☆アンコール・ワットへの旅☆ ─４日目・その２：トンレサップ湖クルーズ～帰国─

2009/01/14 - 2009/01/14

４日目（１月１３日）の午後は、トンレサップ湖のクルーズに出掛け、その後、オールドマーケットの散策、足マッサージをしてから、帰国の途につきました。

トンレサップ湖は、ガイドブックを見て、是非行って見たいと思っていた場所です。
これまで遺跡観光ばかりだったのですが、カンボジアの人々の水上生活の様子を生で見たことは、衝撃的でした。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

ホテルを出発して、車で約１時間、のどかな田舎道を走ると、トンレサップ湖のボート乗り場に到着します。
茶色い水の湖に、沢山のボートが並んでいました。

このボートに乗って、クルーズに出発です。
ガイドさん、運転手さんの３人で貸切状態です。
心地よい暖かさと風で、気持ちよくスタートしました。

すぐに、水上生活している人達の家屋が目に飛び込んできます。
水上の家屋は、どこへでも移動することができます。
洗濯物も干してあり、生活しているのがよく分かります。

色んな形をした家屋が並んでいます。
もちろん、電気、水道やトイレもないそうです。
トレンサップ湖の水を生活用水として使っているのです。

これは、水上の教会です。
ちゃんと十字架があります。
ここでは、水上の上に、何でも存在するのです。

トレンサップ湖で水上生活している人は、約３００万人もいるそうです。
沢山の人達が水上で生活しているの、珍しくはありません。
とても驚きました。

岸辺には、ヤシの葉で建てられた小さな家屋も並んでいます。
もちろん、ここで生活しています。

水上では、色んな物を運ぶボートと頻繁にすれ違います。
これは、一体、何を運んでいるのでしょう？

これは、アイスクリーム屋さんのボートです。
鐘を鳴らしながら、アイスクリームを売っていました。

こちらは、大量の野菜を運んでいる様子です。

家族揃って、仲良く移動中です。
ボートに乗って水上生活の人々を見ていると、同じ人間なのに、どうしてこうも違うのだろう？ とか、どっちが幸せなんだろう？ など、いつも海外旅行に行くと考えることが頭をよぎります･･･。

しばらくすると、水平線が見えてきます。
トレンサップ湖は、乾季には琵琶湖の３倍、雨季には１０倍の大きさにもなるそうです。
今は乾季ですが、それでもこんなに広くて、まるで大海原にいるようです。

缶ジュースを売っているボートで、漁をしている人達が、飲み物を買っていました。
水上生活の人々にとっては、全てが水上なのです。

３０分位ボートに乗ったら、休憩所のような水上の建物に到着しました。
運転手さん、おつかれさまでした。

ここには、沢山のナマズが飼われていました。
エサをあげると、飛び跳ねています。

沢山のワニもいました。
迫力があり、近寄るのは、ちょっと怖かったです。
でも、この時は微動だにしませんでした…。

階段を登ると、辺りを一望できるようになっていました。
沢山の水上家屋があるのが、よく分かります。
ふと、下を見ると、湖の水で洗髪している女性がいました。
こんな茶色い水で、髪も洗うんだよな、と直で見ると改めて驚きました。
目が会うと、笑顔で手を振ってくれました。

これは、大きなボートで、様々なものを売っているようです。
水上のスーパーマーケット、といった感じなのでしょう。

お隣の水上家屋を近くで見ることができました。
ここは、台所だそうです。
水上でも、ちゃんと火を使って調理できるようになっていました。
水は、もちろん湖の水を使います。

ここは、今は洗濯物が干してありますが、ご飯を食べたり、寝たりの場所だそうです。

船着場で働いていたお姉さん。
お世話になりました。
オー・クン（クメール語でありがとう）。

その後、再び元の場所に向けて、ボートで戻ります。
途中、水上の学校がありました。
よーく見ると、中で勉強している生徒がいました。
学校も水上なのですね、ビックリ。

トンレサップ湖のクルーズは終わり、再び街中に向けて戻りました。

続いて、シェムリアップの南側にあるオールドマーケットに行きました。
そんなに広くない市場の中に、野菜、肉などの生鮮食品、色んな雑貨、きらびやかな宝石、面白いお土産･･･、色んなものが山積みです。
異臭をはなっている干し魚もありました。

生肉は、こんな感じで売っています…。

お土産屋さんで働いていた女の子。
「ここが一番安いから…」と親子２人に腕を取られるあまりにしつこさに根負けし、Ｔシャツ２枚、１０個セットのキーホルダーなどを買いました。
しめて＄１０、日本の感覚としては随分値切ったつもりなのですが、どんなものでしょうか。

こちらは、お上品なお菓子を買った店員さん。
日本語がとても上手で、さわやかでした。

その後、オールドマーケットを後にし、飛行機の時間まで余裕があったので、足マッサージにつれていってもらいました。
最初は痛い! と思っていたのですが、だんだん気持ちよくなってウトウト。
すっかり疲れが取れました。
ありがとう。

楽しかったカンボジア旅行もいよいよ終わり。
後ろ髪をひかれる思いで空港に向かいます。
お世話になったガイドさん、本当にありがとう。
自分一人のために、こんなによくしてくれて、感謝です。
再会を約束して、お別れしました。

バンコクに向けて、シェムリアップ空港を出発しました。
あー、もうすぐ現実に戻るんだな…、とちょっと寂しくなる瞬間です。

１月１４日の朝６時過ぎ、バンコクから無事に成田空港に到着しました。
日本の寒さがとっても身にしみます…。
カンボジア、本当によかったです。
再び楽しい旅行ができるよう、明日から頑張ります！

最後までご覧下さり、ありがとうございま〜す。

この旅行記へのコメント （4）

• Noririnさん 2009/02/02 10:21:09

  やっぱり行ってみるべきですね

  こばさん はじめまして。
  
  カンボジアはまだ行った事が無いんです。
  かなり神秘的な国ですよね。
  
  優しい像の顔を見るのも良いですが、ステキな朝日＆夕日は感動的ですね。
  人が集まるのも頷けます。
  
  美味しそうな食事にビール。
  ツアー参加だと食事も楽しそうですね。
  
  週末にカンボジアの思い出を沢山聞かせて下さい！
  楽しみにしています。
  Noririn

  ぼんたんさん からの返信 2009/02/15 20:25:03

  RE: やっぱり行ってみるべきですね

  Noririnさん、はじめまして。
  書き込み、ありがとうございます♪
  
  ほんと、カンボジアはとってもよい旅行でした。
  もう１度行って見たいと思う国の一つになりました。
  
  オフ会は、体調が悪くなってしまい、出席できませんでした。
  ごめんなさい。
  でも、みなさんの旅行記を読んで、楽しそうだなぁ…、と羨ましく思っていたところです。
  
  またの機会によろしくお願いします！
  

• シンバさん 2009/01/18 19:47:40

  お帰りなさい♪

  こばさん　お帰りなさい♪
  
  南部アフリカへ行きたいなぁ〜と思って、南部アフリカ旅行記を旅行記を見ていたら、こばさんに辿り着いて。
  で、今回、アンコール・ワットへ行きたいなぁ〜と思って辿り着きました♪
  
  あっという間に、旅行記最終日までアップされていてビックリです。
  この前は、一つ目のバンコクまでだったのに・・・
  
  数々の遺跡、大自然、優しい笑顔、に魅了されまくりました。
  益々、行きたくなってしまいました。
  
  シンバ
  
  

  ぼんたんさん からの返信 2009/02/15 20:19:25

  RE: お帰りなさい♪

  シンバさん、書き込みありがとうございます♪
  南アフリカに続いて辿り着いて頂き、感謝です。
  カンボジア、とってもおすすめです。
  １か月経っても、まだ思い出に浸ってるような感じです…。
  
  これからも、よろしくお願いします！