2008香港繽紛冬日節(Hong Kong Winter Fest)　マカオ編

2008/12/09 - 2008/12/17

今年のクリスマスシーズンの行き先は香港かドイツのどちらかに絞って最後の最後まで悩んだんですが、サーチャージ込37000円のチケットを見つけ香港に決めました。
香港に行くならお隣のマカオも寄りたいところ。
ヴェネチアンができてから行ってないのでとても楽しみにしていました。

エリア マカオ(マカオ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

マカオではまずヴェネチアンに行きました。
前回の行ったときはまだ建設中だったのでとても楽しみにしていました。
本物（その本物もイタリアのまねですが）そっくりでびっくり。

お隣はDFSとフォーシーズンズです。
こちらはあまり観光客が少なくてゆったりとした時間が流れていました。

中に入ってみると素晴らしい回廊が迎えてくれました。
ここは写真スポットでほとんどの人がカメラ構えていました。

ショッピングはさておきまずは腹ごしらえ。
ラスベガスでは定番のバフェ！
「BAMBU」という名前でした。

今回の旅行のテーマのひとつ「食べ放題」。
初めっから飛ばします。
アジアの食べ放題の好きなところは和洋中と揃っているところです。
アメリカのはどうしても和の味が？？？ってことが多いので避けてしまいどうしても料理がコテコテになってしまいがち。

デザートも上品な味でした。
大きさも小ぶりで少しずつ色々試したい僕にとってはとても嬉しい心遣いでした。

この店のヒットはこの二つ。
マカオの定番デザート「エッグタルト」「セラドゥーラ」。
どちらも素朴で懐かしい味ですがとても美味しかったです。
各4つずついってしまいました。

お腹もいっぱいになったことだしグランドキャナルショップへ散歩しに行きました。
本当にヴェネチアをうまく模倣していて感心します。

ゴンドラには乗りませんでしたが本家・イタリアのヴェネチアより安いそうです。

あちらこちらにクリスマスツリーがありました。

どこを撮っても絵になるショッピングモールも珍しいです。

カジノの脇にもクリスマスツリーがありました。

壁画もうまーくできてます。

ヴェネチアンで僕のお気に入りの写真はこれです。

楽しかったので時間を忘れ半日以上ヴェネチアンで過ごしてしまいました。
帰り道ちょっと寂しかったです。

ヴェネチアンのフェリーターミナルへのシャトルバスに乗らず歩いてタイパ・ハウスミュージアムへ行きました。

20世紀初めのポルトガル人の別荘を修復したそうです。

丘の上にあるカルモ教会です。

官也街へやって来ました。
ここは有名なレストランが沢山あるのですが、さすがにバフェのあとは食べれません。

でも、ここだけは寄りたかったのです。
セラドゥーラの専門店、セルドゥーラ微妙に名前が違うのはなぜなんでしょう？

チョコレートのセラドゥーラを食べました。
素朴な味わいに懐かしさを覚えます。
日本でもコンビニとかで販売するといいなぁと思います。

マカオでのホテルはフランス系のソフィテル・ポンテ16にしました。
セナド広場や世界遺産の建築物めぐりには便利な場所にあります。

部屋の特徴はベッド。
大きくて部屋が狭く感じてしまうくらいです。
寝心地は適度なやわらかさでぐっすりです。

バスルームも広く、バスタブとは別にシャワーブースが独立していてトイレも独立してとても便利にできていました。

嬉しいのがアメニティがロクシタンだったこと。

ロビーはポップな感じでした。

プールエリアは上品なつくりでゆったりとくつろげそうです。

川を挟んで反対側には中国の珠海の街が広がります。
ホテル代は珠海ビューはマカオシティビューより数千円高いのはなぜでしょう？

夜のマカオへ行ってみました。
まずはお菓子のつまみ食い。
毎回、ここでお土産を買って帰ります。
僕はスタンダードな杏仁餅（アーモンドクッキー）が好きです。
沢山のお菓子を置いてあるのですが、ほとんどが試食できます。
つまり、店を出る頃にはお腹いっぱいになっている訳です。

街の中心、セナド広場です。
クリスマスの時期はより一層きらびやかな夜景になっていました。

クリスマスのデコレーションがいかにも中華っぽいところに注目

リスボアです。
大型カジノの建設ラッシュに押され気味ですが、泊まるとミニバーが飲み放題らしいです。

グランドオープンして客室もオープンしたグランドリスボアです。
このシルエットは何がモチーフなんでしょうか？
それにしても凄いものを建てたもんです。

WYNNです。
漢字で書くと「永利」。
なんでなんでしょう？
香港明星の名前も漢字と英語が全く違いますし、もっと中国語を知りたくなる瞬間です。

MGM GRANDです。
ラスベガスのMGMとは全く違う外観です。

ロビーには圧巻です。
僕の今回のクリスマスデコレーション賞はここです。

いったい何枚の写真を撮ったことでしょう。

カジノの裏側の海沿いにあるのであまり観光客も訪れない穴場みたいです。
もったいない。

歩き疲れたので部屋でポートワインとかっぱえびせん中華版で一杯！
ポートワインはブランデーが入っているので普通のワインよりアルコール度が高め。
あと甘いので食事中ではなく食後に飲むデザートワインです。

次の日はゆっくりマカオの世界遺産巡りをしました。
まずは媽閣廟から。

いつ来ても大陸からの観光客と地元の人々でいっぱいです。

法務局大楼です。
ポルトガルがマカオの治安維持のためにインド・ゴアから派遣したムーア人兵士の寄宿宿だったそうです。
ムーア人はイスラム教徒が多かったのでこのようなイスミックな外観になったそうです。

マカオにはこのような8つの広場が世界遺産に登録されています。

タイパ島へ向かう時にマカオ半島を振り返ると一際目立つ丘の上の教会・ペンニャ教会です。

丘の上ということで見晴らしも最高です。
まだまだ新しいカジノが建築中ですが、この不景気で途中でストップしているという噂も・・・

ここまで登るのは結構ツライのですが、この景色を見たらそれも我慢できます。

中は結構シンプル。

1569年にイエズス会によって建てられた聖ローレンス教会です。
この建物自体は1846年に再建されたものです。
マカオで最もおしゃれな教会と言われよく結婚式が行われるそうです。

クリーム色を基調とした内装は柔らかい印象を与えます。

聖ヨセフ聖堂です。
中国バロック建築の傑作です。
隣の修道院は観光客は入れません。

フランシスコ・ザビエルの骨の一部が安置されています。
イエズス会やザビエル・・・世界史の勉強を思い出します。

ドン・ペドロ5世劇場です。
ギリシャ建築を思い浮かばせるイオニア式の柱が印象的です。

聖オーガスティン教会です。

祭壇のそばに十字架を背負った受難のキリスト像があります。
この像をセナド広場に近い大堂まで移動させる宗教行事「パッソス聖体行列」が毎年春に行われます。

聖オーガスティン広場です。
マカオと言うよりヨーロッパの街角みたいです。

ロバート・ホー・トン図書館です。
現役の図書館です。

歩き疲れてやってきたのがここ、ギャラクシー・スター・ワールド。

ここもクリスマスデコレーションが綺麗です。

お目当てはここ、バフェレストラン「Temptations」。
またもや予約なしだったので開店と同時に入りました。
でも、平日なら何とか予約なしでも大丈夫のような気もします。

バフェって選んで取ってる時がとても楽しいです。
特に海外だと美味しそうに見えて不味かったりその逆があったりで一種の賭けです。
ここはポルトガル料理コーナーも充実していました。

デザートです。
セラドゥーラは店によって味や見た目にかなりの差があります。
どれも美味しいのですが。

スターワールドをあとにしてマカオで一番標高の高いギア灯台にやってきました。

12月であってもここまで登ると汗だくです。

灯台周辺ではジョギングコースがあって地元の方達が走っていました。

荷蘭園大馬路周辺の政府関係の建築物です。

とてもカラフルで楽しいですね。

ルイスカモンエス公園でうたたねしました。

聖ミカエル墓地です。

聖アントニオ教会です。

ここは何度も火事に遭って現在の建物は1930年のものだそうです。

マカオはコロニアルな建物ばかりではありません。
裏道に入るとごちゃごちゃしたアジア独特の雰囲気がたっぷり味わえます。

ところどころかわいらしい街角があって見つけると嬉しくなっちゃいます。

で〜ん！
3度目でもとりあえず行っとけの聖ポール天主堂跡

ついでにお隣のナーチャ廊

そろそろ疲れてきたので街の中心へ戻ります。

大堂です。

クリスマスになるとこういったキリストの物語のジオラマ？が飾られていますよね。
キリストの物語をあまりしらないのでどこの場面かは分かりませんが。

マカオってパリみたいに噴水が街の至る所にあると思うのは気のせいでしょうか。

僕のお気に入りの建物、盧家大屋です。
中華風の内装が僕のツボにハマってます。

香港ブランドのジョルダーノの店舗も歴史的建築物の中にあって面白いです。

聖ドミニコ教会です。

ここは街のど真ん中にあるので一番観光客が多いです。
という訳で静寂と言う訳にはいきません。

世界遺産巡り最後は民政總署大楼です。

ここもクリスマスシーズンです。

マカオ最後の夜はフィッシャーマンズワーフの先端にあるホテル、ロックスに行きました。

ここに泊まってみたいのですが、いかんせん街中から遠いのでいつも諦めてしまいます。

調度品はとてもゴージャス。
フィッシャーマンズワーフはまだ一部分しかオープンしていません。
今後このロックスのような豪華なホテルが数軒できる予定だそうです。
でも、ロックスは人気があるのですがフィッシャーマンズワーフっていつもガラガラなんですけど。

この旅行記へのコメント （3）

• Rockyさん 2009/01/05 18:14:15

  「BAMBU」

  とみーさん、はじめまして
  
  香港＆マカオ計画中です。
  
  ＞「BAMBU」
  食べどころは興味有ります。
  さて、この高級ホテルでのバフェのお味と料金は如何でしたか？
  
  ご推薦食べどころ教えて頂ければ幸いです。Rocky

  とみーさん からの返信 2009/01/05 19:47:43

  こんばんは

  Rockyさん、書き込みありがとうございました。
  
  「BAMBU」はランチ158パタカ、ディナー208パタカだったと思います。
  ラスベガスのバフェが大好きなのでラスベガスのようなマカオでもバフェに行きます。
  味はアジア料理中心でこの値段なら満足いく味、内容、種類だと思います。
  週末は行列必至です。
  和食は刺身と寿司がありました。
  味は回転寿司レベルと思っていいでしょう。
  デザートは上品な味で何度も取りに行きました。
  生の海鮮物はムール貝、カニ数種、カキなどがありカキを沢山食べたのですが次の日どうかなるってことはありませんでした。
  
  他にもスターワールド、グランドリスボア、サンズ、隣のフォーシーズンズにバフェ店があります。どこも競い合っていて食事時には行列ができるのであまり当たり外れないと思います。
  ま、これは食べ放題大好きの香港・マカオ人の性格もあると思いますが・・・
  

  Rockyさん からの返信 2009/01/05 21:00:40

  RE: こんばんは

  とみーさん、こんばんは
  
  ★スターワールド、グランドリスボア、サンズ、フォーシーズンズバフェ店
  有意義な情報有難うございました！
  
  ラスベガス/インフォメーションは沢山有るよう思えますが、
  マカオは捜しようが悪いのか、バフェ店情報少ないです。
  
  > 「BAMBU」はランチ158パタカ、ディナー208パタカだったと思います。
  この価格、多いに楽しみです！
  
  > これは食べ放題大好きの香港・マカオ人の性格もあると思いますが・・・
  旅の食、自分中では大きい楽しみです♪〜
  
  有難うございました。Rocky