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 ニジンスキー、パブロワ、ヌレエフ、バリシニコフらを輩出したワガノワ・バレエ・アカデミーは、世界に名だたるマリインスキー劇場の付属バレエ学校であり、また、定期的な来日を通じて、日本でも憧れの的となっているバレエ学校です。今回、運良くそのバレエ学校を探検することが出来たので、ご報告しようと思います。<br /><br /> ワガノワ・バレエ・アカデミーは、ロシア第2の都市・サンクトペテルブルグのネフスキー大通り沿いにあるアレクサンドリンスキー劇場の裏手、ロッシ通りにひっそりと立つクリーム色の建物です。<br /><br /><ドキドキのレッスン見学!><br /> 11:00頃にアカデミーに到着してから、まず4年生のクラスレッスンを15分程見学させて頂きました。丁度、「ドン・キホーテ」3幕グラン・パ・ド・ドゥの音楽に合わせて、バレエシューズを履いてのアンシェヌマン(いくつかの動きを組み合わせたレッスン用の短い踊り)の最中でした。<br /><br />そしてその後、2人の生徒がポアントに履き替えてソロのレッスンとなりました。その片方は前回の日本公演でも目立っていたオリガ・スミルノワだったと思います。こんなに小さいころから、上手な生徒とそうでない生徒とはっきり選別される、という厳しさに驚くと同時に、だからこそ名門なのだと納得してしまいました。<br /><br /> 次に、7年生男子のレッスンに少しお邪魔させて頂きました。動きもダイナミックになるからでしょうか、大きなリハーサル室だったのが印象的でした。そのレッスンを担当していた教授と、案内してくれたタチヤナ・ゴロヴィナさんが友人同士だったこともあり、ほんの少しもてなされました。揃って顔立ちの調った生徒達15人位に、一斉にレヴェランス(バレエ風のお辞儀※すごーく優雅です※)して頂いた時は背中がむず痒かったですが…。というか逃げ出したくなりましたが…。さすが名門、徹底してますね!<br /><br />日本からバレエを学びに来ている方もいて、なかなか教授に可愛がられているようでした。7年生ともなると、個性・将来性も相当はっきりしてくるので、マリインスキーにおける「頼りがいのある」(ここが重要!)正統派王子の出現を待ち望む私としては、非常に興味深いレッスンだったのですが、瞬時に見分けられる眼力が足りず、残念です。<br /><br /> そして今度は、5年生女子のクラスレッスンを、バーレッスンからアンシェヌマンまで、丸々見学させて頂きました。通して見ていて、骨格に恵まれた生徒、柔軟性、音感、バランス感覚など、生徒はそれぞれ優れたものは持っていても、全てをバランス良く兼ね備えた生徒というのは、やはりなかなかいないものなんだなあ、と痛感しました。<br /><br />前回の来日公演「くるみ割り人形」でパ・ド・トロワという踊りを踊っていたエカテリーナ・デビチンスカヤを見つけられたのは嬉しかったのですが、華奢すぎて、きちんと踊っているのにどこか痛々しく見えてしまいました。自分の出番じゃなくても、舞台上ではピンと背筋を張っている彼女が好きだったので、頑張って欲しいなと思います。<br /><br />レッスン全体の印象としては、難易度自体は日本とそう変わらない気がしました。でも、「何をやるか」というレベルではそう差がつかなくても、「どう見せるか」という動きのクオリティに関しては、やはり世界最高峰です。<br /><br /><ちょっと休憩><br /> このクラスの見学後、お昼時になったのでカフェ(学食)を探します。案内役のゴロヴィナさんはお仕事で多忙につき、この頃から探検というより徘徊の様相を呈してきました。<br /><br />カフェ、天井が高くて明るくて、何より安くてビックリです! 私がペテルブルクに留学していた頃の学食は、高い割においしくなかったので、「トマトが安い!さすがワガノワ!!」と変な所で感動してしまいました。<br /><br />前菜、サラダが充実しているのは、やはりバレエ学校だからなのか、私が通っていた学校のカフェが劣悪だったのか…気になる所です。しかし、美少女率100パーセントの中で食事というのは、案外居心地が悪く、軽いものしか食べられなかったのが心残りです。<br />

憧れのワガノワ・バレエ学校見学(前編)

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2006/02 - 2006/02

908位(同エリア1307件中)

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    JIC旅行センター

    JIC旅行センターさん

     ニジンスキー、パブロワ、ヌレエフ、バリシニコフらを輩出したワガノワ・バレエ・アカデミーは、世界に名だたるマリインスキー劇場の付属バレエ学校であり、また、定期的な来日を通じて、日本でも憧れの的となっているバレエ学校です。今回、運良くそのバレエ学校を探検することが出来たので、ご報告しようと思います。

     ワガノワ・バレエ・アカデミーは、ロシア第2の都市・サンクトペテルブルグのネフスキー大通り沿いにあるアレクサンドリンスキー劇場の裏手、ロッシ通りにひっそりと立つクリーム色の建物です。

    <ドキドキのレッスン見学!>
     11:00頃にアカデミーに到着してから、まず4年生のクラスレッスンを15分程見学させて頂きました。丁度、「ドン・キホーテ」3幕グラン・パ・ド・ドゥの音楽に合わせて、バレエシューズを履いてのアンシェヌマン(いくつかの動きを組み合わせたレッスン用の短い踊り)の最中でした。

    そしてその後、2人の生徒がポアントに履き替えてソロのレッスンとなりました。その片方は前回の日本公演でも目立っていたオリガ・スミルノワだったと思います。こんなに小さいころから、上手な生徒とそうでない生徒とはっきり選別される、という厳しさに驚くと同時に、だからこそ名門なのだと納得してしまいました。

     次に、7年生男子のレッスンに少しお邪魔させて頂きました。動きもダイナミックになるからでしょうか、大きなリハーサル室だったのが印象的でした。そのレッスンを担当していた教授と、案内してくれたタチヤナ・ゴロヴィナさんが友人同士だったこともあり、ほんの少しもてなされました。揃って顔立ちの調った生徒達15人位に、一斉にレヴェランス(バレエ風のお辞儀※すごーく優雅です※)して頂いた時は背中がむず痒かったですが…。というか逃げ出したくなりましたが…。さすが名門、徹底してますね!

    日本からバレエを学びに来ている方もいて、なかなか教授に可愛がられているようでした。7年生ともなると、個性・将来性も相当はっきりしてくるので、マリインスキーにおける「頼りがいのある」(ここが重要!)正統派王子の出現を待ち望む私としては、非常に興味深いレッスンだったのですが、瞬時に見分けられる眼力が足りず、残念です。

     そして今度は、5年生女子のクラスレッスンを、バーレッスンからアンシェヌマンまで、丸々見学させて頂きました。通して見ていて、骨格に恵まれた生徒、柔軟性、音感、バランス感覚など、生徒はそれぞれ優れたものは持っていても、全てをバランス良く兼ね備えた生徒というのは、やはりなかなかいないものなんだなあ、と痛感しました。

    前回の来日公演「くるみ割り人形」でパ・ド・トロワという踊りを踊っていたエカテリーナ・デビチンスカヤを見つけられたのは嬉しかったのですが、華奢すぎて、きちんと踊っているのにどこか痛々しく見えてしまいました。自分の出番じゃなくても、舞台上ではピンと背筋を張っている彼女が好きだったので、頑張って欲しいなと思います。

    レッスン全体の印象としては、難易度自体は日本とそう変わらない気がしました。でも、「何をやるか」というレベルではそう差がつかなくても、「どう見せるか」という動きのクオリティに関しては、やはり世界最高峰です。

    <ちょっと休憩>
     このクラスの見学後、お昼時になったのでカフェ(学食)を探します。案内役のゴロヴィナさんはお仕事で多忙につき、この頃から探検というより徘徊の様相を呈してきました。

    カフェ、天井が高くて明るくて、何より安くてビックリです! 私がペテルブルクに留学していた頃の学食は、高い割においしくなかったので、「トマトが安い!さすがワガノワ!!」と変な所で感動してしまいました。

    前菜、サラダが充実しているのは、やはりバレエ学校だからなのか、私が通っていた学校のカフェが劣悪だったのか…気になる所です。しかし、美少女率100パーセントの中で食事というのは、案外居心地が悪く、軽いものしか食べられなかったのが心残りです。

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