2008/07/03 - 2008/07/07
784位(同エリア1056件中)
めもるさん
今日は久しぶりに山へ。
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
-
7時50分、登山口の木下小屋をスタート。
-
山の神様に今日の登山の無事を祈願して歩き出す。
-
これだけ開いているミヤマハンショウヅルは初めて
見た。幸先いいかな? -
今日めざすのはこちらの三ッ峰。羅臼岳は
深田100名山の巡礼者たちで混んでいるので
今日はやめた。 -
今日も勢いよく流れている弥三吉水。ここの水は
やっぱり最高で、生き返る気がする。たっぷり水を
補充してまた登りに向かう。 -
ツマトリソウはふつう花弁が7枚(右)だけど、
6枚(左)しかないのもあった。落っこちたわけでも
ないようだけど…。 -
道が平になる、その名も「極楽平」で息を
整える。 -
さっきよりは少し大きく見えてきたかな。
-
振り向けばオホーツク海と知床五湖が見える。
-
ようやく山肌の緑色が見えてきた。左奥には
サシルイ岳もちょこんと見える。 -
いよいよ最大の難所(ってほどでもないけど)
大沢にさしかかる。この時期には雪渓がかなり
残っているはず。これまで何度もこの時期に
登っているが、今まで見たことのない雪の少なさだ。
温暖化の影響なのだろうか。正直、ものすごく
ショックだった。 -
エゾコザクラがきれいではあるけれど、例年なら
もう少し遅めに咲くはず。 -
満開なんだけど、手放しで喜べなかった。
-
エゾノツガザクラもかなり咲いている。
-
ミヤマクワガタ。昆虫じゃないよ。
-
-
アオノツガザクラ。
-
満開を喜んでいいのだろうか…。
-
エゾツツジはまだつぼみだった。
-
ん、あれって…エゾシカ?
-
こんな高いところまでエゾシカが上がってきて
いるのは初めて見た。 -
見ていたら腰をおろしてしまった。土の下には
実は雪渓があって、涼んでいるのだった。実際、
この日は北海道とは思えないほど暑かったなぁ…。 -
チングルマに
-
メアカンキンバイ。
-
同じ「キンバイ」という名前でも、大きさは何倍も
あるシナノキンバイ。 -
花盛り。
-
羅臼平は日本百名山詣での団体ツアーで混雑。
しかも、そこらへんに用を足そうとするから
たちが悪い。羅臼岳はすでに全面的に携帯トイレ
使用が義務づけられているのだ。そして、それを
注意しないガイドも悪い。
そんな輩が大挙して訪れるので、羅臼岳は大好き
なのだが、この時期には行く気にならない。
というより、この時期なら絶対に三ッ峰の方が
いいと思い、団体客に背を向けて登りはじめる。
まずはイソツツジ。 -
コケモモも満開。
-
左側中央部にはキバナシャクナゲの薄い黄色、
そして中央上部にはシナノキンバイの濃い黄色が
見えてくる。 -
エゾノツガザクラとチングルマ。北海道の典型的な
お花畑だ。 -
エゾノツガザクラのつぼみ(ちょっとピンぼけ)。
-
キバナシャクナゲは花がだめになるのが早いけれど、
ここの花はいい。 -
たくさんのぼんぼり。
-
エゾコザクラはここでも満開。
-
-
自分の使っているカメラの特性で、白と黄色の
コンビネーションの花がなかなかうまく撮れない
のだが、久しぶりにちゃんとチングルマが撮れた
気がする。 -
下から見えたシナノキンバイのお花畑。期待通り!
-
こちらもおなじみ、ハクサンチドリ。
-
道すがらのシナノキンバイ。いいでしょう。
-
1ヶ月前の雌阿寒岳ではすでに花が
咲いていたけれど、知床では今が旬。 -
イワブクロに
-
エゾツツジも咲いている。
-
メアカンフスマの絨毯に
-
メアカンのコンビ。
-
三ッ峰のこの時期は、このお花畑があるから
やめられない。羅臼岳がいい山なのは十分理解
しているけど、この時期に限れば絶対に三ッ峰の
方がおすすめ。 -
ハクサンチドリカルテット。
-
こたえられませんよ。もう、最高。
-
羅臼岳も顔をのぞかせている。
-
ウコンウツギも花盛り。
-
イワヒゲちゃん。
-
イワウメちゃん。
-
イソツツジがきれいだなぁ。
-
ヒゲだらけ。
-
三ッ峰は、その名の通り3つピークがある。
そのうちのひとつに登って羅臼岳を望む。
この写真ではわからないけど、けっこうな人が
山頂に見えた。 -
国後島は残念ながら霞んで今日も見えず。
-
縦走路を望む。手前がサシルイ岳、奥に硫黄山。
現在は下山口のところの道路が工事中のため、先に
行っても下山できないので、行っている人はとても
少ないだろう。
シレトコスミレ、きれいだろうか。それとも、
雪解けが早くてもう花は終わってしまっただろうか。 -
三ッ峰のあと2つのピーク。
-
チシマフウロ。中に虫が入っていることがとても
多いが、めずらしくきれいな花が撮れた。 -
シナノキンバイの花畑を惜しんで下山を開始。
-
縦走できるようになったらまた歩いてみたい。
-
14時35分、無事下山。7時間を切るスピードで
歩いた。まだまだいけるぜ。
登山口にある木下小屋のオーナーから、粋な
はからい。そういえば今日は7月第1日曜日、
山開きの日だった。ありがたくお茶で喉を潤す。 -
岩尾別温泉のたぬきの湯に浸かって汗を落とす。
バスまではまだ1時間あるので、岩尾別分岐まで
ぶらぶら歩く。
あまり明るくない場所で速い動きをされるので
ぼけてしまったけど、エゾリスがこれ以上ないと
いう伸びをしていた。 -
若い牡鹿が、一心不乱に草をもしゃもしゃ。
-
知床連山、またいつか歩こう。
-
滞在中、夕方はずっと宿のお手伝いをしていた
ので、最終日の夕食にはごほうびにキンキの湯煮を
だしてくれた。なにもつけなくてもうまいです。
残らず平らげました。ごちそうさまでした。 -
翌日は帰るだけ。また知床に来ます。
バスで斜里町の市街地に出る。市街地の
マンホールは町の花・ハマナスで彩られて
いる。 -
昔は斜里の市街地にユースホステルが
あったようだ。今は人っ子一人いないけど…。 -
今日は7月7日、七夕の日。JALの
係員の何人かは浴衣姿で案内してくれた。
頼み込んで1枚撮らせていただく。
(許可をいただいて撮影・掲載しています)
4トラをはじめる前から数えたら、もう
何回行ったかわからないくらいの知床だけど、
きっとまた近いうちに行くことになるんだと
思う。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- Noririnさん 2008/11/07 15:13:22
- 私もオホーツクビールを呑みに行きたいです!
- 知床にやって参りました。
ふっふー。
これで休憩を全て費やしました(爆)
オホーツクビール・・・美味しそう♪
季節限定ってのがそそられます!
楽しみにしていたお店が閉店・・・豚饅は売切仕舞。
運命を憎んでしまいそうな勢いですね(T_T)
さすが知床・・・エゾシカバーガーってのがあるんですか!
個人的にはグラタン&栗ジャガイモのプリンに軍配が!!
今日は全部食べ物のコメントになってしまいましたm(_ _)m
続きはまた後日〜〜
Noririn
- めもるさん からの返信 2008/11/08 22:12:39
- 呑んじゃってください(笑)
- たびたびたびです。
休憩時間を費やしてまでのご訪問、感謝です(笑)。
長く旅をしていればこんなこともありまっさ。
って、2週間前は見蘭でふられてるんだよな…。
起きすぎか?
オホーツクビールは、エチコビールとともに
日本の地ビールの草わけで、大きく変化すること
なく続いているところです。それだけ地元にも
受け容れられているという店なのでしょう。
何度か通っていて、これまで店限定の無濾過
エールは呑んだことがありましたが、シーズナル
ビールをいただけたのは初めてでした。これから
ますます期待できそうです。
道産食材を使った食事メニューもおすすめです♪
ボンズホームは、知床で海産物であきたらまず
第一候補に挙がる店です。カレーもけっこう人気
ですが、グラタンやじゃがいものチーズ焼きが
おすすめです。
おなかすいてきた(コーヒーでがまん) めもる
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
68