山形県～蔵王温泉編～

2009/01/10 - 2009/01/12

初めて東北の山形に行ってきました。お目当ては、蔵王の樹氷に硫黄の漂う雪の温泉街。カラフルなスノーボーダーやスキーヤーに交じって、ジーパンにシューズという軽装で蔵王山の頂上まで行くとそこは、二つとして同じ形のない樹氷が広がる氷原でした。頂上に着くと急に吹雪いてきて視界が極端に効かなくなりましたが、目の前に見えるこの樹氷を見て、自然が作り出した芸術品に感動しました。ガチガチ震えながらでしたから、温泉がいつもの二倍以上にありがたく感じました。終わってみると、あっという間に感じるような、とても濃い残像がフラッシュバックします。今度行くときはスキーでも始めようかな？

エリア 山形

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩

樹氷高原駅は、地上と頂上との中間地点です。しかし、高いです。ため息が出るほど美しい景色にうっとりしてしまいます。この中には、昔、今のようにロープウェイがなかった頃の交通手段である「馬ゾリ」が展示されています。かつては二時間以上もかけて馬が人を引いていたんですね〜。

木の枝に氷が貼りついてまるで、ホワイトクリスマス・ツリーです。この写真を撮った直後にこの辺り一帯は雲に覆われます。

さっきまで晴れていたのに急に風が勢い強くなり、猛吹雪になりました。山の天気は変わりやすく危険です。気温はマイナス十度です。

白銀の蔵王温泉街です。ふと視線を下にやると川がゆるやかに流れています。たくさんの温泉があるのでどれにしようか迷ってしまいます。

JR山形駅の東口です。こんな何気ない静かな風景にうっとりしてしまいます。しばらくの間、雪がただしんしんと降り積もる中に立っていました。