2004/07/10 - 2004/07/10
485位(同エリア775件中)
jiuさん
2004年7月に海外旅行開発(株)のツアー「九寨溝・黄龍八日間」(添乗員同行)に参加して、四川省を訪れました。
このツアーの参加者は私を含め3名で、通常であれば催行されないところですが、モニターを兼ねたツアーだったため、添乗員と現地ガイドを含め、合計5名の個人グループのような旅行になりました。
同じ日の成都での観光(川劇観賞)は、旅行記を分けました。
【旅程】
□7月4日(日)成田(CA452)⇒(北京経由)⇒成都
□7月5日(月)成都(CA4481)⇒九寨溝
□7月6日(火)九寨溝
□7月7日(水)九寨溝→黄龍
□7月8日(木)黄龍→茂県
□7月9日(金)茂県→臥龍→都江堰
■7月10日(土)都江堰→成都
□7月11日(日)成都(CA451)⇒(北京経由)⇒成田
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
秦堰楼
都江堰の入口のひとつ。朝9時頃です。 -
都江堰について説明している現地スルーガイドの文さん
今居る所は、手で示している辺りです。
都江堰は、岷江の洪水調節と灌漑を目的として紀元前3世紀(!)に建設されました。 -
金剛堤(上流側)
中洲のようになっている部分が金剛堤。先端部の魚嘴(ぎょすい)で川の水を内江(手前側)と外江(向こう側)に分け、内江の水を灌漑用に利用します。水位が低い時は内江に6割、外江に4割の水が流れ込み、水位が高い時は逆になります。
さらに、岷江がカーブしている所に魚嘴があるので、流れてきた土砂の大部分は、流速の遅いカーブの内側の外江の方に流れ込み、内江には土砂がたまりにくくなっています。
案内図(2枚目の写真)には載っていませんが、水量調節の機能を良くするため、写真のとおり、外江に水門が作られました。 -
金剛堤(下流側)
川の水位が非常に高くなり、内江に大量の水が流れ込んだ場合は、金剛堤の下端にある飛沙堰(ひさえん)という低い堰を乗り越えて外江に流れ出るようになっています。
飛沙堰もカーブを利用して土砂を外江に排出する機能があるそうです。 -
二王廟
都江堰を建設した李冰親子の功績を称えて建てられました。 -
「膏流千古」
都江堰ができて灌漑が整備されました、という絵かな? -
安瀾橋
吊り橋です。 -
蛇籠(じゃかご)の展示
竹を編んだ長い籠の中に石を詰めたもの。現在はコンクリート製になっていますが、昔はこれで堰を作っていたそうです。竹を利用しているところが、いかにも四川省らしいです。 -
安瀾橋を渡ります。結構揺れます。(^^;;
-
宝瓶口(ほうへいこう)
ここから内江の水が水路に出て行きます。幅を狭くして水量を調節しています。水路で水が溢れないようにするためです。
幅を狭くしても水位が高くなったら大量の水が出て行ってしまうのでは?と思いきや、先ほどの飛沙堰がすぐ近くにあるので、水位が高くなると飛沙堰の方へ余分な水が流れていきます。
決してハイテクではありませんが、「魚嘴」「飛沙堰」「宝瓶口」を組み合わせて、おそろしく巧妙に川をコントロールしています。紀元前3世紀に、よくぞここまで考えたものだと思います。
都江堰ができたおかげで、成都平原は「天府の国」と呼ばれる豊かな土地になりました。 -
都江堰の観光は約1時間半で終わり、成都に移動。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11