☆レンタカーで巡るアンダルシアの白い村々☆＝アルコス･デ･ラ･フロンテーラ編＝　vol.１

2008/12/29 - 2008/12/29

今回の大きな目的は、アンダルシア地方の白い村々の１つアルコス･デ･ラ･フロンテーラへ行き、スペインの国営宿泊施設「パラドール」へ宿泊することでした☆

アルコスへはセビリアからバスも出ていますが、時間が制約されることと、他にも小さな村を巡りたかったので、思い切ってレンタカーを借りることにしました

ところが...セビリア出発の朝、意気揚揚とハーツレンタカーに行くと、「オートマはない！」、とおじさんに宣告されたんです！！！
ここで私、久々にキレました！

「オートマが必要だから半年も前に予約して、出発前に確認の電話も２度も入れたのにどういうことよ！」

「だって、今朝返却される予定だった車が今日の午後返却になったんだもん...」

「そんな事情は知らないわよ！午後返却をそちらがＯＫしたのなら、そちらで代車を用意するのが当然でしょ！？代車を用意してよ！」

そんなこんなでだんな様も参戦し、すったもんだを小１時間繰り返し、おじさんにハッパをかけてなんとかエイビスで借りれることに...

さて次の問題はナビです！
ハーツではナビもＯＰでつけていたんですが、飛び込み予約のエイビスにナビが望めるはずもなく...
あるのは、私がプリントアウトしたミシュランのディレクションマップのみ...大丈夫か〜！？

エリア アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL

不安いっぱいで出発したスペインレンタの旅でしたが、ミシュランのディレクションMAPは結構使えるヤツで、ほぼ迷うこともなく２時間弱でアルコスに到着できました！　

アルコスの新市街から旧市街へ向かう道は大渋滞...

ドライバーに過酷なアルコスの旧市街に入り、パラドール前の広場にもどうにか駐車スペースをみつけ、パラドールにようやくチェックインできたときは本当にほっとしました〜

パラドールに入り、フロントを抜けるとこんな廊下があります...

宿泊階は１階（日本でいう２階）です
部屋へ続く廊下もいい雰囲気...

このパラドールには、ベランダ付のお部屋とベランダなしのお部屋があり料金も違うのですが、どうせだったらぜひベランダ付の予約をお勧めします！

部屋のドアを開けると、玄関スペースのような小部屋があります...

天井にはイスラムちっくな照明が...

その小部屋の扉を開けて...

アンティークな家具を揃えた雰囲気抜群のベッドルーム☆

早速ベランダに出てみると...

ベランダからの眺望

この景色を見てアルコスに行こうって決めたんです！
笹倉鉄平のシルクスクーリーン画でも、この景色が描かれています☆

ベッド脇に飾ってあるこれ、何だかわかりますか？

昔のカイロです！
カパッと蓋が開き、中に炭を入れてベッドの中を寝る前などに温めた道具です...

以前、ＴＶのクイズで見たそのまんまでした☆

広いバスルーム

昨年（2008年）、水周りの改装をしたばかりなのでとってもきれい！
洗面台の下の大理石は、床暖房になっていました...

トイレの扉を開けるとこんな風景が...
癒されるな〜

アメニティの皆さん！

パラドールらしいなって感じたのは、オーデコロンがアメニティにあったこと

バスルームの壁のブルーに合わせて、夜、「加賀の湯」（byバスクリン）を入れてゆっくりバスタイムを堪能しました☆

ここにもパラドールマーク！

０階から１階へはエレベーターもありますが、こんないい感じの階段も...

パティオもありました！

よく手入れされているパティオ

パティオにある水飲み場

パティオ横にはこんな壁の装飾も...

パティオへの扉もアイアンレースでおしゃれ☆

ロビー奥へ進むと、ソファ等の置かれた居心地の良いスペースが広がります

テラスでお茶をいただくこともできます！

テラスのテーブルは、すべて違う絵柄のタイルで、このテーブルのテーマはフラメンコ☆

アルコスの旧市街がなぜドライバーに過酷かというと...

パラドール前の駐車場に車をとめるには、こーんな細〜い道を通過しなくちゃいけないんです...

ＴＶの「水曜どうでしょう！」を見て細さに覚悟はしていたものの、実際に見てもやっぱり激せま...
ミラーをたたんで慎重に進みました

壁には無数のすり跡が...

歩いている人と比較しても、道の細さわかりますよね...

パラドールを見つけるのは簡単です！

この１番上の標識を目印に行けばたどり着きます☆

街中の散策に出てみました...

ちょっとアリババちっくな扉！

アルコスの旧市街は入り組んでいて、細い路地がいっぱい！

良さそうな景色を求めて路地を進みます...
そんなにニラまないでよ〜

路地を抜けると眺めの良い共用テラスのような場所に出ました！

セビリアから続いていたうだうだ天気が、ここへ来て急速に回復してきました☆

おねがーい！もっと晴れて〜！

やっぱり、青い空に白い家じゃないとね☆

アルコスの街中はいつも静か...

扉の開いていたお宅をちらっと拝見

やっぱりパティオが素敵☆

扉の上にあるのは、家紋だそうです

街中の主だった場所へは、大概標識を見ればたどり着けます...

かわいいホテル

現在は改装中です...

「フィガロジャポン」に載っていたアルコス絨毯のお店に行ってみることに...

じゅうたんだけでなく雑貨や陶器も扱うお店でした

個性的な作品が多かったのですが、ピンと来ず退散

一旦パラドールへ戻り、お茶をすることにしました

メニューを見ていると、だんな様が私の分まで勝手にオーダーしてしまいます...ケンカ売る気〜！？

「カフェの入口にケーキセットがTAX込みで3.5ユーロって書いてあったから、ぜったいそれが良いと思って〜」って、一応聞いてからオーダーしてよね...

文句ぷりぷりモードでしたが、このりんごのタルト絶品でした！
だんな様のナッツのタルトもおいし〜☆
イタリアなら、このセットで５ユーロはしそう...

「太陽が顔を出したってことは、夕陽が見れるかも！？」、とだんな様

１階にある宿泊客専用の共有テラスで、サンセットを待ちます...
少しずつ教会が西日に照らされ赤く染まって来ました！

パラドールにも西日が...

夕陽に照らされ眩しい位！

２人共夢中でシャッターを切ります

初めて見た、スペインでのサンセット

vol.２へ続きます...