2007/12/20 - 2007/12/24
3918位(同エリア4764件中)
naboさん
母と二人、今日は香港からマカオへ足を伸ばしました。
日帰りです。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
天気が良さそうなので、マカオ行きを今日に決めて、朝6時半起床です。
朝食後、上環のマカオフェリーターミナルまで地下鉄に乗って移動しました。
フェリーターミナルに到着し、チケットを買います。
平日だというのに結構混んでいて、次の次のフェリーで30分以上待ち時間ができてしまいました。 -
早起きのためほとんど爆睡している間にマカオに到着しました。
マカオに着いたはよいけれど、問題はこれからです。
マカオには鉄道や地下鉄がありません。
必然的に移動手段はタクシー、バス、徒歩になります。 -
まず最初に目指したのは蓮峯廟という、中心地からだいぶ北へそれた場所にある「マカオで最も美しい寺院」といわれている廟。
さて、地図を見てはいたものの、目指す廟の付近で、バスが予想外のルートをとったため降りるタイミングを逃し、気がつけば終点のバスターミナルに到着してしまいました。
そこは、中国本土の珠海市へと通ずる関門です。
そこから歩いて5分弱。
中心地から外れているからか、「最も美しい…」割にはガラ空き。
観光客なんて一人もいません。
とても静かで、のどかな時間が流れていました。 -
このようなレリーフが有名らしいです。
19世紀のものだか。
境内にアヘン戦争関連の展示があるという林則徐記念館がありましたが、今回はパス。
蓮峯廟の静かなひとときを満喫したあとは、バス停を探し、またバスに乗ってセナド広場へ向かいました。 -
セナド広場の真ん中には大きなクリスマスツリーが設置されていました。さすがに世界遺産になると信じられないくらい人がいっぱいです。
-
せっかくここまで来たのだから広場に面した「義順牛奶公司」で名物の牛乳プリンを食べ、広場の一本となりの路地(營地大街)から散策をスタートしてみました。
草堆街に入り、ずんずん歩いて行くと小さな広場に出ました。
広場の向かいには、康真君廟という道教の廟がありました。
200年ほど前に作られたものだそうです。
この辺りにも、電飾が付けられていたので、夜景はきれいそうです。 -
そのまま十月初碁街へ入ります。
セナド広場から、有名なセント・ポール天主堂跡あたりはきれいになりましたが、路地にはいるとまだまだ古い建物が建ち並び、庶民の生活がありした。 -
突き当たりで一つとなりの路地へ移動しUターン。
ずんずん歩いて行くと、生活の匂いがする果欄街に入ります。 -
マカオの通りには必ずこのようなタイルに通りの名前が書かれたプレートがあるので、現在地を確認しながら迷わずすすむことができます。
-
ショッピング中の地元の方々も、なんだかノンピリしています。
-
少しずつ人が多くなってきたな…と思っていると、ほどなくしてセント.ポール天主堂跡(世界遺産)へと続くイエズス会記念広場(世界遺産)に着きました。
-
しかし、このまま天主堂跡へは行かず、左脇の大三巴街を進み、裏から抜けて戻って来ることにしました。
少し行くと聖アントニオ教会(世界遺産)に着きました。
その名の通り、軍隊の神様である聖アントニオを祀っている教会です。 -
威圧感のない、品の良い雰囲気です。
作法がよくわかっていないので、教会に入るとちょっと緊張してしまいます。 -
観光バスと、団体さんのたまり場状態になっている裏側から、聖ポール天主堂跡へやってきました。
マカオの最も象徴的な観光名所であります。
裏側から登れるようになっていますが、今回はやめました。 -
高台になっている天主堂跡から海の方を見渡すと、最近出来たばかりのグランドリスボア(ホテル)が、周囲の建物に比べて異様なデカさでそびえ建っているのが見えました。
-
それにしても、さすがに世界遺産に登録されただけあって、すっかり奇麗になっていてびっくりです。
階段の脇には植物が模様を描いている始末。
そして前回来た時(2001年)からすっかり変わってしまったのは、なんといってもやはりこの人口密度の上がり様でしょう -
階段下から続いている大三巴街を抜けて、セナド広場方面へ坂を下って行きます。
人口密度高し!
賣草地街を左へ出て、すぐ右折すると板樟堂街に入ります。
少し行った交差点のところに建っているのが、聖ドミニコ教会(世界遺産)があります。 -
せっかくなので中に入ってみました。
中もクリーム色で暖かい雰囲気です。
向かって左側が聖ドミニコの像だそうです。
天井のモチーフも素敵です。 -
教会を観た後、またもみくちゃになりながらセナド広場に出ました。
ここからタイパ竹地区へいってみます。
無謀にも、バスで…。
目指す所に行くと思われるバスに乗り、感を頼りに降りたら少し来過ぎていて、地元のおじさんに教えてもらってバスを乗り換え、なんとか目指す官也街に降り立ちました。 -
お昼を食べて、タイパ地区の探索です。
開発と整備が進んでいる半島部に比べると、ぐっとのどかで古い住宅などもだいぶ残っているため、路地裏は情緒たっぷりです。 -
北帝廟前の広場では子供が自転車遊び中。
-
官也街の方へ戻り、途中でひとつ海側の道にそれると、「カルモ教会」が見えてきました。
-
中に入れるような感じではなかったのでそのままずんずんすすみ、「タイパハウスミュージアム」に着きました。
タイパ島のタイパ村だった20世紀初頭、ポルトガル人やイギリス人のリゾート地としてにぎわっていた頃の別荘を修復した建物の中で、当時の島民の生活や歴史を紹介する展示物があるところです。
家具なんかもヨーロッパテイストのなかなかカワイイ感じで、住宅展示場気分で楽しめました。(中は撮影禁止) -
そろそろ日が傾いてきました。
香港あたりは12月頃一番気候がいいので、旅行シーズンではありますが、やはり冬なので日が短いのが玉に傷です。
半島側に行きたいところが残っていることだし…ということで、また、バスに乗って取り合えずセナド広場まで戻りました。
今度は、間違わずに一発で目的地に到着です。
セナド広場から新馬路(道)を挟んだ向かい側に「民政総署」という、ポルトガルの植民地時代に市政庁だったコロニアル風の建物があるのですが、そこも世界遺産なので、ちょっと寄ってみました。 -
だいぶ夕方になってきたので、当初はぶらぶら歩きながら行ってもいいかも…と悠長に構えていた「媽閣廟」までの移動を、急遽バスに変更し、急いで移動です。
なにしろ18時でしまってしまうのです。 -
入り口にでっかいお線香が立っている様はなかなか壮観です。
-
もう店じまいのお時間が迫っているので、お坊さん(?)が、祭壇の前にぶら下がったぐるぐる渦巻きのお線香を、所定の位置に移動させていました。
幻想的な光景ですが、煙はハンパじゃありません。
燃え尽きるのに何日も掛かる迫力満点のお線香は、管理もそれなりに大変なのでした。 -
ジャンク船が描かれた石もあります。
-
マカオ-香港間のフェリーは、24時間運航なので、時間の心配はあまりする必要がないのですが、朝っぱらから散々歩き回り、私達はだいぶ疲れていました。
マカオタワーから夜景を…とも思っていましたが、勝手のわからないバスでの移動は、案外神経を使うもので、もう移動するのがいい加減面倒にもなっていました。
晩ご飯も、香港に戻って素食(精進料理のようなもの)を食べることにしていたこともあって、ぼちぼち帰路につく事にし、フェリーターミナル方面に行くと思われるバスに乗ったのでした。
が、ここでもバスが予想外の動きをし、ターミナルを通り過ぎ、なんとか戻って来れましたが大幅に時間をロス。
ターミナルに入ってみると正面のチケット売り場はすごい行列で、30分ほど並んで窓口にたどり着いたら、そこは明日以降の前売りチケットの売り場で、今日の分は入り口右手の地味〜な方でした。
地味すぎて全然目に入っていなかったのです。またしてもロス。(:_;)
当日分の窓口は空いていてすぐに買うことができましたが、すぐに出発する船のチケットを買うことはできず、一番早い便で2時間待ちで出港は22時過ぎです。
なんとか帰ってきましたが諸事情により晩ご飯の精進料理は、こんな地元チックな麺に変更になってしまいました。
(諸事情について詳しくお知りになりたい物好きな方は、こちら(自分のサイトです)まで
http://henachokotown.com/tours/hongkong2/hongkong2_2.html)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29