2008/10/13 - 2008/10/13
509位(同エリア1058件中)
Akkoさん
弾丸ロッキー?はコロンビア大氷原へのツアーを。
ただでさえ2日半しか自由時間のない旅行において
まる一日かかるツアーだけれど絶対行きたかったコロンビア大氷原。
この日あたしはこの場所で、ずっと見たかったものを見て
初めて、旅してて胸が詰まって泣けてくるというのを体験した。
グレイシャーブルー。
氷河の色がずっと見たかった。
ずっと昔、多分南米の「ペリトモレノ氷河」の写真を見て
氷も流氷も白いのに「氷河は青い」ということをしった。
昔から水色という色がすきだった私に衝撃的だったのは
こんな透明っぽい水色があるんだというのを知ったことだった。
これは写真じゃなくてほんものが見たいなって多分高校生くらいから
思っていた。
けど当時はあたしが海外に旅行するようになるとは夢にも
思わなかったから、実現しないだろうなぁと思っていた。
ペリトモレノ氷河じゃないけど、そこまで濃い氷河色ではないけど
今回コロンビア大氷原で、氷河の青=グレイシャーブルーを
この目で見ることができた。
ずっと求めてた「水色」は、コトバに出来ない色だった。
絶対絵筆でかけないその色を目にしてあたしは
つれの子に気づかれないように、こっそり涙ぐんだ。
この色が見られただけで、カナダに来た価値は充分あった。
そしてまた雄大な山並みを見ながら帰国の途に。
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早い集合でまだ朝焼け。
(カメラのせいでこんな色になってるけど)
現実にも結構な朝焼けだったのです。
恐いくらいの鮮やかさでした。 -
雲の色も紫いろだ。
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そしてピックアップしてくれるBrewatarのバスが来る直前
バンフの象徴の山(名前を失念。。。)がオレンジに輝いた。
これも個人的ナイスショット。
手前の木をフレームアウトしたかったけど
バスが来る直前だったのでここまでしかいけず。。。。 -
バスは、Icefield ParkWayをひた走る。
今回、カナダに行ってまで日本人にまみれるのはイヤだという理由から英語ツアーを申し込んでみた。
らこれが大変だった。
連れの子は英語が少し聞けるけどあたしは殆ど聞けない。
なのにカナダ人の英語ちょーーー早い。
説明する気がないだろうってくらい早い。
何が恐いって、ピックアップする時間聞き取れんかったら置いていかれるじゃんかよ。
しかもあたし達がバンフから乗ったバスは「バンフ⇒ジャスパー」の片道バスだという。イッキに焦る私。申し込み間違えたかなと記憶を必死に掘り出す。でもそんなことはなかった。連れが聞いてくれた英語によれば、バンフ⇒コロンビア大氷原のツアーは、ジャスパーまで行く人とバンフに帰る人と混載だという。
バンフに帰る人は観光終わったら別のバスに乗り換えてね、という事を言っているとのこと。
もうちょっとナントカなるだろうと思ってたけど全く聞き取れないあたしを横に、連れは大層疲れてしまったらしい。やまちゃんが聞けないからあたしは必死で聞いたよって後から聞いた。申し訳なさすぎた。。。
⇒これをきっかけに、帰国後、英語の勉強を本格的に開始。単語を覚え、ときどき英語ニュースも聞き、今度はペーパーバックを買って読みます。いいキッカケにはなったなぁ。。。 -
コロンビア大氷原に向かう途中に2箇所だけ下車観光が出来た。そのうちの一箇所、レイクルイーズ。奥に見える氷河が溶けた水が流れこんでいる、なんとも言えない色をたたえた湖。
カナダの水は全体的にこんな色だけど、これは氷河に含まれてた岩石の細かい粒子が水中に浮いてて、それが丁度、青色の光の波長を反射できる大きさだから、水が青く見えるとのこと。
連れの子も理系なのでついこんな説明をしっかり読んでしまう。もちろん知らなくても美しくて幸せだけれど、その仕組みを知ってると+αで感動できることもある。
あたしは昔、子供(および理科に縁のない大人)向けの理科教室の運営をしていたが、そのときからずっと思っている。理科は堅苦しい勉強なだけではなくて、日々の生活に「へーすごい!」を感じるための特別な引き出しであると。だからそんな引き出しは、多ければ多いほうが日々がワンダーでいいなって、思うのです。 -
もっとちかづく。
ちょっと色が変わって見える。 -
連れが撮ってくれた、わたし。
絵になっている。笑 -
カナダの針葉樹の森、すごくきれいだった。
この日はほんとに天気が悪くて悲しかったけれど、ときどき見える青空と空を突き刺す黒い木の組み合わせがステキだなと思った。 -
下車観光二つ目。またしても名前忘れ。調べな。。。汗
結構でっかい。そして道端にフトある湖でさえステキな水色だ。もうカナダすき。こんな水色に溢れた国。。。 -
バスから見える岩壁に、少しづつ氷河が顔を出し始める。多分名前の付いてるのもあるんだろうがガイドの英語が早すぎて全く解らない。けど、氷の色が違うから、それが雪の塊でなくて氷河なのだとわかる。
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だんだん険しくなってくるParkWay.
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ある高台から見る風景。
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そこから見える岩壁。
こんな山、日本に居たら見ることない。
すごいごつごつ。Rock Like.だからロッキーなんだな。 -
もいっちょ氷河。
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そうこうしてるうちにコロンビア大氷原到着。
すっごい吹雪で、気持ちよい氷原どころではない予感。。。。 -
雪上車に乗って氷河の上に行く。
上の写真の、左端の岩っぽいところから中央の部分に雪上車で降りていくのだが、この傾きがまあ半端じゃない。なんですべり落ちないのか不思議なくらいの傾斜だ。 -
みえてきた。
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ああああ!!!
青い!!!ちょ。めっちゃ青い!!!
周囲の雪と比べるとなんだろうこの色は。。。
この時点で早くも涙ぐみはじめる私。。。 -
連れの子が撮影。
(彼女はこういう客観的な写真得意。。)
あたしは氷河の色ばっか撮っていたけれど、彼女の方はその大きさと、周り中が氷河であるという事が印象に残ったらしく、自分が360度くるりと回って動画を撮っていたりした。
彼女は言ってた。きっと日本に帰ったら、こんだけ寒かった事を忘れてしまう。けど、風の音も動画で撮っておいたら、少しは思い出せるかなって思って。
目のつけどころが違うこの彼女と旅するのは、いつもとても楽しい。 -
「写真の種類の選択」に「砂漠の写真」があるなら「氷河の写真」も追加してほしいわ。。
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そこここに見える、見たかった水色。
あぁ幸せ。。。。 -
辛うじて、氷河の奥の方を向いて写真を撮ってみる。吹雪すぎて向こうが全然見えなくて、大きさが伝わってこないのが悔しすぎる。一応6kmくらい続いてるとこの事。
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雪上車のガイドさんは、クイズやジョークを交えながらコロンビア大氷原について説明をしていた。わたしは解らなかったけど、周囲の観光客(日本人は私達だけ)が爆笑していたので、相当面白かったのだろう。英語のわかる連れは、ときどき一緒に笑っていた。とても羨ましい。。。
そんな楽しい観光の最後に、サービス精神旺盛な面白いガイドが真面目なことを言っていた。内容は、連れの子が少しだけ通訳して教えてくれた。
自然がとてつもなく長い時間を掛けて作ってきた自然が、自分達ガイドは本当に大好きであると。
だからキレイだって感動するだけじゃなく、観光を楽しむだけじゃなくて、これだけのものを作ってきた自然を敬う気持ちを持ってほしい。僕らはそういう事を感じてほしいからずっとここでガイドをしている、と。
ここの人はみんな、自分達の国にあるこの大自然を愛して、尊敬している。そういう自負を持ってここでネイチャーガイドをしている面白い彼らを尊敬できると思った。 -
アルバータ牛のステーキ。
あたし一人じゃ食べないと思うけど
連れが現地の名物を食べたい派なので一緒に。
友達と旅するとお互いのシュミが違ってたのしい。 -
カルガリー空港での夜明け。
朝5時にホテルを出てきました。 -
バンクーバー⇔カルガリーは往復ともお世話になったWEST JET.
アテンダントさんのノリも良くて面白かった!
次行くときもぜひウエストジェットに乗りたい!! -
離陸直後。
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雲のすきまから差す陽が街にあたたかさをもたらす。
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バンクーバー(YVR)64番ゲートから飛行機が発つ。
これでカナダともお別れだ。
また来るよう。
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