雲南省南部一人旅(2008年3回目)　その 22　文上郷の定期市訪問

2008/11/11 - 2008/12/10

雲南省南部のミャオ族と蝶を求めて放浪した一人旅の記録

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国南方航空

バス駅前の食堂でビーフンを食べる。いろいろなビーフンが並んでいたので一番幅の広いビーフンを食べる。値段は5元で快餐のように安くはなかった。

ホテルでミャオ族がいる村がないかと聞くと文上郷にいるというのでタクシーで南駅まで行き文上郷の乗車券を買う。出発まで50分ほどあるのでタクシーに乗って近くの易羅池を訪れる。

池の中には古風な楼閣が建っている。

背後の山には白塔が建っていた。いずれも新しい建物のようだ。

抗日戦争記念碑が建っていた。日本軍がこんな奥地まで進行してきたのかと驚かされる。

奥には寺院風の建物が建っていたがレストランになっていた。

南駅まで歩いて帰ると途中に立派な陸上競技場があったがだれも練習していない。もったいないなあという感じである。

市場があったので民族衣装を探したが一人も見つからなかった。

南駅に着くと民族衣装を着た女性が歩いていたので追いかけて写真を撮る。ミャオ族の女性らしい。

バスは10時20分に発車、広いなめらかな道を5分ほど走った後大きな池の手前で右折し石畳の道に入る。

このあと山の中の道を走る。山の木はほとんど切られ段々畑が作られ、ところどころに村ができている。

傾斜の緩いところには棚田が作られ今の時期は野菜が作られている。

12時瓦房郷に到着、加水をし昼食をとる。

30分後に発車、再び石畳の道を進む。山の木はないが畑の緑が美しい。

ところどころにバスの停留所が作られている。最後の停留所を過ぎると泥道になり大揺れしながら走る。

20分ほど走ると村が見えてきた。目指す文上郷だ。

13時50分バスは文上郷に到着した。保山から3時間半もかかったことになる。運転手に帰りのバスの時間を聞くと今日はもうなく明日の7時半だという。日帰りのつもりで何も持たずに出てきたが今日はこの村に泊まるほかない。村に向かって歩いて行くと人が大勢歩いている。

幸運にも今日は文上郷の定期市の日だ。

荷物がないのでホテルを探す前に市場を見て回る。

民族衣装を着た女性がいた。人民帽をかぶっているが服の色からイ族だ。文上郷はイ族とミャオ族の村なのである。

頭に黒い布を巻いた女性がいた。ミャオ族だ。

ホテルを探すと招待所しかないので一番よさそうな文上招待所に泊まることにした。トイレは共同で狭い部屋にはベッドとテレビしか置いてないが宿泊料は30元だった。

一休みしてから文上郷の中を歩いてみる。多くの家はレンガに建て替えられているが日干し煉瓦の家が少し残っていた。もっと良い位置から撮ろうと家に近づいたら犬に吠えられたので逃げてきた。田舎の犬はすぐ噛むから怖い。

文上郷の周りには棚田がたくさん作られていた。

文上郷に戻っていくと馬に荷物を載せて村の人たちが歩いてきた。ここでは馬が大事な運搬機関なのだ。

市場の露店でビーフンを食べる。値段は3元だった。