2008/07/13 - 2008/07/14
6237位(同エリア7923件中)
rambling old manさん
- rambling old manさんTOP
- 旅行記54冊
- クチコミ39件
- Q&A回答7件
- 203,104アクセス
- フォロワー14人
はじめての海外一人旅。
バックパックにカメラとあめちゃんを詰めて、中年おっさんがベトナムに挑みます。
マイレージでベトナム航空、日本−ホーチミン往復をGet。
ホーチミンからはカンボジア、シェムリアップ行きの航空券をアオザイツアー(スケッチトラベル)で手配。
ホーチミン1泊 → カンボジア3泊 → ホーチミン2泊
の旅の予定。
カンボジアから帰ってきたら、ホーチミンで嫁さんと合流。
普通に観光して帰ります。
------------------------------------------------------------
2008年7月当時レート
●10,000 VND ≒ 70 JPY
●1 JPY ≒ 142 VND
関西−ホーチミンシティ(マイレージ利用・燃油\14,000x2人)
ホーチミンシティ−シェムリアップ(航空券+税 US$ 314)
宿泊 タンロンホテル(直接予約) US$24(ミニバー利用込)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
-
ベトナム航空の勘違いした和テイスト機内食を食べ、キャビンアテンダントのアオザイ姿に見とれているうちに飛行機はホーチミンシティ、タンソンニャット空港に到着する。
何にもしないくせにじっくり時間をかけるいやらしい入国審査を終えると、そこは熱帯の暑さとタクシーの客引きがまとわりついてくるベトナムの商都、ホーチミンシティ(旧サイゴン)だ。
本や教科書で読んだ、あのサイゴンに今自分はいるのだという感傷にひたる隙も与えないくらい、ひっきりなしにタクシーの客引きがくる。
2007年版の地球の歩き方「ベトナム」には空港から市内まではUS$5程と書いてあったので、タクシードライバーに「US$5で市内まで行けるか?」と聞くと、「大丈夫」との事だったので、タクシーで今夜の宿泊地、「タンロンホテル」まで連れて行ってもらう。 -
出発するやいなや、タクシードライバーはベトナム訛りの英語で、「10ドルもらわないと市内までいけないよ。」みたいな事を言い出す。
「何言ってんだ!先は5ドルでオーケーって言ったじゃないか。」
というと、ブツブツいいながら車を走らせる。しばらくしてまた同じことを言い出すので、
「もういい!ここで止めろ!」
と言ってタクシーを降りる。プンプンモードで降りたのはいいが、ここが何処なのだか全く分からない。しばらく歩いたが、らちがあかないので目が合ったバイクの上で寝ているおじさんに、
「ドンコイ通り、ルネッサンス・リバーサイドホテル(タンロンホテルに近い)まで乗っけてって。」
というと、「OK!OK!」と軽い返事。20,000ベトナムドン札(≒130円)を出すとヘルメットを渡してくれた。
はじめてのバイクタクシーは爽快だった。カブで受ける南国の風は心地よい。一見無秩序に見えるバイクの群れも、一定のローカルルールの下で成り立っているのか、不思議と怖さは感じない。
おっさんが連れて行ってくれた場所は、確かにドンコイ通りだったが、リバーサイドホテルとは全く違う場所。でも目指すタンロンホテルには近かったからOKとしよう。 -
タンロンホテル(日本で予約、一泊朝食付約US$24)でチェックインを済まし、町並み散策に出かける。今日の用事はTNKトラベルで「メコン川デルタツアー」の予約だけ。
ネットでいろいろ調べた所、TNKトラベルが日本語ツアーUS$20と、比較的安くて評判もよさそうだった。英語ツアーだとUS$9と安く、内容もそう変わらないのだけど、ベトナム人の英語の聞き取りづらさに辟易していたので日本語ツアーを申し込む予定。
街で写真を撮っていると、後ろからバイクタクシーが、「へぇろ〜、Where are you from?」と声を掛けてきた。
「From Japan.」と返すと、
「うそ〜、ベトナム人に見えたよ」って、流暢な日本語。うそつけ!じゃなんで「どこから来たの?」って声掛けてくるんだよ。
こういう輩はたちが悪いと相場が決まっている。
が、まともに意思の疎通ができるというのはうれしい。 しばらく話をする。
「TNKトラベルの場所、知ってる?」と聞くと、
「知ってる」との事。
「US$1で連れて行ってくれない?」と言うとOKだったので、とりあえず連れていってもらうことにする。 -
←聖マリア教会の夕暮れ
TNKトラベルでメコン川デルタツアーの予約を済ませ、外に出ると、バイクタクシーのドライバーが路上の店で椰子の実のジュースを飲んでいる。
「おごるから飲んだらいいよ。」と、僕にも椰子の実ジュースをくれた。
椰子の実のジュースの味は知っている。決して美味しくない。だがその冷たさで一気に飲み干した。中の皮もスプーンですくって食べた。
風呂場にあるようなプラスチックの椅子に腰掛け、行き交うバイクを眺めながら、バイクドライバーと英語・日本語を交え、ベトナムと日本の文化の違いなどの話をする。
屋台のおばちゃんは冷たいお茶を出してくれる。
きた…
どのガイドブックにもベトナムの水道水は口にしないようにと書かれている。そして屋台で出てくる氷は大抵水道水を凍らせた氷。でも出してくれたお茶を飲まないのは男がすたる。
おばちゃんに「カム オン(ありがとう)」と言ってお茶をいただく。独特の風味。
現地の気候には現地の飲み物が一番合う。
沖縄でさんぴん茶を飲むようなものだな。割と美味しい。 -
←サイゴン郵便局
30分ほど話をした後、「晩ご飯はどうする?」と聞かれたので、
「一緒に食べようか?おごるよ。」と誘う。
時間は6時半。ドライバーは、
「まだお腹が空いていない。カフェでも行ってコーヒーでも飲もう。日本人は時間が来たらごはんを食べる。ベトナム人はお腹が空いたらごはんを食べる。」
と言われた。確かにその通りだ。
聖マリア教会、サイゴン郵便局などの有名スポットを回りながら、どこか薄暗いカフェに連れて行かれる。 -
←夕暮れ時のサイゴン郵便局前
カフェの従業員の女の子は超ミニスカートで、体に張り付くような服を着ている。
「ベトナムのカフェではこれが普通?」と聞くが、
「普通だよ。」だって。
ベトナムアイスコーヒー「カフェ・ダー」を2つ頼む。
「ダー」はベトナム語で「氷」。濃いコーヒーをグラスに入れ、氷で満たす。それをスプーンでひたすら溶かしつつ飲む。とにかく甘くて苦い。極端な味。
二杯で20,000VND(≒130円)だった。 -
←サイゴン川に浮かぶディナークルーズ船「ベンゲー」
その後バイクで現地の人間がよく行くというレストランに連れて行かれた。
ビールを頼むとセクシーな女の子が、ビールのグラスに大きな氷を入れてくれる。少しでも氷が溶けようものなら新たに氷を投入してくる。結局さきから氷ばっかり飲んでるよ。
食べたのは空心菜のニンニク炒め、ヤギ肉の唐揚げ、訳の分からない貝炒めなど。どれも旨かった。 -
しばらくして、日本の企業で働いているというドライバーの兄が何故か登場し、怪しげな展開へ。
「あなたは友達です。これから楽しいところへ遊びに行きましょう!」
「まずはストリップショーです。」
という展開になったので、
「私は今日ホーチミンシティに着いたばかりです。日本時間ではもう12時。日本で私は朝6時に起きて22時に眠る生活をしているので、もう眠くてダメです。」
と言うとあっさりと引き下がった。なんだったんだ?
結局払ったのは3人で食べ物と500ml瓶ビール8本くらいで185,000VND(≒1,220円)。
ぼったくられたわけではなさそうだ。 -
←タンロンホテルのシングル部屋
「ではちょっと早いけど、ホテルに戻ろう。」
飲酒運転なのは気になるが、バイクの後ろに座りホテルへ向かった。途中スコールにあうが、あっという間に雨は止む。
しばらく走ると見慣れた景色。ホテルの前に着いた。
「明日の朝空港に行くんだろ?、9時に迎えにくるよ。ホテルの前で待ってるから。もし寝坊したら電話してくれ。」
ガイド料として数ドル手渡し、彼と別れた。 -
翌朝、早めに起きてホーチミン市内を散歩する。
道を歩いているとベトナム名物シクロ(自転車タクシー)のおっちゃんや、バイタクのおっちゃんが声を掛けてくる。
「コー ゾーイ(まにあってる)!」と返すも、
下手なベトナム語が通じないのか、わざとなのか、ひたすらこちらの歩くスピードに合わせてついてくる。
公園で座っていると、やさしい顔をした50代くらいのバイタクドライバーが話しかけてきた。
「どこから来たの?」「いつまでホーチミン市にいるの?」「今日の予定は?」
話しかけてくる事は他のドライバーと一緒。英語も聞き取りづらい。
「残念ながら、僕は今日ホーチミンシティを出発してカンボジアに行く。だからあなたを雇う事は出来ない。」と言うと、おじさんは、
「分かった。今度ホーチミンシティに来るときは必ず私を雇ってくれ。」と言って笑った。
すごく感じのいい人だったので、
「僕は今喉が渇いている。ベトナム人の皆がしているように、露天でカフェ・ダー(アイスコーヒー)を飲まない?」
と言うと、歩道の端で営業している露天の店まで一緒に来てくれた。
彼の名前は「ミン」。
二人でカフェ・ダーを飲みながら世間話をする。
彼はカンボジアのクメール・ルージュとの戦争に出兵した経験もあり、色々興味深い話をしてくれた。
彼の電話番号を聞いて「次来るときは必ず電話するよ。」と別れた。そろそろ前日のバイクタクシーが迎えに来る時間だったからだ。 -
ホテルをチェックアウトし、昨日の彼を待つが、時間になっても現れない。
電話を掛けるもベトナム語の訳の分からないアナウンス。おそらく電源を切っているのだろう。予想通りといえば予想通りの展開。
早速「ミン」に電話を掛け、
「約束していたドライバーが来ない。空港まで乗せていってくれないか?」
と伝えると、1分もしないうちにホテルの前まで来てくれた。
「空港までいくらでいってくれる?」の問いに、
「It's up to you.」と返ってくる。
「えーっと、US$3で」
「OK!」
とすんなり交渉成立。
バイクで20分程走るとタンソンニャット空港が見えてきた。バイクタクシーは国際線のターミナルへは入れないので、国内線ターミナルの方でバイクを降りる。
「カンボジアから戻ってきたら電話してくれ。ここで待ってるから。」
と「ミン」は言った。
「ごめん。次来るときは嫁さんと一緒。バイクタクシーは使えないんだよ・・・」
と心の中で謝って、「ミン」と握手して別れた。 -
カンボジア、シェムリアップ行きのベトナム航空827便のチェックインを済ませ、同時に帰りの便のリコンファームを済ませておく。
飛行機は小さめのプロペラ機。
バスで機体そばまでアプローチしていざカンボジアへ。
日本に帰ってから、友人にこの二日間の話をすると、バイクタクシーに払いすぎと大笑いされた。
たしかにもう少し交渉の余地はあっただろう。
でも初めての一人旅だし、こんなもんでしょ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
rambling old manさんの関連旅行記
ホーチミン(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
12