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研磨材(砂)をコンプレッサーの圧縮空気で、ガラスに吹き付け、<br />マスキングした図柄で、絵を描く方法をサンドブラストといいます。<br />前回の電動工具(ルーター)を使ったガラス絵よりも、彫の調節が<br />容易で、誰にでも扱い安い反面、濃淡のバランスが難しく、熟練を<br />要すると思います。が、今回ご紹介するのは、初めての体験レポート<br />です。<br />職人にとって、素材の良し悪しとともに、道具は命で、その上で、<br />技術、すなわち技の修練という課題へ取り組まねばなりませんが、<br />最初は、道具をうまく使いこなせませんでした。と言い訳しながら、<br />第一回目の作品を表紙に使い、これから、反省会となりますやら。<br />お楽しみ下さいませ。

江戸東京ガラス紀行(研磨材を、ガラスへ吹きつけて描く!サンド・ブラストの巻)

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2005/06/29 - 2005/06/29

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一歩人

一歩人さん

研磨材(砂)をコンプレッサーの圧縮空気で、ガラスに吹き付け、
マスキングした図柄で、絵を描く方法をサンドブラストといいます。
前回の電動工具(ルーター)を使ったガラス絵よりも、彫の調節が
容易で、誰にでも扱い安い反面、濃淡のバランスが難しく、熟練を
要すると思います。が、今回ご紹介するのは、初めての体験レポート
です。
職人にとって、素材の良し悪しとともに、道具は命で、その上で、
技術、すなわち技の修練という課題へ取り組まねばなりませんが、
最初は、道具をうまく使いこなせませんでした。と言い訳しながら、
第一回目の作品を表紙に使い、これから、反省会となりますやら。
お楽しみ下さいませ。

同行者
一人旅
交通手段
JRローカル
  • 01 下絵を描く描きトレースする<br />テーマは、たんぽぽです。<br />葉、茎、蕾、花びらと彫の濃淡の学習には、<br />今思えば、とてもいい、題材だと思います。<br /><br />花びらの複雑さと、花の下の緑色した総苞片<br />(そうほうへん)の格子状が、曲者でした。<br />左右の図柄をご覧下さい。微妙にバランスが<br />よくありません。ここが、後に苦労のタネに。<br />(撮影2005年6月29日)<br />

    01 下絵を描く描きトレースする
    テーマは、たんぽぽです。
    葉、茎、蕾、花びらと彫の濃淡の学習には、
    今思えば、とてもいい、題材だと思います。

    花びらの複雑さと、花の下の緑色した総苞片
    (そうほうへん)の格子状が、曲者でした。
    左右の図柄をご覧下さい。微妙にバランスが
    よくありません。ここが、後に苦労のタネに。
    (撮影2005年6月29日)

  • 02 ガラスにテープを貼る<br />ガラス皿にマスキングのために白いテープを<br />張ります。実は、これもひと苦労。<br />なぜって、ガラス面にぴったり張らないと、<br />後で、研磨材を吹きつけた時に、むらの原因と<br />なります。<br /><br />周りは、図柄がないので、問題はありませんが、<br />中に、いくつか、空気のふくらみが残っています。

    02 ガラスにテープを貼る
    ガラス皿にマスキングのために白いテープを
    張ります。実は、これもひと苦労。
    なぜって、ガラス面にぴったり張らないと、
    後で、研磨材を吹きつけた時に、むらの原因と
    なります。

    周りは、図柄がないので、問題はありませんが、
    中に、いくつか、空気のふくらみが残っています。

  • 03 テープに下絵を写す<br />木製のコテで、上から押さえつけて、<br />鉛筆の線をテープに転写させます。<br />ここは、比較的容易でしたが、<br />下絵に微妙なバランスに気づくすべもなく、<br />ここまでは、順調と思っておりました。

    03 テープに下絵を写す
    木製のコテで、上から押さえつけて、
    鉛筆の線をテープに転写させます。
    ここは、比較的容易でしたが、
    下絵に微妙なバランスに気づくすべもなく、
    ここまでは、順調と思っておりました。

  • 04 テープに下絵を写したら<br />あんなに力いっぱい押さえつけたのに?<br />なんて、もう、遅し!

    04 テープに下絵を写したら
    あんなに力いっぱい押さえつけたのに?
    なんて、もう、遅し!

  • 05 図案を切り出す(裏面)<br />ガラス面にカッターナイフで、<br />図案を切り出します。<br />刃を何度も折りながら、ようやく完成。<br />裏面なので、左の下絵と逆になっていますよね。<br /><br />写真は、分かりやすくするため、切った部分を<br />すべて取り除いた場合です。<br />実際は、上から順に、というより、<br />濃淡を濃くする順に、はがして当てます。<br />薄くする所ほど、後になります。

    05 図案を切り出す(裏面)
    ガラス面にカッターナイフで、
    図案を切り出します。
    刃を何度も折りながら、ようやく完成。
    裏面なので、左の下絵と逆になっていますよね。

    写真は、分かりやすくするため、切った部分を
    すべて取り除いた場合です。
    実際は、上から順に、というより、
    濃淡を濃くする順に、はがして当てます。
    薄くする所ほど、後になります。

  • 06 図案を切り出す(表面)<br />はい、ガラスの表面です。<br />下絵と一緒ですよね。<br />つまり、切り取った部分はマスキングしていないので、<br />研磨材が当たり、削られて行きます。<br /><br />もうここで、下絵と切り取った部分のバランスが違う<br />事に気づきました。これは?時すでに遅し!<br /><br />ふ、ふ、先ほどから、下絵とガラス皿を左右対称に<br />撮っていたのは、これを分かりやすく説明するため<br />だったのです。

    06 図案を切り出す(表面)
    はい、ガラスの表面です。
    下絵と一緒ですよね。
    つまり、切り取った部分はマスキングしていないので、
    研磨材が当たり、削られて行きます。

    もうここで、下絵と切り取った部分のバランスが違う
    事に気づきました。これは?時すでに遅し!

    ふ、ふ、先ほどから、下絵とガラス皿を左右対称に
    撮っていたのは、これを分かりやすく説明するため
    だったのです。

  • 07 完成品サンプルとの対比<br />左は、創作教室のサンプルをお借りして<br />並べてみました。<br />ぐじゃぐじゃ!?まあ、そうおっしゃいますな。<br />作り手の微妙な技の差がでておりますねえ。<br />なんて。ここで、この先の将来に差が出る?<br />そうなんですよね、出発点の差が、苦労の差。

    07 完成品サンプルとの対比
    左は、創作教室のサンプルをお借りして
    並べてみました。
    ぐじゃぐじゃ!?まあ、そうおっしゃいますな。
    作り手の微妙な技の差がでておりますねえ。
    なんて。ここで、この先の将来に差が出る?
    そうなんですよね、出発点の差が、苦労の差。

  • 08 研磨材(砂)を吹きつける <br />はい、初回の吹きつけ。<br />花びら、蕾、茎、葉と、上から順に<br />切り出したテープをはがして、<br />このステップを繰り返します。<br /><br />あまり、濃淡が感じられません。<br />というより、吹き付ける加減が<br />全く分かっておりません。<br />テクニックゼロ!悲しいでござる。<br />将来性に不安がよぎる一瞬!

    08 研磨材(砂)を吹きつける 
    はい、初回の吹きつけ。
    花びら、蕾、茎、葉と、上から順に
    切り出したテープをはがして、
    このステップを繰り返します。

    あまり、濃淡が感じられません。
    というより、吹き付ける加減が
    全く分かっておりません。
    テクニックゼロ!悲しいでござる。
    将来性に不安がよぎる一瞬!

  • 09 一応、完成?<br />いえ、いえ、私のガラス皿ではありません。<br />先に、模範解答です。<br />

    09 一応、完成?
    いえ、いえ、私のガラス皿ではありません。
    先に、模範解答です。

  • 10 私の完成<br />あえて、サンプルと、私の作品を並べて見ました。<br />ああ、濃淡の差、いや、レベルの差。<br />弁解の余地もありませんです。はい。<br />おしまい。

    10 私の完成
    あえて、サンプルと、私の作品を並べて見ました。
    ああ、濃淡の差、いや、レベルの差。
    弁解の余地もありませんです。はい。
    おしまい。

  • 11 おまけ<br />前回の犬張子にも挑戦しました。<br />あまり、濃淡に神経を使っておりません。<br />伸び伸びと自由に体験させて頂きました。<br />とっても、楽しかったです。<br />ありがとうございました。

    11 おまけ
    前回の犬張子にも挑戦しました。
    あまり、濃淡に神経を使っておりません。
    伸び伸びと自由に体験させて頂きました。
    とっても、楽しかったです。
    ありがとうございました。

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