2008/11/16 - 2008/11/16
2580位(同エリア3979件中)
まゆままさん
関西のいくつかの美術館、博物館などの施設が無料となる関西文化の日、
ここ数年は万博記念公園とみんぱくへ行くのが恒例となっていたが、今年はおじいちゃん、おばあちゃんも誘って京都へ行くことに。
五つの施設と紅葉、町歩きも少しづつ楽しむことができ、盛りだくさんな一日に!
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まずは京都国立博物館へやって来た。
私は何度も来てるけど父母は初めてなのでこの宮殿のようなフレンチルネッサンス様式の建物に驚いていた。
この日は博物館巡りとはいえ、雨は残念だったなあ・・
降ったり止んだりの小雨でよかったが。 -
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博物館内にも紅葉した紅葉がちらほら見られてきれい。
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ここの常設展だけでも見ごたえ十分だが、この日は特別展で蒔絵をやっていて、チケットを二枚入手していたので父と二人で入る。
その他の家族は常設展へ。(関西文化の日で常設展のみは無料)
黒い漆地に金・・静かな派手さが感じられる蒔絵の世界を堪能した。
それにしても蒔絵って西洋人にこれほど好まれていたとは・・
蒔絵の部分を剥ぎ取って西洋家具に移植して蒔絵を再利用したという家具が出てきてそこまでするのか〜とびっくり。 -
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特別展、常設展を楽しんだ後、今まで回ったことのなかった裏庭にあるお茶室へ行ってみることに。
裏庭へ続くアプローチ -
お茶室入り口前には色づく銀杏の木。
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お茶室「堪庵」
この茶室は昭和33年に上田堪一郎氏より当館に寄贈されたもの。
江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物だそう。 -
裏庭にこんな素敵なスポットあったとは!
この日は特に紅葉スポットへ行く予定してなかったのでここでちょうど美しい庭園と紅葉が見れて父母も大満足〜 -
雨に濡れた苔もしっとりイキイキ。
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お茶室を出、庭園内には李朝時代の石像も立っている。
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そして次なる目的地、「梅小路蒸気機関車館」へやって来た。
子どもが小さかった頃、一度訪れたことがあるが、今回は建物見物も兼ねて訪れた。
この博物館のエントランスと資料展示館になっているのは旧二条駅舎。
旧二条駅舎は日本最古の木造駅舎で、当時私鉄であった京都鉄道(株)が明治37年に本社の社屋も兼ねて建設したもの。
平成8年に嵯峨野線高架化のため、その役割を終え移築された。 -
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伝統的な和風の意匠の中、現在資料館となってる待合室の丸柱や柱頭飾りや上げ下げ式の窓などに洋風の意匠が取り入れられている。
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重要文化財の扇形車庫と転車台。
明治時代の車庫は煉瓦造りで長方形の小規模なものが一般的だったがのちにより多くの車両を収容できる扇型車庫と転写台が一体となって建設されるようになった。
大正3年建設されたもの。 -
任務を終えて帰ってきた蒸気機関車を載せて方向を変え、扇形車庫に収容するための転車台。
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扇形車庫には大正、昭和期に製造された代表的な蒸気機関車の車両が保存されていて、それぞれ運転席に自由に入ることができる。
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当時の駅の待合所の雰囲気が残されている。
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チンチン電車乗り場
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この後、車を置いて少し歩いて散策することに。
梅小路から花街の風情を留める街並みの島原を散策し、龍谷大学と西本願寺を回って再び梅小路公園へ。
モザイクタイルが懐かしくかわいいアパートの柱・・ -
江戸時代、幕府に公認された京都唯一の遊女町として栄えた島原には格子造の家並みなどが残っている。
「角屋もてなしの文化美術館」はかつての遊郭を偲ぶ揚屋建築(現在の料理屋・料亭)の唯一の遺構として重要文化財に指定されている。 -
角屋もてなしの文化美術館入り口。
入館料は一人1000円。今回は外観の観賞のみに。 -
整然とした格子造が美しい・・
こんなに規模の大きな格子造の建物は初めて見た感じ。 -
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古い町並みに合わせて住居表示の看板もレトロ風な?加工がされてる?!
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「輪違屋」は太夫や芸鼓をかかえていた由緒ある置屋で元禄年間の創業と伝えられる。
現在の建物は安成4年(1857)に再建された。
現存する最古の置屋の遺構。
いまでも毎日営業中なのだそう。
営業中の為見学は不可。 -
輪違屋のトレードマークがついた外灯。
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島原花街の入口にある島原大門。
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町屋を改装したうつわのギャラリーがあったのでちょっとのぞいてみた。
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町屋ならではの通り庭。
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奥の台所にはかわいい色合いのモザイクタイルが張られた流しがあった。
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島原を抜けて西本願寺まで歩いてきた。
国宝の唐門。 -
すぐ隣の龍谷大学も。
重要文化財のすばらしい校舎を家族に見せてあげようと思ったが、興味なさそうだったので中には入らず。
前回一人で訪れた時の旅行記↓
京都近代建築巡り【京都駅周辺他】
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10279526/ -
そして西本願寺へ。
御影堂は修復中の為入ることは出来ず。 -
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そして更に歩いて歩いて、車を止めていた梅小路公園へ戻ってきた。
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公園内には猫がうようよいる一角が。
実家では猫を切らしたことがない猫好き一家なのでついつい皆で相手してしまう・・ -
何事にも動じなさそうなふてふてぶてしい感じがかわいい猫・・
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そして次なる目的地「紫織庵」へやってきた。
「紫織庵」は江戸時代後期、名医・荻野元凱がこの地で初めて医院を開業し、大正15年に豪商四代目井上利助氏が武田五一設計による最新のライト様式の洋間を加えて新築した建物で、京都の伝統的な大塀造(通り庭があるうえに、和室が田の字型に6部屋連なる大きな町家)建築の代表例。
現在は京のじゅばん&町家の美術館となっている。 -
雨上がりでしっとり濡れた石畳が美しい〜
微妙なジグザグを描いたデザインも面白い。 -
洋館部分は武田五一が設計。
一階洋間はフランク・ロイド・ライトの建築を参考にして設計し、旧帝国ホテルと同様の外壁の石灰岩とタイルが貼られている。 -
一階洋間の内部は格天井に寄木貼りの床、電熱式暖炉が設けられ、内装の木部はくべてチーク材が使われている。
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残念ながらじゅばんが展示されていた和室や蔵は撮影禁止だったが、ながじゅばんの展示も面白く、昭和モダン風のものはフランス人形やサーカス、テニスをしている人・・などが描かれ、これがながじゅばん?というような派手で華やかなものが多く斬新なデザインが楽しかった。
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広縁から見た中庭。
広縁のガラス戸はすべて建築当初の波打ちガラスで一枚も破損してないそう。 -
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二階洋間サロンは電熱式暖炉、ステンドグラスの窓、シャンデリア、寄木細工の床、鎌倉彫りの壁など大正時代の贅を尽くした造りとなっている。
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武田五一なだけにセセッション風デザインのステンドグラスが。
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電熱式暖炉
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暖炉に施されていた唐草模様の装飾
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暖炉横のステンドグラスは淡い色調。
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祇園祭巡行日には鉾が当家前の新町通を通るため、巡行を見るための
当家専用の鉾見台も設けられていた。 -
紫織庵の近くにあった「大西清右衛門美術館」
ここも関西文化の日の無料スポットリストに載っていたところで、茶釜ばかりを集めた美術館。
こんな時でなければまず行くことはないだろうと、行っておいた。 -
最後に京都文化博物館へ向かうことに。
三条通りは立派な近代建築が目白押しなのでそれらも楽しみつつ・・
文椿ビルヂングは大正9年に建てられた木造の洋館。
当初は貿易会社の社屋として使われ、その後繊維問屋の手に渡り、戦後間もなくはアメリカの文化施設としても使われた。
その後、内装業社、呉服商社として使われていた建物が商業施設として再生された。 -
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みずほ銀行京都中央支店
明治39年築
辰野金吾設計。 -
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中京郵便局
明治35年築
昭和53年に外観のファサードだけを残し内部は新装された。 -
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京都文化博物館
明治39年築
辰野金吾設計
みずほ銀行と同じく赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせる辰野式と呼ばれるもの。 -
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内部のホールがとてもすばらしい〜
この日はイベントでクラシックのコンサートが行われていた。 -
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本館との間の中庭
本館では特別展「源氏物語千年紀匠の美と技」が開催されていた。
よく歩き、いろいろなものが見れた一日だった。
家族皆でこれだけ遊んで無料というのが又すばらしい〜と満足。。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スーポンドイツさん 2009/09/09 13:25:42
- 有難うございました。
- まゆままさん、TB有難うございました。さっそく設定をさせていただきました。
よくこれだけ1日で周られたなぁと投票済みでした。ところが題名にもあるのにこの時は「紫織庵」だけ意識外だったような・・(^^ゞ 長襦袢や着物のデザイン、飛んではじけていましたねぇ〜、大正時代ってすごいです!
京都文化博物館も展覧会の時は4Fに直行してしまうので、中がこんなに立派とは知りませんでした。
近代建築のお好きな方なら、三条通だけでも旅行記ができそうですね。烏丸通りの大丸ヴィラご存知でした?最近までイベントに使われていたようですが、人の手が入らないと、とたんに荒れ果てるかんじがします。
すーぽん
- まゆままさん からの返信 2009/09/09 21:36:58
- RE: 有難うございました。
- スーポンドイツさん、こちらの旅行記も見ていただきありがとうございます〜
この日は両親家族連れだったのでのんびり周ったはずですが・・意外と周ってましたね;
京都文化博物館旧館の内部は圧巻ですよね〜
昔の銀行建築ってほんとに重厚で豪華ですね。
大丸ヴィラは私も外観は拝見したことありますが、
この時は塀に囲まれて見えにくい外観を写真に収めるために
友人にそそのかされ?て何かの高い台の上に上って撮りました〜
ちょっと恥ずかしかったですが;
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10181092/
内部もぜひ見てみたいですが、公開はされてないんですよね・・残念です。
そろそろすずしくなってきたのでまた私も京都へ歩きに行きたいです〜
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