イタリア旅行記・４（2008-2009年 ヴァティカン・ローマ後編）

2008/12/20 - 2009/01/02

朝からお昼過ぎまでヴァティカン博物館で過ごした後は、スペイン広場、ポポロ広場へ行きました。

最後にサン・ピエトロ寺院のク―ポラに登り、ローマの景色を楽しみました。

夜には、夜行列車で南イタリアのバーリへ向かいました。

前の旅行記は、こちらです。

　　↓
http://4travel.jp/traveler/ryo-syo-hrn/album/10303060/

★★日程★★

2008年12月20日(土)
　　10時25分 福岡発→14時55分 香港着(CX511)
12月21日(日) 　
　　00時15分 香港発→7時00分 ﾛｰﾏ着(CX293)
　　ﾛｰﾏ観光　　　　　　 ﾛｰﾏ泊
◎12月22日(月)
　　ﾛｰﾏ→　　　　 夜行列車泊
12月23日(火)
　　ﾊﾞｰﾘ→ｱﾙﾍﾞﾛﾍﾞｯﾛ→ﾊﾞｰﾘ
　　ﾊﾞｰﾘ→　　　　 夜行列車泊
12月24日(水)
　　ﾐﾗﾉ
　　ﾐﾗﾉ→ｳﾞｪﾈﾁｱ　　　ｳﾞｪﾈﾁｱ泊
12月25日(木）
　　ｳﾞｪﾈﾁｱ→ﾌｨﾚﾝﾂｪ　 ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊
12月26日(金）
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ観光　　　 ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊
12月27日(土）
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ観光
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ→ｼｴﾅ→ﾌｨﾚﾝﾂｪ　ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊
12月28日(日）
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ観光　　　 ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊
12月29日(月）
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ→ｳﾞｪﾈﾁｱ→ﾌｨﾚﾝﾂｪ　ﾌｨﾚﾝﾂｪ泊
12月30日(火）
　　ﾌｨﾚﾝﾂｪ→ｱｯｼｼﾞ　　 ｱｯｼｼﾞ泊
12月31日(水）
　　ｱｯｼｼﾞ→ｵﾙｳﾞｨｴｰﾄ→ﾛｰﾏ　ﾛｰﾏ泊
2009年1月1日(木）
　　12時25分 ﾛｰﾏ発(CX292)→
1月2日(金)
　　 6時50分 香港着
　　 8時50分 香港発→13時00分 福岡着(CX6700)

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

2008年1月22日（月）

ヴァティカン博物館の見学を終えて、歩いていると、道の真ん中に立っている人がいました。

背が高くて、かっこいい人でした。

この通りに通るには、パスのような物を見せないと入れないようでした。
ヴァティカン市国の敷地内なのでしょうか。

先にサン・ピエトロ寺院に行こうかと思ったのですが、スペイン広場にトラベラーズチェックの両替をしに行くことにしました。

背後に寺院を見ながら、スペイン広場まで歩きます。

サンタンジェロ城の前にあるサンタンジェロ橋。

テヴェレ川沿いを歩きました。

サンタンジェロ城です。

この日は、月曜日でお休みの日でした。
前回2002年の年末にローマに来た時もお休みの日で入れませんでした。

サンタンジェロ城を通り過ぎると、最高裁判所があります。

この建物は、これぞヨーロッパ！って感じで素敵です。

ヴァティカンを出て、スペイン広場まで20分くらいで着くかと思っていたら、40分くらいかかりました。

意外に遠かったです。

これならバスの1日券を買っておけばよかった・・

スペイン広場も日曜日の昨日に比べたら、人も少なめでした。

無事、アメックスでトラベラーズチェックを現金にできました。

次は、ポポロ広場へ。

広場の中心にオベリスクが立っており、その後ろに双子教会と呼ばれる「サンタ・マリア・イン・モンテサント教会」と「サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会」があります。

ポポロ広場では、カラヴァッジョの絵のあるポポロ教会に行きたかったのですが、教会の中に入れず残念でした。

前回来た時は、プラプラとポポロ広場まで歩いて、何気に入った教会がポポロ教会で、カラヴァッジョの絵がありました。

その頃は、カラヴァッジョの絵を見て、うまいなというくらいの感想しかなかったのですが、後から調べると破天荒な人生を送った人で、興味を持ちました。

今では、カラヴァッジョは、好きな画家ベスト５に入るくらいお気に入りです。

ポポロ教会に入れなかったので、ピンチョの丘に登りました、と思っていたら、ガイド本の写真を見ると、違う所に登ったようです。

この写真は、ピンチョの丘からの眺めじゃなさそうです。

ローマを歩いていると、神父さんやシスターを多く見かけます。

ポポロ広場から、また歩いてヴァティカンへ戻ります。

最後にサンピエトロ寺院に行って、ク―ポラに登ります。

サンタンジェロ城と橋の前まで戻ってきました。

サンタンジェロ橋の欄干には、像が飾られています。

いい感じの天使像を見つけました。

後からベルニーニ作の天使像（コピーですが）があったことに気づきました。

サン・ピエトロ寺院まで戻ってきました。

寺院内部には、前回、前々回と来たことがあるのですが、今回は初めてクーポラに登ります。

サン・ピエトロ寺院に入るには、荷物検査があります。

私が着いた時は、人がたくさん並んでいたので、入るのにどんだけ時間がかかるのだろう？と思っていたら、意外に列の進みが早く、10分ほどで中に入れました。

サン・ピエトロ寺院で有名な衛兵さんがいました。

寺院の内部の見学は、後回しにして、まずは、クーポラへ登ることにしました。

寺院内部には入らずに、建物右側の「Cupola」と書いてある方向へ進みます。

階段コースは5ユーロ、エレベーターコースは、7ユーロですが、頑張って階段コースを選びました。

写真のような階段を200段ほど登り、そんなに大変じゃなかったなと思っていたら、さらに300段以上の階段が待ち受けていました。

エレベーターに乗っても、この300段は、歩きです。

階段はきついですが、下の方を眺めたりできます。

ク―ポラの天井画を見ることができます。

ヘロヘロになりながらも、頂上のテラスに着きました。

サン・ピエトロ広場の形がよくわかります。

ローマの街も一望です。

クーポラの外観も間近に見ることができます。

ク―ポラの上にいたのは、16時過ぎ。

そろそろ日暮れなので、夕焼けモードで撮影してみました。

寺院の建物の上にいる像もこんなに近くに見えます。

ク―ポラから降りて、寺院の中へ。

ミケランジェロの「ピエタ」。

ミケランジェロの彫刻作品で1番好きな作品です。
マリア様のお顔が美しい。

初めて見た2000年の時は、柵はあったと思うのですが、手を伸ばせば届きそうなくらいの距離だったと思います。

今は、ガラス張りがされており、さらに柵がしてあり、ちょっと遠いなあと感じました。
残念。

帰国後、私の旅のバイブル「深夜特急」のローマ編を読んでいると、このピエタ像を見た場面が出てきます。

ポルトガルのサグレスに行った時のように、本を持って行って、リアルタイムで読めばよかったと後悔しました。

サン・ピエトロ広場。

衛兵さん。

今まで見た時は、いくら写真を撮られても身動きしない感じでしたが、もう仕事の終わる時間が近いのか衛兵さん2人がおしゃべりをしてました。

子供と一緒に写真も撮られてました。

寺院を出たところにあるヴァティカン郵便局があります。

ヴァティカン博物館内の郵便局で切手を買っていたので、絵ハガキを急いで3通書いてこのポストから投函しました。

そろそろヴァティカンをあとにします。

広場には大きなクリスマスツリーがありました。

最後にコロッセオに寄って帰ろうかと思い、ヴァティカン近くのリソルジメント広場からバスに乗ろうと思ったのですが、コロッセオ方面行きのバス停がわからず、コロッセオは帰国前日にローマに戻ってくるので、その時に行くことにしました。

地下鉄オッタビアーノ駅からテルミニ駅まで乗り、18時頃、宿へ戻りました。

この日は、夜行列車で南イタリアのバーリまで移動です。
23時58分のレッチェ行きに乗ります。

本当は、次の日の朝8時ローマ発のユーロスターに乗りたかったのですが、出発の4，5日前にネットで予約を試みるも、なぜかこの区間だけカード認証に失敗しました。

他に3区間を予約しましたが、最初の1区間はNカードで成功、次にこの区間をNカードで支払おうとしましたが、何度も失敗に終わり、結局Sカードに変えると、今までと別の画面になり、「メールを送ったから、それを見てね」というメッセージが！
（最後の2区間は、Dカードで成功しました）

メールを見ると、カードのシステムエラーなので、身分証明を送ればチケットを発券しますとのこと。

急いでパスポートコピーを送るも、添付したファイルを間違って送ってしまい、イタリア鉄道から「ファイルが開けないからファックスでパスポートコピーを送って」というメールが来ました。

ファックスを送ったのですが、結局届かず、この区間は予約せずに現地調達と考えていました。

出発前、ネットで検索すると、23日はクリスマス前の帰省客が多いのか、2等席は満席になっていました。
いやな予感がしつつも、ローマ到着後に空港駅の窓口で買おうとすると、やはり満席。
1等席も満席とのこと。

しょうがなく、最後の手段の夜行列車の切符を買いました。

ホステルは、当初は、2泊予約していたので、夕食をとり、シャワーを浴びて、出発時間まで仮眠をとり、駅へ23時20分ごろ向かいました。

ホステルの人に「今からチェックアウト！？」と驚かれました。

駅のホームには23時半頃着きました。

試しにチケットの自販機で、次の日の当初私が乗ろうと思っていたバーリ行きのユーロスターを見ると、空席がありました・・

到着日に焦って買わずに、ホステルからテルミニ駅も近かったので、空席がないか何度か試してみればよかったです。

私が乗る列車。

バーリまでのチケット。

4人部屋のクシェットで、54.5ユーロでした。

座席だと、35ユーロくらいだったと思います。

入口を入って左上が私のベットでした。

上のベットでも、天井までの高さがあり、広々してて、なかなか快適でした。

既にベットメーキングはしてありました。
シーツのみで、掛け布団はないので、コートをかけて寝ました。

何度か目が覚めましたが、すぐ寝ることができました。

この旅行記へのコメント （2）

• rumchuさん 2009/02/10 20:07:47

  こんな景色が！

  tomo4715さん
  
  こんな素晴らしい景色がクーポラから見えるのですかっ！
  登ればよかった・・・
  今度行った時は登るぞ！
  
  しかし、相変わらずの強行スケジュールですね。
  私ならバテバテですよ。
  年を取ってからは段々無理が利かなくなるので
  今のうちに強行旅続けちゃってください。
  
  

  tomo4715さん からの返信 2009/02/11 20:51:03

  RE: こんな景色が！

  rumchu様
  
  そうそうヴァチカンのクーポラからは、ローマが一望できました。
  私もヴァチカン3回目にして初めて登りました。
  
  > しかし、相変わらずの強行スケジュールですね。
  > 私ならバテバテですよ。
  
  前半の夜行列車2泊は、さすがの私もきつかってです。
  昼間、観光してる時はテンションが高いので、そう疲れを感じなかったのですが、ヴェネチアのホテルでは疲れて泥のように眠りました。
  
  > 年を取ってからは段々無理が利かなくなるので
  > 今のうちに強行旅続けちゃってください。
  
  貧乏性なので、基本的にじっと同じ街にいることができないんですよ。
  この後のフィレンツェでは、今回は日程に余裕があったので、5泊もしましたが、自分にしてはとても珍しかったです。
  
  今日、5月のスイス・ドイツ旅行の計画作りをしていたのですが、両親を連れているにも関わらず、ほぼ毎日の旅になりそうです。
  
  tomo4715