ドイツ・ベルリンの冬

2008/12/26 - 2008/12/31

ベルリンは古いものと新しいものが混在する街...という印象を受けました。

１日目（12月26日）
11時ルフトハンザ機で関空を出発。フランクフルトで乗り継ぎ、午後６時半ごろベルリン・テーゲル空港に到着。ホテルへとX番と100番バスで向かいました。長い空の旅で疲れてはいたけれど、旅の最初の一日を無駄にはしたくないと思い、早速行動開始。カイザーヴィルヘルム記念教会の広場で行われているクリスマスマーケット。この教会は、戦争の爆撃で被害に遭った姿をそのまま残しています。

２日目（12月27日）
翌朝にはドレスデンへ移動するので、ベルリンは今日一日だけ。バスやSバーンなどに１日自由に乗ることができるTageskarteを購入し、早足でベルリンを駆け回りました。

午前中は、ブランデンブルグ門、ベルリン大聖堂や博物館島、ホーフ巡りを満喫しました。

午後は、シャルロッテンブルグ宮殿の見学。暗くなってからは、ウンター・デン・リンデンやジャンダルメンマルクト、ポツダム広場周辺のイルミネーションやクリスマスマーケットを楽しみ見ました。寒いですが冬はこういう楽しみがありますね。

表紙写真は、ドイツ歴史博物館の前で。

旅程：４泊６日（ベルリン２泊、ドレスデン２泊）

エリア ベルリン(ドイツ)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

仕事がら普段比較的規則正しい生活を送っています。
そのせいか、ヨーロッパに行くと８時間の時差に対応しきれない。
今回は、夜、ぐっすり眠りたいなあと思いつつの出発。

フランクフルト・マイン空港は乗り継ぎが分かりにくい、という話も聞いていたのですが、表示をしっかりと見ていれば大丈夫!
ルフトハンザの場合は、飛行機を降りたところにルフトの日本人スタッフもいらっしゃるので、声をかけて教えていただけます。

さていよいよベルリンに向けて出発です。

カイザーヴィルヘルム記念教会の広場で行われているクリスマスマーケット。1943年に爆撃された時のままの姿を残しています。

ブランデンブルグ門

新年を迎えるおそらくカウントダウンの準備中なのでしょう、ツリーがチェーンソーで切られていました。東西分離時代は、この門のすぐ近くに壁があり門を通り抜けることはできなかったそうです。

ウンター・デン・リンデンで壁の跡を発見。
イーストサイドギャラリーやポツダム広場は有名ですが、思わぬところにも置いてあったりする。
ホテルの前に１枚、店の前に１枚、というように…

ベルリン大聖堂

教会に一番乗り。かな〜り入りづらかったのですが、チケット売り場のおじ様は気さくな方。
ミュージアムがあることや、ドームの上まで上がれることを教えてくださる。

ベルリン大聖堂

外観は荘厳な感じがするのに、中に入るとすごーく柔らかで包み込まれるようなきがする。矢印を頼りに迷路のような内部を見学。

ペルガモン博物館

10時の開館前から並ぶ。
これは今までに見たことのないタイプの博物館かも。
そして展示物がとにかく大きい！

こちらはペルガモンのゼウスの大祭壇
大祭壇の周りにはレリーフが飾られています。ゼウスとアテナの戦いの様子のものが印象に残ります。

ヘレニズムギリシア建築

ミトレスの市場門

バビロニアのイシュタール門と行列通り
写真は行列通りの方。

何でトルコやバビロニアのものがこんなところにあるのーーと、突っ込みを入れたくもなるけれど、
オーディオガイドによると、
修復にも力を入れているようだし…
そのままの場所に置かれたままだと朽ち果てていたかもしれないし…

こちらもペルガモン博物館です。
１階の展示品の壮大で印象的ですが･･･、２階には色鮮やかな織物やタイルなどの陳列されています。

１階の巨大遺跡も一度は見ておきたいですが…
布や織物が好きなので、個人的には２階の展示の方が楽しめました。

細かい文様が美しいタイル

入場券を買うために並ぶ人々。
早めに来てよかった!!

博物館島の一番北、ボーデ博物館。

郵便局のマーク
これを押して郵便を配っているよう

シナゴーク

シナゴークのすぐ隣にあった小さなホーフ。ショップの窓に飾ってあるカラフルな置物がかわいらしくて…撮りました。

ハッケンシャーホーフの近くに無印良品。
Berlinにもあるのですね。
入ってみると、日本で見かけるものもあれば、初めてみる商品も。
日本で買うほうが断然安い、あたりまえか…

ハッケンシャーホーフ

写真は一つ目のホーフですが、八つあるホーフはそれぞれに雰囲気が違います。
ここは、奇抜なデザインの壁模様で目につきますが、植物がたくさん植えられているところもあれば、
子供のための遊具がおるところも。

アンペルマンショップ
東ドイツ時代の歩行者信号の形をモチーフにした、
いろいろなグッズを売っています。
行くまではそう興味もなかったのに…、かわいいのです!!
個人的には、進め！の緑色のほうがすき。

今日の昼食。午後はシャルロッテンブルグ宮殿に行きます。

シャルロッテンブルグへは、Sバーンとバスで行きました。
バスは宮殿のすぐ近くに109番やM45番の停留所があります。
その停留所の近くにいたのがこのクマ。

シャルロッテンブルグ宮殿

選帝侯妃ゾフィ・シャルロッテの夏の離宮として建てられたそうです。クリーム色の外観が青空に映えます。

冬期のため、見学は新翼のみ。オーディオガイドは、日本語がないので英語を選択。ここもヨーロッパの他の宮殿と同じく豪華絢爛。

シャルロッテンブルグからZoo駅を経由して、100番バスで、ウンター・デン・リンデンへ戻って来ました。
昼間とはまったく異なる顔をしています。

ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケット

ここのマーケットはなんと有料。
入場券を買って中に入ります。
１€でした。
その分お店のレベルは高いのでしょうか。テーブルと椅子のあるレストランもありました。

写真、右側がコンツェルトハウス、左側がドイツドーム。

こちらはフランスドームです。

クリスマスマーケットもいいですが、広場の美しさからいうと、マーケットをやっていないときのほうが、落ち着いた美しさがあるのでしょうね。だからちょっと残念でもあります。

ポツダム広場に行く200番バスに乗るためにウンターデンリンデンまで戻りました。

夜のブランデンブルグ門。

シュプレヒコールを上げる大勢の人々。
このときは何のデモをしているのかわからなかったのですが･･･、
日本に帰って来てからニュースなどを見て、
ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃に抗議するものだったとわかりました。

ポツダム広場にあるベルリンの壁。壁にサイン？を書いている人もいました。

ポツダム広場、ソニーセンターのイルミネーション。

近くにアルカーデンというスーパーマーケットがあるます。食料品、衣料品いろいろなものが売っており、カフェやレストランもありました。
ここのイルミネーションもなかなか派手できれいでした。

高級デパートＫａＤｅＷｅのライトアップ。

今回２泊お世話になったホテル

プチプライスの経済的なホテルですが･･･さすが世界的なチェーン（HolidayInn）、サービスはスマート。よく訓練というか教育されているという印象を受けました。

客室には備え付けの湯沸かし器があります。コーヒーやティーバッグ（無料！）も。ホテルは乾燥するので、これはとてもありがたい!!

この旅行記へのコメント （2）

• hsugaiさん 2009/01/09 21:27:35

  憧れのベルリン

  ロマンチック街道でドイツ訪れた事がありますが、1度は訪れたいと思ってる
  
  ベルリンです。
  
  又博物館島も世界から集めた名画等が展示、見学出来ると聞いてます。
  
  それにしても4泊6日とはもったいない旅行をされましたね。
  
  冬のドイツ寒さは如何でしたか？町の散策など問題ありませんでしたか？

  makkoさん からの返信 2009/01/09 23:50:47

  RE: 憧れのベルリン

  ご訪問ありがとうございます。
  
  できるなら長く旅行したいものですが･･･、
  ６日か７日といったところが限界です。
  その上ハイシーズンしか休みがとれません。
  博物館島もペルガモンしか行きませんでした。
  
  ドイツの寒さは思ったほどではなかったのです。
  ダウンコートで何とかなりました。
  しかし年が明けてから、ベルリンの気象情報を見ていると、
  −１０度とか、−８度という気温を目にします。
  年末は暖かかったようで、ラッキーでした。