2009/01/23 - 2009/01/25
633位(同エリア738件中)
かりんさん
いよいよ最終日。
楽しいことは「あっ」という間に終わってしまうものです。
時間に限りはありますが、最後までじっくりと楽しんできました。
出発前日、父が「ここには行かなあかんやろ」と言っていた平和記念公園とひめゆりの塔。
青い海を見て非日常を…なんてことしか考えてなかった果林。
平和ボケしている頭にガツンときました。
地上戦があった沖縄。
今こうやってリゾート気分を楽しめるのは、不条理な歴史から復興を遂げた沖縄の人達のお陰なのだと感じました。
◆沖縄県平和記念資料館設立理念より◆
“沖縄のこころ”とは
人間の尊厳を何よりも重くみて、
戦争につながる一切の行為を否定し、
平和を求め、
人間性の発露である文化をこよなく愛する心
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
おはようございます。
遊び疲れた体がちょっと重たく感じたこの日。
2日目とは違って時間との勝負。
早めの朝食とします。
最上階にあるレストラン。
この日は窓際GETしました。 -
朝食はバイキングでしたが、品数豊富でどれにしようか迷いました。
2日間とも違うものばかり。
3人ともおいしく頂きました♪
でも、パンに鮭ってありませんよね^_^; -
この日は南部に向かいます。
飛行機の時間は15:20。
お土産買ったりする時間も考えたら…
なんてこと考えてる間に出発しようということに。 -
両親が荷物を整理している間に、ビーチへとやって来ました。
この青い海ともお別れです。 -
この旅行を計画している最中。
贅沢したいなぁ〜なんて思っていたので、別のホテルばかり見ていました。
でもお財布と相談すると…
探せばお得なプランがあるんじゃないか?
そんなこと考えてたんです。
お財布と相談してこちらになったのですが、結果的にはここに決めて良かったと思います。
スタッフの方々の対応はとても気持ちの良いものでしたし、お天気は悪かったですが全室オーシャンビュー。
贅沢を言えばキリがないですが、果林にとってはピッタリなホテルでした。 -
そして3日間我らの足となってくれたmarch。
この旅では果林がずっと運転してました。
父を乗せて運転するなんて初めてのこと。
大袈裟ですが、命を預けてくれました^_^;
本当に最近の車は燃費が良いですね。
かなり走ったつもりですが、ガソリン18L入れて満タンになりました。
果林の車も最近のハズなのに…と思ってたのですが、
「もう7年経つやろ」と弟に突っ込まれました。 -
高速を北から南まで飛ばして「斎場御嶽」にやって来ました。
ここは後輩に果林が絶対好きそうな場所だと勧められていたんです。
情報収集しなきゃと思っていたのですが、ガイドブックは2度もなくなっちゃうし。 -
こちらは大庫理(ウフグーイ)。
大広間なんて意味があるそうです。 -
何だ!?と思って見てみると。
沖縄戦の時の艦砲射撃でできた砲弾池でした。
斎場御嶽は沖縄にある御嶽の中で一番格式高い場所だと聞いていました。
そんな場所にも戦争の爪痕が残っているなんて。
残すことに意味がある場所だと感じますが、この時は何とも言えない衝撃を受けました。 -
こちらは寄満(ユインチ)。
台所という意味だそう。
ここで我らの目を引いたのが、岩から伸びている木。
他の場所では蔦のように岩を這っています。
生命力に圧倒されました。 -
この空間に入った途端、鳥肌立って仕方なかった果林。
今帰仁城跡でも同じことを言っていたのですが、母も「ここは空気が違うように感じる」と。
相変わらず父はひとり先へ先へと向かってます^_^; -
たどり着いたのは、三庫理(サングーイ)です。
後輩は、ここの写真を見せて教えてくれました。
寄り添うようにそびえ立つ大きな岩。
それだけですごいと感じます。
何なんでしょうか?
うわぁ〜とか声を上げるという感じではなくて。
ただ黙って、感じるままに見ています。 -
岩の間を通ってきました。
ここから眺められるのは久高島。
琉球開闢の神「アマミキヨ」が上陸したといわれる久高島を眺めることができます。
久高島は太陽の上がる方角にあり、ニライカナイへの遥拝所として崇拝されていたそうです。 -
この壷の上には2本の鍾乳石があって、ここから滴り落ちる神聖な水を受け止めています。
吉兆を占ったり、大切な儀式に使われたそうです。
神聖な場所だけあって「触らないでください」という看板があります。
いつもなら悪ノリしちゃう父。
ここでは大人しくしていました。
父にもここの雰囲気が伝わったのかも知れません。 -
親子揃ってじっくり眺めた三庫理。
でも時間が気になる母に先を急ごうと促されます。
出口で振り返ってみると、あれが久高島かな?という島が見えました。
方角も何も分からないんですが、そう信じて撮りました。 -
次に向かったのは「平和祈念資料館」
父が沖縄に来たからには…と言っていた場所です。
(写真は後から撮ったものです)
沖縄戦は、民間人を巻き込んだ国内最大規模の地上戦。 -
2日目に果林が掌に乗せて写真を撮った伊江島に、アメリカ軍は上陸。
飛行場を作って占領しました。
そして首里にあった日本軍司令部を目指します。
日本軍は夜間攻撃や総攻撃を行います。
しかし大打撃を受け、戦闘能力を失うことになります。
首里での決戦を避けた日本軍は南部へ撤退し、持久戦をとりました。
そしてアメリカ軍の掃討戦に追い詰められ、民間人も巻き込む悲惨な戦場となりました。
日本軍による住民虐殺や強制自決もありました。 -
間違っている箇所があるかも知れませんが、資料館で得た果林の知る沖縄戦。
広島や長崎で感じた戦争の残酷さ・悲惨さと重なります。
こちらは「平和の火」
広島の「平和の灯」、長崎の「誓いの火」から分けられた火を灯しています。
沖縄戦だけがダメな訳ではなくて。
こんなこと、一日も早く世界からなくなればいいのに。 -
この旅で見てきた世界遺産も、戦争によって焼失・破壊されています。
斎場御嶽で見た砲弾池もその跡。
“沖縄のこころ”の意味が分かったような気がします。
戦争で価値あるものが失われる。
モノだけではなく、ヒトも。
展示室に、むすびのことばとして大きなパネルに詩が書かれていました。
ここで感じたもの全てを凝縮した内容でした。 -
「平和の礎」
こちらには沖縄戦で亡くなられた方々の名前が刻まれています。
地元滋賀もありました。 -
毎年6月23日に追悼式が行われる「平和の丘」
ここの広さが、何だか寂しく感じました。
本当に戦争はあってはならない。
この思いを貫けるのは、ヒトなんです。
それを忘れてはいけないと感じました。 -
知らなかったことが多すぎて、何だかはずかしいねぇ。
なんてことを話しつつ向かったのは「ひめゆりの塔」です。
沖縄戦で女子高生が看護要因として学徒動員された、ということを高校生の時に知りました。
その道を志している女子高生なのかと思っていたのですが、全く違うんですね。
そんなことも知りませんでした。
隣にある「ひめゆり平和祈念資料館」では、女子高生の一番楽しい時期を戦争一色に染めてしまった過程が描かれていました。
行きたい学校に行って、それなのに退屈だと思うと友達とサボったり、テスト前だけ必死に勉強したり。
学校行事は面倒臭いと、後ろの方で適当に参加して。
今となれば、あんなに楽しい時間に何を格好つけてたんだろうと思うこともあります。
でも。
そんな果林の高校時代は、贅沢極まりないものだったんだと感じます。 -
ひめゆりの塔は、ガス弾攻撃で多くの犠牲者が出たという伊原第三外科壕跡にあります。
資料館にはその外科壕が再現されています。
そこに学徒生存者の方がおられ、お話を伺うことができました。
お国の為と戦地に向かった女子高生。
言われるがまま働いて、死体埋葬に追われます。
爆撃音が響いている真っ暗な中、外に出れば米軍が居ると分かっているのに、突然「解散」と言って壕から出て行くように指示が出て…
この壕は深くなっていて、外の様子も分かりにくくなっています。
出ることができなかった友人は、ここのガス弾で亡くなったそうです。
他の壕に居たこの方は、動くことのできない負傷兵に手榴弾を渡されたそうです。
何かあれば使えばいいと。
壕から出て疲れ果てた時、一緒に出た友人に手榴弾を使おうかと言ったそうです。
でも「お母さんに会ってから死にたい」という友人の言葉に目が覚めました。
そして。
今でもあの解散命令の意味が分からない。
戦争を肯定する当時の教育の恐ろしさを知ってほしい。
平和であることがどれだけ大切か。
ここでの話や感じたことを誰かに伝えてね。
伝え続けることで戦争がなくなるかも知れないから。
そんなことを話して下さいました。 -
3日間沖縄をドライブしてきましたが、どこも修学旅行と思われる学生さんがいました。
平和祈念公園にも、ひめゆりの塔にも。
学生さんが一生懸命メモをする姿を思い出すと、ひめゆりの塔で聞いた「伝えてね」という言葉が重なります。
真面目じゃなかった分、今こうやって知ることが多い果林。
今なら格好つけずに見たこと・感じたことを話せます。
「何で行ってきたん!?」
なんて言われましたが、時代は違っても同じヒトが行ったこと。
沖縄を楽しむのなら、そんな歴史があった上で今の沖縄があるということを知るのも良いと思いました。 -
3人とも戦後生まれ。
両親は戦後の大変な中で生活してきたのだろうということはわかるのですが。
でもその両親も行って良かったと話してくれました。
父の言うとおり3日目の予定を組んで良かったと思います。
後はお土産買って帰るのみとなりました。 -
こんな風に遊ぶ場所があるのも幸せなことだなぁ〜
と思いながら眺めた風景。
こうやって旅行を楽しめるというのも幸せなことなんですよね。
両親に格好つける形で立てたこの旅行。
まだまだ両親から教えられることは多いようだと感じました。 -
お小遣いをくれた弟たちにと、両親はお土産を買いまくってます^_^;
本当に限度というものを知らない…
ワレモノは持ち込んで…なんて感じで荷物の整理をしたり、お昼ごはんを食べたりしていると時間はあっという間です。
飛行機が飛んでしばらくして。
「あれ、泊まったホテルと違う?」
なんて言う父に促され覗いてみると、そんな風に見えてきました。
そう信じて友達にこの写真見せてます^m^ -
母も飛行機用の耳栓を使って、帰りは音楽聴いたりと快適に過ごしているようです。
父は外を眺めるのに必死。
カメラ渡して果林は耳が痛くならないように、アメとガムで必死に対策しています。
あれは四国や、足摺岬違うか?
あれは高知空港や。
あれは淡路島や、カメラ貸してみ?
いやいや、カメラ渡したやん。
撮ってなかったん!?
それにもうカメラ使ったらあかんで^_^;
なんてやりとりしつつ、もうすぐ神戸という所で大人しくなった父。
どうして飛行機ってテンション上がるんでしょうね^m^ -
予定通りに神戸空港に到着。
3日間は本当にあっという間でした。
最後にきれいな夕日を眺めます。
荷物が増えた帰り。
お土産の数も考えると、車で来て良かったと思いました。
遊び疲れも出ていて、母もウトウトしていました。
父は「道分かるか?」と助手席で果林を見張ってました^_^;
その道中、両親の新婚旅行の話になり。
意外と父の方が記憶に残っているようです。
というより、母は眠たくて話について来れなかっただけということにしておきます。
帰ったその日のうちにお土産渡して、デジカメ見て。
とても賑やかになりました。
ここはどうだったとか、楽しそうに話してくれて。
良かったぁ〜と思いながら聞いてました♪
後日、アルバム渡して喜んでもらえ、
またまた良かったぁ〜と思うのでありました。
END
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