フィレンツェ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
フィレンツェ編<br /><br />カメラ片手に早足での街歩き。<br />

旅語・フィレンツェ~バックパックを携えて~

9いいね!

2008/12/28 - 2008/12/30

1724位(同エリア3770件中)

2

24

SPICE

SPICEさん

フィレンツェ編

カメラ片手に早足での街歩き。

PR

  • 1日目<br /><br />フランクフルトで乗継ぎ、フィレンツェへ。<br /><br />バックパックを受け取り、空港の外に出ると、<br />真っ暗で閑散としている…<br /><br />長旅の疲れを癒す様に煙草をふかす。<br /><br />十数時間ぶりの煙草が、<br />体の隅々まで行き渡っていくのが分かる。<br /><br />長旅の疲れと言っても、<br />幸運にもビジネスクラスに<br />グレードアップされたので、<br />酒をあおりながらの、快適な移動であった。<br /><br /><br />タクシーに乗り込み、ホテルに向かう。<br />街は既に静まり返っている。<br /><br />時計の針は23時を指している…<br /><br /><br />遅いチェックインを済ませ、部屋に入る。<br /><br />窓の外に目を遣ると、<br />サンタ・マリア・ノヴェッラ教会が、<br />厳かに光を受けてそこに佇んでいる。

    1日目

    フランクフルトで乗継ぎ、フィレンツェへ。

    バックパックを受け取り、空港の外に出ると、
    真っ暗で閑散としている…

    長旅の疲れを癒す様に煙草をふかす。

    十数時間ぶりの煙草が、
    体の隅々まで行き渡っていくのが分かる。

    長旅の疲れと言っても、
    幸運にもビジネスクラスに
    グレードアップされたので、
    酒をあおりながらの、快適な移動であった。


    タクシーに乗り込み、ホテルに向かう。
    街は既に静まり返っている。

    時計の針は23時を指している…


    遅いチェックインを済ませ、部屋に入る。

    窓の外に目を遣ると、
    サンタ・マリア・ノヴェッラ教会が、
    厳かに光を受けてそこに佇んでいる。

  • 2日目<br /><br />朝食を済ませ、外に出る。<br /><br />サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前では、<br />観光客やら、地元の人が疎らに点在している。<br /><br />広場が工事中だからだろうか…<br /><br />

    2日目

    朝食を済ませ、外に出る。

    サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前では、
    観光客やら、地元の人が疎らに点在している。

    広場が工事中だからだろうか…

  • ターミナル駅に向かって歩き出す。<br /><br />明日のローマ行きのチケットを買う為だ。<br /><br /><br />風が少し肌寒い…<br /><br />少し歩くと、<br />帽子やマフラー等を売っている露店を見つけた。<br /><br />イタリアの街で、<br />中国人らしきアジア人から帽子を買う。<br /><br />アジア旅なら根気強く値切るだろうが、<br />ここではちょっと勉強してもらって、<br />あっさり買ってしまった。<br /><br />何か不思議な感じがした…

    ターミナル駅に向かって歩き出す。

    明日のローマ行きのチケットを買う為だ。


    風が少し肌寒い…

    少し歩くと、
    帽子やマフラー等を売っている露店を見つけた。

    イタリアの街で、
    中国人らしきアジア人から帽子を買う。

    アジア旅なら根気強く値切るだろうが、
    ここではちょっと勉強してもらって、
    あっさり買ってしまった。

    何か不思議な感じがした…

  • サンタ・ノヴェッラ駅に着いた。<br /><br />そんなに大きくない様に思える。<br /><br /><br />チケットカウンターは行列…<br /><br />券売機は誰も並んでいない。<br /><br />券売機で切符を買おうとしたが、<br />いまいち良く判らない…<br /><br />そうこうしている内に、人が数人並んでいた…<br /><br />仕方なく、カウンターに並ぶことにした。<br /><br /><br />…意外とスムーズに進み、<br />10分程で切符を買うことが出来た。<br /><br />AM9時頃発。<br /><br />

    サンタ・ノヴェッラ駅に着いた。

    そんなに大きくない様に思える。


    チケットカウンターは行列…

    券売機は誰も並んでいない。

    券売機で切符を買おうとしたが、
    いまいち良く判らない…

    そうこうしている内に、人が数人並んでいた…

    仕方なく、カウンターに並ぶことにした。


    …意外とスムーズに進み、
    10分程で切符を買うことが出来た。

    AM9時頃発。

  • 用事を済ませた駅を後にし、<br />ドゥオモの方へ向かって歩き出す。<br /><br />赤ワインの空き瓶が自転車の荷台に捨てられている。<br /><br />「陽気なイタリアンが、<br />ワイン片手に路上で飲み騒いでいたのかな」<br />と、勝手に思いを巡らせる。<br /><br />

    用事を済ませた駅を後にし、
    ドゥオモの方へ向かって歩き出す。

    赤ワインの空き瓶が自転車の荷台に捨てられている。

    「陽気なイタリアンが、
    ワイン片手に路上で飲み騒いでいたのかな」
    と、勝手に思いを巡らせる。

  • メディチ家礼拝堂。<br /><br />この辺りは露店が多く賑わっている。<br /><br />雑踏をかき分けながらドォオモを目指す。

    メディチ家礼拝堂。

    この辺りは露店が多く賑わっている。

    雑踏をかき分けながらドォオモを目指す。

  • ドゥオモが見えてきた…<br /><br />まさにタイムスリップした様な感覚だ。<br /><br />普段見慣れていない石の建築にも重厚感が溢れている。

    ドゥオモが見えてきた…

    まさにタイムスリップした様な感覚だ。

    普段見慣れていない石の建築にも重厚感が溢れている。

  • 見上げてみるとまた圧巻…<br /><br />そして展望台への行列も圧倒…<br /><br />ここまで来たなら並ぶしかない…<br /><br /><br />建物に沿って並ぶ行列の最後尾に並ぶ。<br /><br />日向は多少暖かいが、ちょっと日陰に入ると肌寒い…<br /><br />並ぶこと30分位だろうか…<br /><br />日陰の寒さに耐え忍びながら、<br />やっと中へ入ることが出来た。

    見上げてみるとまた圧巻…

    そして展望台への行列も圧倒…

    ここまで来たなら並ぶしかない…


    建物に沿って並ぶ行列の最後尾に並ぶ。

    日向は多少暖かいが、ちょっと日陰に入ると肌寒い…

    並ぶこと30分位だろうか…

    日陰の寒さに耐え忍びながら、
    やっと中へ入ることが出来た。

  • 狭い階段を上へ上へと登っていく。<br /><br />途中、切り取られた街並を望みながら。<br /><br />

    狭い階段を上へ上へと登っていく。

    途中、切り取られた街並を望みながら。

  • 登り続けて20分位だろうか。<br /><br />やっと街を一望出来る所までやって来た。<br /><br />朱色に統一された屋根が見渡す限り続く…<br /><br />風が強く肌寒い…

    登り続けて20分位だろうか。

    やっと街を一望出来る所までやって来た。

    朱色に統一された屋根が見渡す限り続く…

    風が強く肌寒い…

  • 再び狭い階段を降りる…<br /><br />そろそろ昼食にしようか。<br /><br />レストランを探し街を歩く。<br /><br />狭い路地には陽は入ってこない。<br /><br />冷たい風が吹き抜けていく…

    再び狭い階段を降りる…

    そろそろ昼食にしようか。

    レストランを探し街を歩く。

    狭い路地には陽は入ってこない。

    冷たい風が吹き抜けていく…

  • 何となく目に入った店に入ってみる。<br /><br />数人並んでいるが、待つことにした。<br /><br />イタリアは昼食の時間が日本より遅く、<br />14時位が繁忙時らしい。<br /><br />忙しさの中にも、<br />調理人の二人も陽気に料理を作っている。<br /><br />

    何となく目に入った店に入ってみる。

    数人並んでいるが、待つことにした。

    イタリアは昼食の時間が日本より遅く、
    14時位が繁忙時らしい。

    忙しさの中にも、
    調理人の二人も陽気に料理を作っている。

  • 昼食を終え、アルノ川へ。<br /><br />ポンテ・ヴェッキオを望む。<br /><br />流れているのか分からない位、<br />静かな川。

    昼食を終え、アルノ川へ。

    ポンテ・ヴェッキオを望む。

    流れているのか分からない位、
    静かな川。

  • 川に沿って歩くと、<br /><br />携帯が鳴り出した。<br /><br />「プロント」<br /><br />声の主は弟から。<br /><br />ナポリに住む弟と2日後に会う予定。<br /><br />時間の確認の電話であった。

    川に沿って歩くと、

    携帯が鳴り出した。

    「プロント」

    声の主は弟から。

    ナポリに住む弟と2日後に会う予定。

    時間の確認の電話であった。

  • シニョリーア広場へ。<br /><br />ネプチューンが立ち尽くす。

    シニョリーア広場へ。

    ネプチューンが立ち尽くす。

  • ウフィツィ美術館を通り過ぎる…<br /><br />時間が無いのが惜しい…

    ウフィツィ美術館を通り過ぎる…

    時間が無いのが惜しい…

  • 陽が大分傾いてきた…<br /><br />急ぎ足でミケランジェロ広場へ向かう。<br /><br />緩くて長い階段を登り続ける。<br /><br />今日は殆ど歩き通しだ。<br /><br />だらだらと続く階段が脚に堪える…<br /><br />

    陽が大分傾いてきた…

    急ぎ足でミケランジェロ広場へ向かう。

    緩くて長い階段を登り続ける。

    今日は殆ど歩き通しだ。

    だらだらと続く階段が脚に堪える…

  • ミケランジェロ広場へ。<br /><br />近くにポンテ・ヴェッキオが…<br /><br />遠くにドォオモが…<br /><br />開けた視界に足取りも多少軽くなる。<br />

    ミケランジェロ広場へ。

    近くにポンテ・ヴェッキオが…

    遠くにドォオモが…

    開けた視界に足取りも多少軽くなる。

  • 丘を降り、近くのバーへ。<br /><br />椅子に腰を下ろし、<br />ビールを一気に飲み干す。<br /><br />続けてもう一杯。<br /><br /><br />既に空は真っ暗…<br />暖かい光溢れる街に変わっていた。<br />

    丘を降り、近くのバーへ。

    椅子に腰を下ろし、
    ビールを一気に飲み干す。

    続けてもう一杯。


    既に空は真っ暗…
    暖かい光溢れる街に変わっていた。

  • ポンテ・ベッキオへ。<br /><br />ショーウィンドゥを眺める人たち…<br /><br />写真を撮っている観光客たち…<br /><br />露店を開く商人たち…<br /><br />露店を取り締まる警察官たち…<br /><br />警察官が来て店を片付ける商人たち…<br /><br /><br />数百mに色んな人たちが行き交っている。<br />

    ポンテ・ベッキオへ。

    ショーウィンドゥを眺める人たち…

    写真を撮っている観光客たち…

    露店を開く商人たち…

    露店を取り締まる警察官たち…

    警察官が来て店を片付ける商人たち…


    数百mに色んな人たちが行き交っている。

  • 珍しく屋台を見つけた。<br /><br />アジアでは良く見かける光景だが、<br />見慣れないイタリアでは新鮮。

    珍しく屋台を見つけた。

    アジアでは良く見かける光景だが、
    見慣れないイタリアでは新鮮。

  • そろそろ夕食にしようと、<br />適当な店に入った。<br /><br /><br />…まずい<br /><br />日本のファミレスの方が遥かに美味しく感じる…<br /><br />しかし、店は人で溢れかえっている。<br /><br /><br />

    そろそろ夕食にしようと、
    適当な店に入った。


    …まずい

    日本のファミレスの方が遥かに美味しく感じる…

    しかし、店は人で溢れかえっている。


  • 不快な夕食を終え、外に出ると、<br />街は静まり返っていた。<br /><br />さっきまで溢れていた人たちはどこへ…

    不快な夕食を終え、外に出ると、
    街は静まり返っていた。

    さっきまで溢れていた人たちはどこへ…

  • メリーゴーランドは、<br />寂しそうに佇んでいる。<br /><br />たまに来る客を乗せると、<br />嬉しそうに回り始める。<br /><br /><br />フィレンツェ…<br />観光客しか居ない街かのような気がした…<br /><br /><br />明日はローマへ…

    メリーゴーランドは、
    寂しそうに佇んでいる。

    たまに来る客を乗せると、
    嬉しそうに回り始める。


    フィレンツェ…
    観光客しか居ない街かのような気がした…


    明日はローマへ…

この旅行記のタグ

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • spumamiさん 2009/03/10 22:36:19
    小説のよう…
    SPEICEさん、はじめまして

    写真のアングルも一味違うのですが
    写真に添えられているコメントが一味違っていて
    意表をついて楽しかったです
    まるで小説を読んでいるかのようでした

    すごく読みやすかったです
    才能だと思うので
    真似は出来ないと思いますが勉強になりました

    spumami

    SPICE

    SPICEさん からの返信 2009/03/13 16:00:27
    RE: 小説のよう…
    spumamiさん こんにちは!

    嬉しいお言葉有難うございます!

    その時の心境など残せたらな〜
    と思いながら書いてみました。

    ありがとうございます!!


    SPICE

SPICEさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 317円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP