猿ヶ京温泉

2008/12/28 - 2008/12/30

２００８年最後の旅行。

本当なら、秋に旅行した時にとても気に入った只見へ行って、
おいしいものを食べ、久々にスキーでもしながらのんびり過ごそうかと思っていたものの、前日に宿のご主人から、
「大雪で電車が止まるかもしれないです。」と、親切なご連絡をいただき、どうしても年内中には帰ってこなければ行けない用事があったので、万が一の事を考え、泣く泣く只見旅行をあきらめました。

思えば、今年は沖縄も直前キャンセル、今回も直前キャンセル。
韓国もヨーロッパも帰国後なぜか体調不良で病院通い。
あまり旅行には向いていない年だったみたいです。

確かに今年３回引いたおみくじは、すべてが”凶”で、
旅行はやめろと書いてありました。
おみくじ、侮れないです。

エリア 猿ヶ京温泉(群馬)

只見旅行は中止になったけど、
どうしても雪が見たかったので、
電車が運休しそうも無く、かつ、雪が見れる場所。
ということで、猿ヶ京温泉へ行く事にしました。

「今年は旅行に向いていない年だったなぁ〜」
と、行きの電車でしみじみ思っていたら、
追い討ちをかけるように、靴にヒビが入りだしました。

久々に履いたので、
ゴムの部分が劣化していたのに、
気づかなかったです。

靴のヒビの部分に水をかけても、
しみこまなかったので、
ボロボロの靴のまま突き進むことにしました。

後閑駅到着。
青春１８きっぷを利用した、各駅停車の旅。
時間にして約３時間３０分。
割とあっという間に到着しました。

ローカルバスに乗り、猿ヶ京温泉に到着。

豪雪じゃないけど、
とりあえず雪だ！

雪の中を１５分程歩き、
やっと旅館へ到着。

部屋からの眺め。

建物自体は古いけど、
猿ヶ京温泉の端っこの高台にあり、
部屋からの眺めはとてもよかったです。

部屋からの眺め。

旅館の名前にちなんでか、
従業員の方々も、みんな長生きしそうな、
元気なシニアの方が多かったです。

ざっくばらんな感じで、私はくつろげましたが、
うちのだんなさんは衝撃的な体験をしてました。

チェックアウトの朝、私は朝風呂に行っていて
いませんでしたが、主人が寝ていると、
布団あげ係りのおじさんが、いつの間にか部屋に入ってきていて、寝ている主人を見下ろしていたそうです。
起きたら知らない人が部屋にいて、
かなりパニクッたらしく、しばらく放心状態でした。

自慢の展望露天風呂。

宿の外にあります。

結構長い階段をおりたところにありました。

浴衣に素足なので、
かなり寒いです。

階段を下りるとすぐのところに、
男性用露天風呂。

通路から丸見えだけど、
展望もばっちりで、気持ちよさそう！

男風呂をちょっと行くと、
女性用の露天風呂があります。

かなりの期待をして行ったのに・・・
というか、これが楽しみでこの旅館に決めたのに・・・

へっ．．．。
嘘だと言って．．．。

男性露天風呂が広かっただけに、
あまりの小ささに絶句してしまいました。
しかも、のぞき防止のためか、高い塀で囲われていて、展望の”て”の字もありませんでした。。。
かなしいかったです。

ただ、浴衣と素足でめちゃくちゃ凍えた身体に、
染み入る温泉の暖かさは最高でした！

食事は朝、夕とも部屋だしでした。

街の酒屋さんで買った”景虎なま”。

飲み安くておいしいお酒でした。

とにかく毎日散歩して、
お風呂に入るだけ。

猿ヶ京の町並み

晴天で、陽だまりはぽかぽかと暖かかったです。

てんこ盛りの
まいたけ天そば。

街には何軒かの日帰り風呂がありました。

日帰り入浴の一つ、まんてん星の湯へ。

ダム湖に面した高台にあり、
露天風呂に入りながらは
景色を楽しむ事はできないけれど、
広くてきれいな施設でした。

湯上りは休憩所でお昼寝。

温泉三昧でのんびりできた猿ヶ京でした。

後閑駅の
”無事かえる君”

”無事かえる君”に
かなりやばくなってきた靴が、
家に帰るまで無事持ちますようにとお祈りをし帰途へ。

本当にかえる君がお願い事をきいてくれました。

家に入った瞬間に、ボロっと靴底がはがれました。

おそるべし、”無事かえる君”。
そして、ありがとう！