３連単【第３弾韓国】中編：慶州

2008/12/31 - 2009/01/02

韓国ってすげぇな。

エリア 韓国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 ヒッチハイク

12/31良洞民俗マウルへ。
市場を通って駅前のバス停から出発。２００〜２０８番バス。大きい紙幣は使えないことがわかった。というかそんな感じに言ってるように理解した。ってことで、一本逃した。

バスは苦手です。昨年はスペインで何度も乗り過ごしたので、今回は早め早めを肝に銘じる。そろそろかなぁ〜ってところで運転手さんに“ヤンドン？”って聞いてみると“次。”みたいな感じ。車内で運転手さん相手にずぅ〜っと喋ってたオバちゃんがいきなり“アンタ、ヤンドン行くの？あたしに着いてきな。あたしもヤンドンなのよぉ。”的な発言。
バス停近くになると、オバちゃんからの“降りるわよ”。とのこと。車内ではもう一人オジちゃんが降りるようで、オバちゃんは”あ〜ら、アンタも降りるのかい。”みたいなちょっとした会話が交わされていた。
バス停に着いたはいいけど、どっちに進めばいいかイマイチわからんのでオジちゃんに聞いてみる。が、オジちゃんはあたしのガイドブックを黙って眺めていた。オバちゃんはなにやら荷物整理。と、それが終わって、バス停に停めてあったバイクにオジちゃんがまたがり、オバちゃんがまたがり、“早くアンタも乗りなっ”的な感じに・・・、３ケツですか。でも、あーざーっす！
村の入口まで送ってくれました。寒かったけど、温かい心に触れました。
（注：韓国語全くわからんので予想です）

来てはみたものの、あまりよくわからんのです。何を見たらいいのか、どう歩いたらいいのか・・・。

テキトーにさまよってみました。

でも家とか人がすんでそうな感じでどこまで入っていいのか微妙なので、控えめに見させてもらいました。

村は本当に静かで、歩いている人もほとんどいません。のどかな風景を楽しみました。

最近じゃこういうのなかなか見られないよね。

このお菓子好きなんだよね。コイツをお供に帰りのバス停目指してのんびり歩く。

とぼとぼ歩いてたそんな時、後ろから車が来て、なにやら話しかけられた。しかし、韓国語・・・、わからず。
逆に“慶州シティに行くバス停はアレか？”と聞いてみました。ん〜、でも、英語でも日本語でもなくジェスチャーのような・・・。
とにかく、“乗れよ”的な感じ・・・。あーざーっす！

シティまで乗せていただくことになりました。
乗ってわかったんですが、お父さんと息子さんは日本語が出来ました。韓国人と思って私に話しかけたそうです。釜山から来ていてハイキングして朝日を見ようと思ったけど寒すぎて止めたとのこと。“南山はいいぞ、でも日本人はガイドが必要。”と言われた。午後はブルクサとソックラムに行くって言ったら、バス停を探してくださいました。
こういうのが家族なんだなぁ〜、家族って素敵だなぁ〜って思いました。

もう、バスもぜーんぜんオッケーだよ。言葉はわかんないけど、運転手さんも何気教えてくれて親切です。
まずはブルクサの前を通りハイキングコースでソックラムへ向かう。

途中こんな水場があるのです。
とてもやわらかい水でした。

なんか、さむいけどぉ〜って雪ぢゃんっ！
石仏は静かぁ〜な感じでした。

登ったってことは下りなきゃいけないのです。

ブルクサ。

これもブルクサ。もっとわかるようなの撮れって？

じゃ、これで。

夕飯たち。一度宿に戻ると寒くて外出するのがイヤになる。

1/1
この旅一番のメインイベント南山登頂。実はすっごい悩んだ。小心だから。ガイド必要とか寒さとかの問題。でもさぁ〜、山で根性とか必要ねぇし、無理しないのが山じゃんっ！ってことで行きました。

三陵ゴル脇のハイキングコースから登ることにしました。

石仏。

石仏。

こうやって山頂までにはいっぱいの石仏があるのです。

山頂。
このコースはさほど難しくもなく、走れば１時間ちょっとかな。ってか、走るなっ！
下山は来た道を戻るか、違うコースを行くか・・・。

話かけられたーってまた韓国語。わからんっ。
なのに、なぜか一緒にランチしてるし。
オジちゃんたちの共同作業。
ゴチになりましたぁ。
ソジュうめえなぁ。
今まで焼酎っつったら芋だったんですが、このときから変化がっ。

そしてオジちゃんたちの下山する方向はあたしと違うのにガイドしてくれました。

行ってみてわかったけど、あたしのとったルートは岩場で道がわかりにくく難しかった。

川の水が凍ってた。でも水面下の魚は泳いでた。すごーいっ。

下山後、オジちゃんたちとレストラン(？)喫茶店(？)見たいなところで一休み。
いやぁ〜、うめぇな〜この酒も。なんかちょっと酸味があるんだよね。名前？忘れちったよ。

これがレストラン(っていうのか食堂っていうのか・・・）だとは全然わかんなかった。今までも何度か見たんだよね、ヤンドンでもソックラム行く山の途中でも。でもさ、韓国語読めない人じゃわかんないよね。第一、戸だって閉まってるし。

結局、オジちゃんは車のところに行かなきゃ行けないのにそういうルートにバスは走ってないのです。タクシーもなかなか来ない。で、ヒッチです。韓国人ご夫婦に乗せていただきました、あたしも。韓国人ってすごいなって思った。乗せるほうも乗せられるほうも。
オジちゃんたちと雁鴨池に行った。相変わらず韓国語で何言ってるか意味不明だった。

２度目の森浦サンパプ。あのオネーサンもいた。覚えていて“あらぁ、また来たのね”みたいな感じで迎えてくれた。オジちゃんたちにサンパプの中身の選び方を指導された。一人で食べた時は味がバラバラだったが、オジちゃんたちのチョイスはさすが韓国人だけあって美味かった。

1/2
博物館へ行くことにした。バスに乗って突き当たりの駅(写真参照)を左折して・・・、300メートルくらい走ったところで右手に倒れてる人がいた。その脇にはバイクが。人が集まってるけど倒れてる人はうつぶせのまま動かなかった。大事に至らないことを祈るばかりです。人はいつどんなことがわからないので、気を引き締めました。

博物館。無料って素敵です。

なんだかわかんないけど、8番はお休みでした。

一番下の段以外は何が出てくるのかわかりません。

なんて言ったらいいのかわかんないけど、路上マーケット(？)みたいなところ。魚とか野菜とか歩道で売ってんの。

！

？

ワンコ発見っ！かわいぃーっ！
魚よりフサフサ系が好きです。

ファンナムパン。
一個だけも買えるよ。出来立ては温かくて餡がやわらかくておいしかった。

バスチケット。
いよいよ慶州を離れ釜山へ。
慶州の滞在は予想をはるかに超えて充実した。