最新鉄道事情−上海から近郊の旅

2008/11/29 - 2008/11/29

以前、鉄道旅行と言うとバックパッカーか田舎への帰省客で混雑するイメージしかありませんでしたが、今は快適・快速・割安な三拍子そろった旅行手段です。
上海駅から南京まで運行している新幹線型列車で、無錫まで日帰り旅行をしましたのでご紹介します。
なお、上海南駅からは杭州（方面）へ同型列車が運行しています。

エリア 上海(中国)

前日に市内の発券所で座席指定券を入手しておきます。
私は静安寺の北にある直営発券所で購入しました。
直営所では発行手数料が不要ですが、代理店で発行した場合は１枚５元の手数料が必要だそうです。
上海−無錫は片道３９元です。

上海駅は地下鉄１号線で人民広場から３つ目です。
今は駅前も混雑していません。

この列車は「動車組」と呼ばれており、従来の軟座入り口ではなく、西側の専用の入り口から入ります。

エスカレーターで２階待合室へ行きます。

列車案内の右に書かれた番号の「候車室」で待ちます。

１０００人ほど座れる待合室ですが、発車前には満席となります。
発車１５分前から改札が始まり、５分前には終了します。

以前は階段を降りても乗る車両の停車位置の案内がありませんでしたので、右か左か迷いましたが、今は案内も掲示してあり、ホーム上には停車する車両番号の入り口も表示してあります。

社内は日本の新幹線とほとんど同じです。
２人と３人座席が２０列あります。

座席前のポケットには飛行機と同じように、エチケット袋と写真雑誌がおいてあります。

停車駅は昆山の次がもう無錫で、乗車時間５０分の小旅行です。
各駅とも専用ホームができていて、乗客は並んで待っています。
この車両が全国的に運行されれば観光旅行も快適になり、旅行客も飛躍的に増加するでしょう。
私的には飛行場や駅にレンタカーを準備して欲しいです。
旅のスタイルがきっと変わるでしょうね。

日本の本州と同じ長さ。無錫で見れる北京−杭州の大動脈「京杭大運河」はこちら。
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