2008/10/26 - 2008/10/26
2717位(同エリア4561件中)
円蔵さん
明治29年三菱、三代目当主岩崎久彌の邸宅として造られた木造建築の洋館。
最近ネットで調べ物をしていたら発見しました。
上野には何回か行っているのに気付きませんでした。
それなので早速行ってみる事に。
JRの御徒町駅で下車して徒歩10分程度。
現在「幻の金唐革展」(きんからがわ)が開催されていました。
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御徒町駅を出て春日通を西に向います。
ちょうど湯島駅の入り口あたりから旧岩崎邸庭園の案内図が出てきました。 -
入り口を入ってから少し道を進むと受付があります。
料金は400円です。
そうしていきなり開けたと思ったら洋館が姿を現し
ちょっと興奮です。
この建物の設計者はイギリス人「ジョサイア・コンドル」氏です。
鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂も設計しています。 -
いよいよ中に入ります。
入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて見学です。
旧岩崎邸は洋館・和館で出来ており、入り口は洋館ですが、出口は和館の方からでます。
それなので靴を持って見学となります。 -
玄関前から装飾が素晴らしい!
感性当時の岩崎邸は15000坪の敷地に20棟以上の建物があったらしいです。
どんだけだよ〜って感じですが。
現在は3棟だけが残っています。 -
正面玄関を入ってすぐに暖炉が設置されていました。
写真には収めていませんが、来客を迎えるのに相応しい装飾が随所にあるみたいです。 -
これもその装飾の一つ。
柱一つとってみてもこの様な装飾が施されていました。 -
玄関から順路にそって少し進むとホールにでます。
ホールにも暖炉が。
説明文を見ると、各部屋に暖炉が設置されているのが本格的な洋館の証のひとつとされているそうです。
又、普段はこの先にある和館からの移動をスリッパを履いて行っていたそうですが、外国人のお客さんを招いた時は靴を履いて移動していたそうです。 -
大階段です。
ホールに設置されていて、順路はここを登り2階へと行きますが、もう少しホールを観てみました。
この大階段の手摺りはアカンサス風の装飾と書いてありましたが、アカンサスって何?と思ったら植物なんですね。 -
これはホールにある柱です。
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これがホールです。
入る事は出来ませんでしたが、奥に地下へ行く階段があったような・・・ -
2階へ上がってすぐの小部屋にこのランプスタンドがあります。
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その先の部屋に入ってみると、やはりここにも暖炉が。
しかし、1階にあった暖炉とは違っていました。
ここは客室だからかな? -
そしてこれが「金唐革」です。
この洋館の2階の客室2部屋の壁紙として使われています。
実に鮮やか。 -
白黒でしか撮っていないのが痛いですが・・
これが実際に部屋の壁紙となっている金唐革です。
この写真の部分は実際に触れる事が出来る部分です。
それ以外は手を触れるのは禁止となっていました。 -
カラーの写真ありました(笑)
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これは金唐紙を作る道具です。
これだけの道具で後の壁にある装飾を作ってしまうのは職人です!!!
素晴らしい!!! -
こうやって当時の金唐革が展示されていました。
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これはオイルヒーターと思われますが。
廊下に設置されていました。
オイルヒーターにも装飾が!これもビックリでした。 -
そして再び階段を降りて先ほど観ていない1階の残り部分を見学に向いました。
この時、後を歩いていた人が「この窓は色の入っていないステンドグラス」と言っててビックリ。
ステンドグラスはあの教会の色が入っているものを指しているのだと思っていました。 -
奥に進んでいくと、とんでもない天井を発見!
家の中とは思えません。
恐るべし三菱財閥・・・ -
この本棚は重要文化財です。
岩崎久彌さん、本人が実際に使用していたそうです。 -
この部屋にあった暖炉。
また違う装飾が施されています。
2階に設置されていた白い暖炉よりも重みがありました。 -
この客室の天井。
ピンボケが自分でも残念ですが。。
シルクのペルシャ刺繍の革張りになっています。 -
食堂へ向います。
食堂と言っても現在はテーブルなどは置かれていなく
旧岩崎邸に関するビデオを鑑賞する部屋になっていました。 -
ここが食堂ですが、来客用だったらしいです。
普段の食事はこの後訪れる和館の方の食堂が用いられていたそうです。
ここには大きな扉が幾つかあり、扉の外には大きな庭園が。
これは食事も美味しいだろうなぁ。 -
1階をぐるっと廻って再び正面玄関前に来ました。
実はこの時はもう終わりかぁ・・・なんて思っていましたが、この奥にある和館へ順路が伸びていたので
ちょっと喜びを感じた瞬間です。 -
一つ前の写真の窓からみた和館です。
正面玄関は1階ですが、この窓から観た和館は下に掘り下げられている造りです。
あそこの部分が地下なのかな、ちゃんと説明を聞いてくればよかった・・ -
和館へやってくると、この様な中庭が。
一気に様子が変わりました。 -
これが和館からみた洋館です。
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さっきまでと同じ建物に居るとは思えません。
華やかな洋館に比べて侘び寂びな和館。
観るべき所はもっとたくさんあり写真にも収めて来たのですが、殆どが手ブレによって何を写したのか解らない状態でした(笑)
これはまたまたリピーターな雰囲気です。 -
和館も部屋を見学したのですが、ホント写真が無く・・
気付くと表に出てました。
庭園から観た洋館とその右奥にある茶色の建物は
撞球室(ビリヤード場)です。 -
ここは庭園側の入り口ですが。
ベランダの造りはイスラム風になっているそうです。
全体的にはルネッサンス風の造り。
表と裏、1階部分と2階部分全てが違う造りになっているみたいで、不思議な感じですが調和がとれているので全てが自然に違和感無く感じました。 -
ここは洋館からビリヤード場に行く一番近い出入り口でしたが、ビリヤード場へは地下通路で繋がっているそうです。
この入り口は出入り出来ませんが、ここから入ると正面にシルクのペルシャ刺繍な天井がある部屋に出るようになっています。 -
撞球室です。
スイスの山小屋風の建物です。
そう言われてみたら、何処となく可愛さがありました。 -
こうして再び正面玄関に出てきて終了です。
とても見ごたえのある建物で、近いうちにまた行ってきます。 -
帰る時に発見した「袖壁」
重要文化財。
中央に刻まれている岩崎家の家紋「三階菱」
これが三菱の社章の基となったそうです。 -
旧岩崎邸を出ておそらく自分の意思では初めて来た不忍池を通り家路につきました。
この上野界隈、まだまだ洋館が残っている様なのでまた出掛けようと思っております。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一歩人さん 2008/10/27 06:14:24
- もしやあなた様は、ジョサイア・コンダー博士ファン?
- WEEZERさんへ
初めまして。
旅行記へのご訪問ありがとうございました。
ジョサイア・コンダー博士ファンの一歩人です。
いえ、いえ、近代建築ファンというより、
コンダー博士ただ一人、マニアックファンでして、
掲示板へ飛び込んだ次第。
ありがとうございます。
「金革紙」展とうのは、壁だけかと思っていましたら、
屏風もあったとは。以外でした。
それよりも、丁寧に装飾をお撮りになっていて、
特に、白黒で、凹凸効果を狙われていたり、
勉強になりました。
ありがとうございました。
- 円蔵さん からの返信 2008/10/27 22:59:02
- 近代建築ファンです(笑)
- 一歩人さんはじめまして。
旅行記を観て頂いてありがとうございます!
僕は近代建築ファン(比較的最近ファンになりました)なのですが。
一歩人さんのコメントで新しい世界が開けました!
一建築家のファンとして建物を見学すれば。。。
かなり面白い世界だと思いました。
ありがとうございます。
今まで比較的横浜・元町へ足を運んでJ・Hモーガンの建物ばかりを観ていました。
今回、また違った建築家の建物を見てただ圧倒されました。
これからは近代建築だけでなく、建築家の追っかけもしてみようと思います。
金唐革展は知らずに出掛けたので、ある意味ショックでした。
素晴らしい展示物でしたよ。
軽い気持ちで出掛けたのでカメラも慣れていないカメラを持って行ってしまって。
それなので、もっと金唐革を撮っていたのですが、手ブレでアップする事ができませんでした。
12/6まで金唐革展は行われているそうなので、再び行ってみようと思っています。
青空にこの建物はきっと映えるでしょうね!
コメントを頂いて本当にありがとうございました。
一歩人さんのページも又訪問させていただきますね。
これからも宜しくお願いいたします。
WEEZER
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