2008/09/30 - 2008/09/30
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riverwillさん
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2008年9月23日~10月6日までのトルコ・シリア・ヨルダンの中近東3ヵ国をバス・タクシーを駆使して渡り歩いた放浪記です。今回はアレッポから世界遺産パルミアへ向かった第8日目編です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- カタール航空
-
7:00起床、8:30に家族そろって朝食。
夕飯とあまり変わらない質素なメニュー。
ヨーグルトとカレー粉の薬味が増えたぐらい。
美味しいかというと、微妙・・・
すでに身支度を終えていたので、
朝食が終わっててすぐ出発したい素振りを見せると、
家族全員の中心に座ってお母さんが、やや控えめに、
しかし憮然と「マネー」という手振りをする。
ある程度予測はしていたものの、所詮金かと少し悲しくなる。
そもそもオヤジが「お金は要らない」「是非に」と請われて来たので、ここでお金を払うのは何となくしゃく。
そこで、旅の終わりに処分しようと思っていた衣類や雑貨などをかき集めてプレゼント。
不用品といっても、ここの生活からすれば、Made in Japan(中国もあるけど)の高級品。
まんざらでもないようで、みんなとても喜んでいました。 -
とりあえず無事?に家族から送り出される。
すぐに村はずれのミニバス停留所に送ってくれるかと思いきや、
是非見てもらいたい遺跡があると某教会跡に連れて行かれました。(名前忘れました。ガイドブックにも載ってません)
オヤジの二輪バイクは相当ポンコツで、
前後ろに重たい荷物を背負っての後部座席は乗り心地は超最悪。
坂が多い村内での運転で、振り落とされないように踏ん張り続けて腰や腕が筋肉痛になりました。
ありがたい遺跡をまえに、テンション↓です。 -
招かれた村は、カラート・サマーンという歴史の町に近いところだったようです。
聖シメオン教会という由緒正しき教会遺跡に連れて行かれました。
ここはあまりメジャーな観光地ではないので、個人旅行でたどり着くのはなかなか困難な場所なようです。
時同じくして、欧米系のツアーバスが1台到着していました。
入場料は150SP(約380円)。 -
紀元5世紀初頭、キリスト教修道士シメオンが死ぬまでの36年間、この教会内の1本の柱の上で修行生活し続けたという凄まじい伝説が残る教会。
正面のファサードはとても繊細で特異な形をした宗教建築。
青い空に映えて美しいのですが、
あいにく午前中は雲が多かった・・・残念。 -
シメオンの死後、彼が過ごした柱(今はもうない)を中心とする八角形の中庭を中心として十字型に4つの寺院が並ぶ、巨大な十字架のプランをなす記念堂。
-
八角形の中庭。
十字に向かって保存状態の良い各教会遺跡が建っています。
時刻はまだ早朝9時30頃。
観光客もとても少なく、とても静かでした。 -
中から入り口方向を眺めた図。
エリア的にはそれほど広くありません。
30分もあればじっくり観光できます。
お土産物屋もチケット売り場内のポストカード・書籍程度で特に露店もないようです。 -
八角形の中庭。
中央にある丸石は、シメオンの柱がかつて立っていたという礎台に置かれています。 -
別の角度から。
かつては屋根がかかっていたのかもしれません。
その名残のブロックが地面にゴロゴロ転がっていました。 -
計算されたアーチ型のファサードが多用されたとても美しい建築です。
-
礼拝堂跡でしょうか。
それともお墓?
巨大なブロックがゴロゴロ転がっていました。 -
この奥に何があったは忘れました。
壷だったかな。 -
見事な美しい文様彫刻だったので記念に。
-
シメオンの柱の残る教会堂跡とは反対方向にある教会建築。
こちら側に宗教絵画が残っていたようです。
ちょっと離れていたので、時間的に観光する余裕はなく、写真だけ。
遊歩道沿いに、シメオン教会にまつわる逸話の場面絵画(イラスト?)が飾られていた気がします。
このあと、オヤジにミニバス停留所まで送ってもらいました。
わざわざ連れてってくれた厚意には感謝しつつ、バイクのひどい乗り心地に朝からヘトヘト。
追い討ちをかけるようにオヤジから、
「昨日から君にはいろいろしてあげただろう?バイクの送り迎えのガス代も結構かかるんだ。いくらかお金をくれないか」と要求され、またブチ切れる。
元来気弱な優しい人なので、文句を言ったらそれ以上要求はされませんでした。
一応、握手をしてお別れ。
しかし、疲れる滞在だった。 -
アレッポに何とか戻り、バスターミナルを探す。
ところが、ガイドブックに書いてあったターミナルは数ヶ月前にどこかに移転していて、呆然。
分けも分からず、このバスはそのターミナルに行くからと地元の人にミニバスに乗せられ、不安に駆られながらも、何とか無事に15分後、新バスターミナルに到着。
まだまだ建設中のバスターミナル。
ところどころにしかバス会社が入っていません。
ホムスまでのバスチケットは、少しだけ負けてもらって100SP。それでもガイドブックより2倍も高い。どこもかしこも物価上昇。すでに旅行前の予算オーバー。
13:30 アレッポ発 → 15:30 ホムス着
到着したバスターミナルにはパルミア行きバスはすでになく途方に暮れていたところへ、ミニバスの発着所を教えてもらい、ガラージュ(乗り合いタクシー)で向かう。
通常のバスより一回り小さいミニバスで16:45発があり、
さっそく購入。150SP。約3時間のバス旅。 -
ホムス16:45発 → パルミラ(通称タドモール)19:20着
途中、バスが立ち往生するほどの、すさまじい砂のブリザードに遭遇。
ただ、それほど珍しいことではないらしく、しばらくすると少し視界が開けてきたので運転再開。
砂漠地帯を走っているんだなぁ、という実感がこみ上げました。
パルミラに無事到着したものの、宿を決めておらず、
日の暮れた暗い街角でまたしても途方に暮れていると、
ちょうど同じバスに乗り合わせたイタリア人3人組とチェコ人の若夫婦に声をかけられ、君も来る?というありがたい申し出に乗っかり、彼らと同じ宿に泊まることに。
その日は空いている部屋がドミトリー1部屋のみだったので、仕方なくチェコ人の夫妻と同室となりました。
夕飯は彼らと一緒に中心地に出て、宿のオーナーに薦められたシリアの伝統料理が楽しめるレストランへ。
これはお勧めのレモンジュース。刻んだミントがなみなみたっぷり。でも意外にジューシー。 -
セットの前菜・ショルバ(スープ)。
これもレンズ豆のスープだろうか。味はさっぱり。
イタリア人3人組は大学時代の友人らしい。
3人のうち二人は新婚夫婦。
そして、これも不思議な縁で、イタリア人らは大学で日本美術を専攻していたらしく、日本語を多少理解していました。
源氏物語の日本文学、俵屋宗達や尾形光琳などの日本美術を研究していたと聞いたときは、正直、びっくりしました。
チェコ人夫妻は結婚したばかり。とても美しくキュートな奥様でした。
もちろん共通語は英語。
疲れていた私は英語での会話に参加する気力はまったくなく、ひたすらヒアリングの勉強でした。 -
シリアの伝統料理の一つ(と書いてあった)「マーシ(Marshi)」
なすとピクルスの肉詰め、トマトソースがけみたいな食べ物。
味はさっぱり。
ボリューム満点。美味しかったです。
他のみんなは「マンサフ」という羊肉とナッツ、ヨーグルト?のチャーハンみたいなものをオーダーしていました。
マーシのセットは300SP(約750円)。
さっきのレモンジュースと合わせると375SP。
本日の宿代やバス代より高くついてしまった。
つきあいとはいえ、予定外に贅沢してしまいました。 -
街角にやたらと目に付いた果物。
パームやしの実だそうです。
これを干して、干し柿のようにして販売しています。
味は、まさに干し柿。甘い!!美味しいです。
英語でも、柿は「KAKI」というのですね。
イタリア人に教えてもらいました。
今まで知らなかった。 -
とっても小さなパルミラのむらの中心には、いたるところに美術品などの骨董品土産物屋がありました。
本物の甲冑や鎧を売っているそうです。ホントか?!
とても高価そうです。
帰りはみんなで宿まで歩いて帰りました。
夜9時半を過ぎ、電灯も少なく、人通りも少なく、住宅も少ない。でも、危険な感じはまったくありませんでした。
シリアは、トルコよりも安全な気がしました。
「物を盗られる」「だまされる」「狙われている」といった危機感がまったく感じられない、不思議な国でした。
(単に私が鈍感かもしれませんが)
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