2008/10/09 - 2008/10/12
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junkoさん
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10月11日 〜3日目〜
8:40 ホテル発
9:30 茂陵 10:20
今日は西安の西の郊外の史跡めぐりです☆
まずは、武帝の陵墓、茂陵へ。
武帝は前漢の時代の皇帝です。
実際の彼のお墓はこの茂陵ではなく、そのとなりの小高い山にありますが。
ここでのみどころとしては、庭園と石刻群。
巨大な白い石を、なるべく自然の形を崩さすに彫刻したものが並んでいます。
中でも著名なのが、「人と熊」「青蛙」など。
実際にこれらの石に触ることもできますが、なぜにこの陵墓に置いてあるのか、その関係はなぞ。
たぶんGさんが話してくれたんだろうけど、聞いてなかったのかも。
奥には牡丹園もあり、時期になるときれいに咲くのだとか。
でも今日の天気は、相変わらずくもり空で、どよーんとしている。
おまけに寒い!手や足が冷えてきて、まるで冬のよう。
うーん、こんな天気だと心も晴れないわ(−−;
この茂陵も、前に来たことがあったけど、そのときは11月だったのにとてもポカポカと暖かかった。
緑ももっと鮮やかで、庭園が美しかった記憶があるのに、今回はなんか雰囲気がぜんぜん違っている。なぜだ。
ちなみに、ここには有名な政治家・カク去病の墓もあります。
武帝と彼の関係を知りたかったのに、ここはあまりに寒くてGさんに聞く気にもならず、結局今でも分からず。
次は牡丹が満開のときに来たいですね。
11:15 乾陵 11:55
ここは則天武后と高宗の陵墓です。
則天武后は、中国初の女帝です。周の国を創り、82歳まで生きたご長寿です。
彼女にもまた、いろんな歴史上のエピソードがありますが・・ここでは長くなるのではぶきます。
この乾陵のみどころは、幅広い参道の両脇に立ち並ぶ、スフィンクスのような石像たち。
人だったり、獅子だったり。
彼らの間を歩いて歩いて、少し小高いところまで登って振り返ると、絶景絶景。
規模が大きくて、雄大で、こういうところこそ、皇帝の陵墓にふさわしいなあ、なんて思ってしまう。
そしてもうひとつ、ギョッとする石像群が。
「61蕃臣像」とう名前がつけられていますが、その61体ある人物像の首から上がすべて切り落とされているのです!
そんな石像が61体ズラッと立っているのだから、ちょっとコワイ。
聞けばこの石像のモデルは少数民族で、彼らが力をつけて侵略してくることに恐れを抱いた皇帝の命令によって、切り落とされたのだとか。
おちゃめな観光客は、この頭のない像のうしろに立って、自分の頭をひょこっと出して写真を撮っている。イヤな撮り方だなあ〜
12:05 永泰公主墓 12:30
永泰公主とは、則天武后の孫娘で、わずか17歳で亡くなってしまった方。
彼女を偲んで造られたお墓です。
ガイドブックにも載ってますが、普通のツアーではなかなか来ないでしょう。私も初めて。
Gさんの話だと、ここは壁画が有名で、なんでも日本の高松塚古墳の壁画にそっくりだという。
それは楽しみ^^と意気揚揚で中へ。
ここのお墓は今までの皇帝たちの陵墓と違って、地下に造られています。
なのでひたすら下り道を下っていくと、両側にうっすらと壁画が見えてきました。
彩色画です。ところどころ消えているところもあるけど、保存状態はなかなか。
そして、「あっ!似てる〜!」と、お客さん一同歓声が。
たしかに、日本史の教科書で見たような、日本古代の侍女たちの壁画が!!
高松塚古墳は、現在立ち入り禁止になってますが、内部の絵はテレビや本などで見たことがある。
本当にそっくり!
日本の高松塚古墳に描かれている侍女と、ここの侍女が、そっくりなんて。。当時の日本が、中国文化の影響を受けていた事実が
わかりますね^^
12:30 ランチat「乾陵庁」 13:10
ハッキリ言います。
ここの昼食は、私がいままで中国で食べたどんな食事よりも、まずかった。
こんなのツアーで出せる許容範囲を超えてます。
今日もGさんは、「田舎料理だからおいしくないです」と言ってのけていたが、昨日の兵馬俑坑の昼食が意外にもおいしかったことから、お客さんも鷹をくくっていたのですが、ここの食事は本当にマズかった(><)
まず、レストラン自体も、衛生状態がよくなく、中は中国人ツアー客ばかり。
外国人ツアー客が来るようなところではないそうです。
水滴が拭かれていない食器、前の客の食べ残しが残るテーブル、湿ったナフキン、ワーワーやかましい店内。
これを見たたけで「ウッ」となる日本人も多いでしょう。
私のような中国滞在経験者は慣れているけど、さすがに地主さんたちもこれにはビックリ。
でも空腹には耐えられない。
「うわーうわー」と言いながら、ほぼ完食(笑)
食後ゆっくりくつろぐ気持ちにもなれず、早々に退散。
Gさんたちのほうがいいもの食べてんじゃないかなあ。
そして、後々にここの食事のマズさは伝説となり、お客様の心にふかーく刻まれたのでした(^^;)
14:20 ショッピング 15:10
西安市内にもどり、今日はシルクじゅうたんのお店へ。
じゅうたん、といえばトルコやペルシアを思い浮かべるけど、そういえば向こうでもシルクの糸を使って織ったじゅうたんがあったなあ。
西安はシルク製品が有名なので、シルクじゅうたんがあってもおかしくないか。
でも、値段が高いので、やっぱりお客さん、買わない。だって1枚ウン十万するんだもん。
しかも店内じゅうたんしかない。奥にちょびっとシルク製品があるけど、小物とかではなく、スカーフ類だけ。
男性が好む商品がなく、売上なし。
Gさんもあきらめたらしく、退散。
お店の人も、あきらめ顔。
ま、仕方ないよね。
15:20 陝西省歴史博物館 16:45
ここも、西安に来たら見ておくべき場所のひとつ。
収蔵数約37万点のうち、3000点あまりが展示されています。
7万?、参観ルートは約1・5km。Gさんの案内で全員一緒に歩いて見学します。
3日目の、しかも午後ということで、お客さんもお疲れ気味。歩くペースも落ちます。
でも、熱心なGさんの案内をムゲにすることもできず、がんばって歩きました!私もつかれた〜早く、ホテルで一休みしたい・・・
ホテル
夕食時間まで少しのあいだ部屋で一休み。
私はコーヒー党なので、こういう休憩のときは必ずコーヒーを飲まないと気持ちが落ち着きません。
急いで部屋に入って日本から持参したドリップコーヒーを淹れて、ホッ一息♪あ〜しあわせ^^
18:00 夕食at「唐楽宮」 20:15
今日は最後の晩餐です笑
唐楽宮は、中国古代民族舞踊ショーを鑑賞しながらお食事できる、エンターテイメントなディナーショーです。
いつもはショーは20時代なんだけど、今日はお客さんが多いため、1部2部と2回に分けてやることに。
私たちは第一部19:00〜のショーでした。
なんとステージ目の前の席だったので、踊り子さんや役者さんたちの表情がはっきり見えます!ぜいたく♪
そして料理は中華・洋食コラボレーションのコース料理。創作料理に近いかな。
とてもおいしかったです。
お客さん、「今日のお昼よりおいしい!」口ぐちにおっしゃる。たしかに、あのお昼ごはんとこれじゃあ、天と地の差が・・・
でも、笑い話にしてくれてよかった。クレームになったら大変。ていうか、普通のツアーだったらクレームになってる、きっと。
今回のような御一行様だったから救われたのかも。
もちろん、このお昼の件は、帰国後しっかりと担当者に報告あげておきましたが。
20:25 ホテル着
今日も1日よく歩きました!
明日は最終日、荷物のパッキングをしなければ☆
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