秋色上海−haichaoluの上海市内観光ルート（５）

2008/11/20 - 2008/11/20

やっぱり外灘を外して上海観光はありえませんね。

これからの予定は「外灘一周」→「南京東路を人民広場まで歩く」です。
第５回目は昼過ぎの外灘の写真をご紹介しながら、外灘観光ルートをレポートします。

浦東から観光隧道渡って外に出ると外灘のここに出てきますので、先ず黄浦江を右手に北へ進みます。
この叔父さんと待ち合わせをしていたわけではありませんが、バス停前なので仕方がありません。

本当は外灘は中山東路の表通りだけでなく、裏通りに歴史のある建物が沢山あるのです。碁盤の目のように道路ができていますので住所から簡単に探せます。
是非haichaoluの写真館からお目当ての通りを散策下さい。
→http://haichaolu2008.blog71.fc2.com/からメニューで「撮影場所：黄浦区」を指定し検索してください。

なお、通り名や番地のルールが分かれば道に迷いません。
→http://haichaolu2008.blog71.fc2.com/blog-date-20080607.html

エリア 上海(中国)

黄浦公園へ入ります。川岸の下のここの入り口を通っても、土手沿いの上の道でも公園へ入れます。

ここは上海人民英雄記念塔になっています。ここを経由して蘇州河に架かる「外白渡橋：優秀歴史建築」を渡って浦江飯店を見たいのですが、今は地下道路建設のため橋は撤去されています。
来年工事が終われば歩行者専用となるそうです。この橋は上海の連続ＴＶ番組には度々出てきますが、それは映画村にあるにせ者です。
新しく橋ができれば、今後は本物がロケに使われるかもしれませんね。

英雄記念塔から見た黄浦江の上流（南側）、現在満ち潮です。

英雄記念塔から見た黄浦江の正面（東側）、浦東が島のように見えますが、河が北から東へ蛇行する部分だからです。

今の時期は午後から浦東を撮影するように観光ルートを組めば、逆光ではない良い写真が撮影できるでしょう。

英雄記念塔から見た黄浦江の下流（北側）、つり橋は楊浦大橋で、１時間の遊覧船はそこから戻ってきます。
３時間の遊覧船はこの橋を超えて、揚子江まで出ます。

蘇州河の北には上海大厦とロシア領事館が見えますが、ロシア領事館の後ろが浦江飯店です。この３件とも優秀歴史建築です。
時間が有れば浦江飯店にも入ってみたいですね。

→http://haichaolu2008.blog71.fc2.com/blog-date-20080329.html

黄浦公園の西側には新しくホテルが建造中ですが、香港資本のペニンシュラーホテルです。
旧浦江飯店のオーナーだった英国系ユダヤ人の物語が上海には伝わっています。



では南に移動します。

正面は和平飯店の本館、左は南館ですが現在は内装中で閉鎖されています。

外灘で一番立派な旧香港上海銀行上海支店の建物です。後でロビーに入って「実在した幻の天井画」を見ましょう。
残念ながら警備員がうるさくて写真を撮影できませんが、haichaoluが苦労して写した貴重な「幻の１枚」がありますのでお楽しみに。

仮設の歩道橋から見た外灘の風景です。

浦東から見えた信号台です。後で下りて見ましょう。

この辺りは遊覧船の乗り場になっています。haichaoluは昼間しか乗ったことはありませんが、二人で乗れば夜の遊覧もきっと素敵でしょう。

信号台の入り口です。１階は狭い写真館のように、昔の写真が展示してありますが、自由に入れます。
２階はバーになっていますが、今は工事中の外灘しか見れませんね。

少し北へ戻って仮設の歩道橋を西側に渡ります。

ちょうど工事中の様子が見えます。延安東路の辺りですが、車は地下道路になりますので、haichaoluの推測では外灘は歩行者天国になるかもしれません。

「スエズ運河より東で一番立派な建物」と当時は評価され、フランスのベルサイユ宮殿に匹敵するとも言われていました。

「秘められていた天井壁画」→http://haichaolu.exblog.jp/7119885/

北に進むと南京東路に交差します。ちょうど和平飯店の本館と南館の間です。
ここを西へ左折し歩行者天国を経由して、人民広場に戻ります。
外灘一周は写真撮影時間にして５０分でした。

南京東路を取材後、第６回を予定しています。どうかお楽しみに。楽しかった上海の周遊観光も後少しで終わりです。