雲南省南部一人旅(2008年3回目)　その8 河口から金平へ

2008/11/11 - 2008/12/10

ミャオ族の民族衣装と蝶を求めて雲南省南部を放浪した一人旅の記録

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国南方航空

7時前に朝食をとりに出るとバス駅前の食堂だけが開いていたのでここでビーフンを食べる。毎回ビーフンだが朝はビーフン以外食べるものがないのだ。

　7時15分にホテルをチェックアウトしバス駅に行くとちょうど昆明からの夜行バスが着いたところで、なんと「会社を辞めて旅に出た」氏が下りてきた。彼とは4月に猛橋という辺地で偶然会っているが、今回会うのも偶然だ。こう偶然が重なると偶然というより必然という気がしてくる。

　バスは7時40分に発車したが、なぜか檳榔街までいったところで引き返してしまい7時56分に発車する。河口の町を抜け出た後は茶色い水の流れる紅河沿いに走り続ける。対岸はベトナムである。やがｔｒ合流点に出た。ここから紅河は元江と名を変え対岸は中国になる。道路の横に新しい道路が建設されているがやがて高速道路ができて昆明から河口なでの時間が大幅に短縮されるだろう。

9時30分に新街に到着、ここで辺防検査がありパスポートを持っていかれたがすぐ返してもらえた。乗客の一人が手荷物の検査を受け中身を出して調べられていた。

9時50分に新街を発車、このあと道路の工事中になり1時間ほど悪路を走る。11時2分蛮耗に到着、この町でも元江の橋を渡ったところで辺防検査を受ける。

このあと食堂の前に停車し昼食の時間になるが11時15分なので発車前に買ったクッキーで済ます。

　蛮耗を過ぎた後は山の中に入りどんどん高度を上げていく。途中で雲の中に入り折角の棚田が見えなくなる。阿徳博に近づくと少数民族の人たちが次々歩いてくる。今日は阿徳博で定期市が開かれているのだ。

　阿徳博を通過し20分ほど走って峠を越えると雲が切れ棚田が見えるようになった。寒くて窓を開けられないのでガラス越しに棚田を撮る。

　14時30分金平のバス駅、金運客車站に到着した。

明日の営盤郷の定期市に行きたいので途中の銅厰までの乗車券を買おうとしたら満員になっていて買えない。仕方がないので営盤郷に行くことをあきらめ金平に泊まることにしバス駅近くの金運大酒店にチェックインする。前回は110元の部屋に泊まったが90元の部屋にしてみたら部屋は同じでエアコンが使えないだけであった。

部屋に荷物を置いたあと写真を撮りに出かける。ホテル脇の市場に出るとタバコの味見をしている男や豆腐焼きをしている店などが見られた。

この市場だけでもミャオ族ほかいろいろな民族衣装が見られる。

　ハニ族の女性

沙ヤオ族の女性

尖尖ヤオ族の女性

イ族の女性

ハニ族の女性

市場を抜けた通りでもハニ族などの民族衣装を見られた。金平は定期市の日に行かなくても多くの民族衣装を見られる。

ランテンヤオ族の女性

　前回の旅でいろいろな昆虫が見られた山の裾に行ってみたが今日はタイワンモンシロチョウしかいなかった。

　ホテルに戻る途中鍬を担いだヤオ族の女性が歩いてきた。この恰好で農作業をしているのだ。

17時を過ぎていたのでホテルに戻る前にお気に入りの金城大酒店に行き快餐を食べる。いくつかの料理を選んで皿に盛ってもらい全部で7元だった。