2009/02/14 - 2009/02/14
700位(同エリア1648件中)
風 魔さん
今では、全国的にシネマ・コンプレックス(複合映画館)が流行していますが、静岡市の七間町には単館の映画館が、5館・13スクリーンあり昔ながらのかたちで、映画を楽しむことができます。
2月13日より19日まで1週間、静岡市と商工会議所の後援により「シズオカ・シネマパーク・フェスティバル」が開催され、街は映画ファンで賑わっています。また私の友人が、映画館の歴史、映画ファンの思い出話、および昭和27年から、静岡の映画館で上映されたすべての作品の題名と解説を書いた本・「静岡映画館物語」(わが青春のスクリーン)を、3月上旬に全国で発売する予定です。
今日は、カメラを片手に静岡の街を撮りに出かける。
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市内中心部の「青葉公園」にある、シネマ・パーク・フェスティバルのイベント内容のお知らせ看板。 -
呉服町の商店街通り。
静岡市街地の中心部は、JR静岡駅を出てこの「呉服町」⇒「七間町」をウィンド・ショッピングする人の回遊があり、全国的にも商店街としては、平日、休日ともに人出は多い。
大型デパート・松阪屋、静岡伊勢丹、パルコが基点となり人の流れをつくる。 -
映画街の「七間町」通りにある「静岡東宝会館」。
静岡市は、映画祭で知られるフランス・カンヌ市と「姉妹都市」として交流をはかっています。 -
「七間町」通りに展示されている、昔の映画撮影機。
ここは、「映画のまち」(七ぶらシネマ通り)として商店などと協力し、七間町を盛り上げています。 -
−プレミアム・シネマ・ナイト−
フェスティバルの前夜祭では、オリオン座で「エデンの東」の名作映画上映会を催し、オープニング・セレモニーに引き続き、ドレスアップした観客は、このレッド・カーッペットを上がり入場した。
当日、NHKの夜の地元ニュースで紹介され、観客はアカデミー賞の受賞式へ参加しているような気分。 -
ギャラリー・ワタナベカメラでは、往年の名画ポスター、デッサン画、グッズなどが展示されている。 -
市内には、ギャラリー、イベント会場、音楽ホール、公共的施設などが数多く、人びとは街なかでさまざまなかたちの文化、芸術、音楽を楽しむことができる。
ほとんどが、JR駅から徒歩で行くことができる場所にある。
かって、静岡の観客はマナー、反応がよいので、外国人の演奏家、タレントには、この地での上演の人気度が高かった。 -
往年の名画に関する、ポスター、デッサン画展。
3月上旬に発刊する、友人の「静岡映画館物語」(わが青春のスクリーン)の本の表紙には、このオードリー・ヘップバーンをコラボレーションした絵が、掲載される。 -
マリリン・モンローとチャップリンのフィギア。 -
洋画全盛期の頃、観客は映画館へ入場すると、映画を解説したパンフレットを買い求めたものです!
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私の会社の先輩(すでにリタイア)が、描いた映画スター、名画の一シーン。
(本人はまったくのアマチュアで、すべてデッサン画です) -
映画ファンなら、見たことのあるおなじみのスター。 -
映画スターのデッサン画。
先輩は趣味が巾ひろく、現役の時には、モダン・ジャズ・プレーヤーの解説本・3冊、東洲斎写楽に関する本を自費出版し、社内の知り合いに配布しました。
またモダン・ジャズに関しては、CDとレコードを15,000枚以上、自宅に保有しており、東海道一の収集家ともいわれています。 -
映画のポスター。 -
映画ファンには、懐かしい題名の映画ポスター。 -
映画のポスター。 -
映画スターのデッサン画。 -
映画のポスター。 -
映画のポスター。 -
かっての名作「ローマの休日」。
日本では、いまでもオードリー・ヘップバーンの人気は高い。 -
映画のポスター。 -
映画のポスター。 -
モンローとチャップリンのフィギア。 -
マリリン・モンローのデッサン画。
わたしが持っていた写真をもとに、先輩はこのデッサン画を描いた。 -
ユル・ブリンナー主演の映画、「十戒」の一場面。
私は、この絵を記念にいただきました。 -
日本映画のポスター。 -
わが家の1枚の絵画。
わが家にある、先輩の描いたオードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」のデッサン画。
(わたしの、お気に入りの絵のなかの一つです) -
青葉公園では、往年の名車「ヴィンテージ・カー」の展示が行われていた。
展示してある車は、’60年〜’70年代の人気車種です。 -
青葉公園は、市の中心部にありさまざまなイベント会場には、最適なところです。
手前の赤い車は、「べレット1600GT」・いすず社製。
製造期間:’69年〜73年。 -
三輪車など、レトロな車。
軽自動車の元祖、「スバル360」・富士重工社製。
製造期間:’58年〜70年。 -
トヨタ・スポーツカー「S800」(通称:ヨタハチ)
・トヨタ自動車社製。
製造期間:’65年〜69年。 -
ドイツの名車「カルマンギア」・VW社製。
製造期間…’61年〜73年。 -
「ブルーバード1600SSS」・日産自動車社製。
当時若者に、人気のスポーツタイプの車。
製造期間:’67年〜72年。 -
アメ車の代表、2代目「マスタング」・フォード社製。
スティーブ・マックィーン主演の映画「ブリット」(刑事物語)では、この車が疾走した。
製造期間:’69年?73年。 -
「七間町」通り。
全国的にも、この街並みに単館の映画館がいまも現存して集中しており、映画文化がのこっているのは、めずらしい例だといえます。 -
フェスティバルのポスターのある「呉服町」通り。
静岡市は、2003年清水市との合併により、政令指定都市となり、葵区、駿河区、清水区の3つに区分された。
静岡市は、駿府城の城下町且つ東海道のおもな宿場であったため、市内には今でも江戸時代からの町名が多いです!
☆江戸時代から、葵区内の城下町に属するおもな町名。
葵町・伝馬町・鷹匠・金座町・茶町・呉服町・七間町・城東町・研屋町・銭座町・通車町・両替町・一番町・二番町・三番町・四番町・五番町・六番町・七番町・八番町・城北・駒形通・馬場町・追手町・大鋸町・音羽町・大工町・上桶屋町・上石町・紺屋町・通車町・材木町・駿府町・土太夫町・人宿町・屋形町・梅屋町・城内町・駿河町・北番町・浅間町・常盤町・本通・柚木町・千代田・瓦場町・末広町・辰起町・東町・錦町・籠上 など -
「七間町商店街」の通り。
駿府城の城下町として、この町並みは発展してきたが、以前扱っていた商品の品揃えも、時代の流れと生活様式の変化とともに変わってきました! -
静岡東宝会館。
この中には、1日に上映する映画・6スクリーンがあります。 -
和・洋映画が盛んな頃、この近辺は人出でいっぱいでした。
我が高校時代には、「期末試験」が終わると静鉄電車に乗って映画街へ行き、よくアクション洋画を見に行きました! -
この建物のなかには、オリオン座、有楽座の2館がある。
この映画館では、おもに洋画を上映しています。 -
オリオン座の建物壁面の絵画。
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」・スーラ作。
この作品は、映画街のシンボル的存在で、完成から51年経過しています。 -
オリオン座の入場口。
建物壁面の絵の色合いは、経年による劣化でだいぶ薄くなってきた。 -
静岡ピカデリー座、1.2.館。
ここには、通りをはさんで4館・7スクリーンの映画館がある。 -
オリオン座と有楽座の上映中の映画ポスター。 -
オリオン座の入場階段。
このレッド・カーッペットは、イベント期間中敷いてあります。 -
オリオン座の入場券売り場。
※市内の映画館(2月15日現在・30作品上映中)
1.オリオン座
2.有楽座
3.静岡東宝会館 (7作品上映)
4.ピカデリーZERO
5.ピカデリー1・2(4作品上映)
6.ミラノ1・2・3(5作品上映)
7.静岡小劇場
8.シネ・ギャラリー1・2(4作品上映) -
映画の立て看板が、通行人を引き付ける。
七間町には、静岡駅から徒歩(徒歩:15分)で行けるところに映画館が集中しているので、映画ファンの選択肢は多いです。 -
「七間町」通り。
ここには、昔からの老舗が多い。
取り扱うものは、おもに日本のむかしの日常生活様式で使用するものでしたが、最近は現代に合わせた商品の品揃えの店も増えてきた。 -
映画の全盛期には、この「七間町商店街」は人出でいっぱいでした。
映画館の近くには昔ながらの喫茶店があり、観客は帰りに立ち寄ったものです! -
左手は、静岡伊勢丹デパート。
名称変更の歴史・・田中屋百貨店(地元資本)→ 田中屋・伊勢丹
デパート → 静岡伊勢丹デパート -
青葉公園の交差点。
フェスティバルの期間中、街並みを1940年代から2000年代の「6つのエリア」に区分し、それぞれにちなんだイベントを開催している。
名店街には、「スター・ウォーズ」の部隊が出現する! -
夜の歓楽街、両替町。 -
右…静岡県庁の建物。
(もとの駿府城の外濠のなかに位置する)
左…静岡市庁舎(葵区役所)の建物。 -
静岡市庁舎(葵区役所)の建物の歴史は古く、「南欧風」の建築様式となっている。 -
青葉公園では、ストリート・パフォーマンスのバスケット・ボールのゲームを行っていた。 -
青葉公園の舞台のうえでは、静岡県立大学のチア・リーディング部のチア・リーダーが応援のダンスをパフォーマンス。 -
本日=2月14日は「バレンタインの日」、ハート・マークでエンディング・・ ♪
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チア・パフォーマンスは、観客に元気をあたえ、スポーツを観戦しているような気分にさせる。 -
フィナーレでは、全員で体育会系的な終わりのあいさつ。 -
レトロな雰囲気の、喫茶店でコーヒーを飲む。 -
コーヒーを飲み、休憩する昼のひと時!
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店内の壁に飾られていた、絵画「バイオリン弾きの老人」。
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この旅行記へのコメント (3)
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- mamamaさん 2009/02/22 17:04:47
- なつかしい
- なつかしい静岡の繁華街。私が生まれ育ったところです。
映画は、小学校の映画鑑賞会でよく行きました。
記憶に残っているのは、”いつか来た道”とか”かあちゃんしぐのいやだ”とか”ベンハー”とか。その後も数限りない映画をみた七間町です。
結婚して横浜に移り、実家に帰ると歩いてすぐの七間町は、子供映画が封切られると子供だけ映画館に連れて行き、子供だけで帰ってこさせることのできる立地でした。
まだまだ現役のオリオン座、ミラノ座懐かしいかぎりです。
- 風 魔さん からの返信 2009/02/22 23:00:41
- RE: なつかしい映画館の思い出!
- mamamaさん
書き込みありがとうごいざいます。
> なつかしい静岡の繁華街。私が生まれ育ったところです。
> 映画は、小学校の映画鑑賞会でよく行きました。
同郷の静岡出身の方から、お便りいただくとうれしくなります。
七間町には、今でも昔ながらの映画館があり、全国的にもシネマ・コンプレックスが盛んな時、これだけ残っている例はめずらしいそうです。
> 結婚して横浜に移り、実家に帰ると歩いてすぐの七間町は、子供映画が封切られると子供だけ映画館に連れて行き、子供だけで帰ってこさせることのできる立地でした。
私も大学時代に横浜に住んだことがあり、当時は街なかには路面電車が走っていたけれども、桜木町の「ランド・マーク」の近くは様変わりしました。
当時、相模鉄道の二俣川駅の近くの映画館で、映画を見た記憶があります。
友人の本・「静岡映画館物語」は、3月5日全国の書店で発売予定ですので、関心がありましたら、横浜の有隣堂あたりでご覧になってください。
駿府の国・ninja風 魔
- mamamaさん からの返信 2009/02/23 09:23:47
- これからもばんばん
- 必ず行きますので、さがしてみます。有リンドウすぐそばです。
静岡の情報、本当に嬉しい。これからもばんばんお願いします。
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