽の日を反射し壁面が輝いて見えたのも、彼のマジック☆ -
カサ・バトリョの内部を見学するための順番待ち。
料金16.5ユーロはお高かったのでここはスルーです。 -
カサ・バトリョのすぐ先にあったのが同じくガウディ作品「カサ・ミラ」。
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驚くべき曲線の建物。考えた人も凄いが、こんな複雑な設計に付き合って、造った人達はさらにすごい気がする。。。
ここも内部の見学はせず、次なる目的地は期待を一心に込めたサグラダ・ファミリア聖堂です!
この日のバルセロナ観光は主に徒歩でしましたが、さすが大都市!
地図で見るより、歩いてみるとかなりの距離。
1日が終わる頃には足がパンパンでしたっ。 -
その建物の気配を感じつつ、なるべく直前まで見ないよう下を向きながら歩いて近づき(これが結構難しく油断すると見えちゃいそう)、、、いよいよその時だと顔を挙げて対面したのがこのお姿!!!
巨、巨、巨大、、、なんて大きいんだぁ。
すごい存在感…(この時、半泣き状態)。 -
子供の時、一目見ただけでその特異な姿に憧れを持ってから早ウン年、、20代後半になり実物に会えて本当に夢のような思いでした。
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チケットカウンターで入場料を支払ったら、いよいよ中へ!
最初にあるのが入口になっている、この「受難のファサード」。 -
直線的な彫刻の「受難のファサード」。
従来の宗教芸術とは別次元で、むしろ現代アートのような感じ。 -
外観からして教会の枠を飛び出している建物ですが、内部にも至る所にガウディ独特の感性がちりばめられていて驚きの連続でした(・o・)
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入口の扉。JESUSの文字を確認。
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今回のヨーロッパ旅行ではいろいろなステンド・グラスを見る機会がありましたが、ここで目にしたものが私の中ではダントツのNo.1☆
美しすぎでした・・・。 -
聖堂の天井。。。花の形がモチーフにされていてなんともアーティスティック!
こりゃ〜、完成までに時間かかるわっ。 -
赤いステンド・グラスに向かい合うようにあったのが、青いステンド・グラス。
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これもまた幻想的な雰囲気を醸し出していました。
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内部で完成してるのはまだほんの一部分で、美しいステンド・グラスの横は工事現場。
すべて完成するころ自分は死んでしまってるかもしれないけど、逆に現在進行形のこの場に居られることの方がスゴイ気すらしてしまいました。 -
展示スペースもあり、模型などで分かりやすくなっていておもしろかったです。
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現在8本ある鐘塔の内部(完成後は18本)。
2.5ユーロでリフトに乗ってこの鐘塔に昇ることができます(時間によってはかなりの待ち時間ですが)。 -
サグラダ・ファミリアの上からこんな絶景が拝めるなんて!!!、、、思ってもみませんでしたっ。
こんなに海が近かったんだぁ。。。 -
小窓から見えるすべての景色がまるで絵画のよう。
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まさか、同じ高さから真横ある鐘塔を見ることができるなんて!
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受難のファサード側の鐘塔に昇ったので、向いに見えたのが生誕のファサード側の鐘塔。
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上りはリフトでしたが、下りはこの螺旋状の階段。
最後には三半規管が麻痺し、目が回ってしまいました。 -
「生誕のファサード」側から見た聖堂。
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受難のファサードの直線的な彫刻とは180度違う、繊細緻密で優しい彫刻が施されていた生誕のファサード。
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地下の展示室。
聖堂やガウディにまつわる様々な展示がされていて見応え充分!
じっくり見るといろんな発見があり面白かったです。 -
若かりし頃のガウディ(以外にふっくらしてたんだぁ)。
今回サグラダ・ファミリアやその他、彼の作品に触れてみて感じたのは、彼はこの世で唯一無二の感性と建築に対する情熱を持った人だったという事でした。
同じ人間のはずだけど、なんか別世界を生きていた人に思えてなりません。 -
ガウディの葬儀の様子を写した一枚。
奥に見えるのが当時の聖堂(まだ前面の一部分しか出来ていない)。 -
続いて訪ねたのが世界遺産【サン・パウ病院】。
モデルニスモを代表する建築家モンタネールの作品。
バルセロナ=ガウディだと思っていましたがその認識はここで改めました。
モンタネール様も忘れてはならないお人だったのです!! -
「芸術は人を癒す」というコンセプトで造られたそう。
現在も病院として現役バリバリで、内部も自由に見学出来るのがうれしい♪ -
エントランス部の内装はピンクを基調にしたタイルで壁面が覆われていてなんだかメルヘンチック☆
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天井もピンク!
全体がかわいらしい雰囲気♪ -
建物だけ見ると病院とは思えない、絵本の中のような空間でした。
モンタネールもまた従来の型に囚われない独特の世界観を持った建築家だったことを感じさせます。 -
病院そのものが天国のような世界!
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しかし、働いているのは天使じゃなくて人間...
地べたにお座りして、タバコで一息。。。 -
サン・パウ病院から見えたサグラダ・ファミリア。
同じ時代を生きた二人の天才、ガウディとモンタネールの繋がりを見た気がしました。 -
サン・パウ病院から徒歩で目指したのが「グエル公園」。しかし歩けど歩けど見えてこない・・・。
結局、1時間以上は軽く歩いたかもしれない。
そんな、きつく苦しい道中に見つけたお人形。。。
交通機関を使わず歩きに固執した私達を嘲笑っているような顔、、、別名チャッキー。 -
【グエル公園】
ここもまたガウディ・ワールド炸裂の不思議な空間、至る所に彼の遊び心がちりばめられていました。
公園だけにのんびりしたかったけど、観光客でかなりの賑わい。 -
グエル公園の看板トカゲくん。常に人に囲まれていた人気者。
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カラフルなモザイクベンチも大人気で常に空席待ちでした。
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モザイクベンチがある場所はテラスになっていて、そこから眺めるバルセロナの街はまた格別なものがありました!
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今世のコンクリート社会ではありえない不思議ワールド、、、夢のような世界を現実に登場させちゃった感じ。
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壁はチョコレートクッキーで屋根は綿菓子、まるでお菓子のお家です♪
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公園近くのおみやげやでも発見したトカゲくん☆
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グエル公園から徒歩で20分ほどのところにあったガウディ作【カサ・ビセンス】。
彼の最初の作品だったそうですが、この時からすでに独自のスタイルが確立されていたようです。 -
敷地の庭にある「シュロの木」をモチーフにした鉄柵。
この後、メトロでランブラス通りまで戻り「グエル邸」に行きました。
今まで見てきたガウディ作品とは違いモノトーンで重厚感(威圧感)のある感じでした。
夜はランブラス通りの散策(いろいろなストリートパフォーマンスが行われていて楽しい!)。
夕食は安さに惹かれて入った路地のショボイお店でパエリアを注文(レンジでチンされ出てきた。味も×)。
口直しにスーパーでイカスミのパエリア(これはお味◎)とサングリアを買ってこの日は宿に戻り終了。
ちなみに雰囲気が悪い(危険な)路地や人物が街には結構見受けられたうえに、翌朝、私自身スリに遭いました(未遂でしたが…^_^;) -
<バルセロナ2日目>
早朝、ランブラス通りのお花屋さん。 -
「サン・ジュセップ市場」
朝早めに行くと観光客も少ないので、ゆっくり市場内を見て回れます(日中もそれはそれで賑わっていていいんだけど)。 -
モモごと売られていた生ハム。
IBERICAって書いてあるけどイベリコ豚のこと?? -
他の魚屋さんも売ってたのは全員女性。
ご主人が漁してるのかなぁ。 -
市場の奥にあったBARで朝食をとることにしました。
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並べられている食べ物の中からチョイス出来るので注文も簡単。
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これに決定!!!スペイン風オムレツ。
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ジャガイモ入りで、シンプルな味がgoodでした。
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キノコのピンチョスを分けてくれた気前のいい兄貴達。
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市場の後はゴシック地区を散歩する事に。。。
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カテドラル前にあった「ピカソの壁画」。
最初はそれと気付かず通り過ぎてしまいましたが…。 -
街の中心から少し離れるモンジュイックの丘方面へはメトロに乗ってエスパーニャ駅で下車。
この辺りは人が少なく落ち着いた雰囲気でした。
奥に見えるお城みたいな建物がカタルーニャ美術館。 -
1929年の万国博覧会の際に建てられた【カタルーニャ美術館】。
まるでどこぞの宮殿かと思うほど壮麗な建物!
バルセロナの建造物は1から10まで凄いモノだらけでしたっ。 -
美術館前のテラスからの眺望。
気持ちい〜ぃ眺め!
あるテレビ番組では北島(水泳)と中田(サッカー)がこの場所で対談をやっていました。 -
「オリンピック・スタジアム」
1992年に開催されたバルセロナ五輪のメイン会場。
ただの陸上競技場といえばそれまで…、しかし当時の記憶がある私にはそれなりに価値のある場所でした。 -
開放されているので自由に見学OK。
現在もスペインサッカーのクラブチームのホームだったりと活躍しているスタジアム。 -
この日は観光を早めに切り上げ、、、夕方17:00(北バスターミナル)発⇒グラナダ行き(ALSA社の夜行バス)に乗ってバルセロナとはお別れ...。
見所が多いだけにかなり濃厚な滞在だったような気がします。
フランスの穏やかな時間の流れからいきなり大都会に放り込まれたような戸惑いもアリ、スリにもアイ(しつこいけど未遂)、善くも悪くもスゴク刺激のあったバルセロナ!
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