サンセットポイントに到着すると、ここからいよいよ本番のナバホループトレイルに入る。<br />このトレイルは、リムトレイルと対照的に崖の底に下りていくコースである。<br />これがまたなんとも素晴らしい。<br />崖に下りれば下りるほど、底から突き出た尖塔の大きさを実感できる。<br />自然が作り出す造形に驚嘆する。<br /><br />深い崖を下りていくだけでも探検気分が味わえる。<br />あちきはこちらのトレイルが単なる平凡なハイキングコースで終わらないところが大好きである<br />ナバホループトレイルでウォール街と呼ばれるポイントを抜けると開けた場所に出る。<br />ここは岩ばかりの風景から緑も多く見られる場所となる。<br />１２年前にも通ったこのトレイルは、当時となんら変わることもなく今も存在している。<br />保全運動の成果と言えよう。<br /><br />空を見上げると晴れ間も出て、意外と気温が上昇してきているので、レインウェアを着ていると汗ばんでくるので脱いでＴシャツで丁度よい。<br />谷を吹く風が心地よい。<br /><br />しばらく進むとトレイルの分岐点に出る。<br />１週するコースとなるナバホループトレイルとサンライズポイントへ続くクイーンガーデンズトレイル。<br />そしてかなり遠回りであるが、ピーカブーループトレイルでプライスポイントへ向かうルート。<br />木でできたベンチがあるので、腰掛けて体力と足のコンディションと時間と距離を総合的に考える。<br />やはり、このままナバホループトレイルで戻る方が良さそうである。<br /><br />考えていると背後で何か動く気配がするので目を凝らすと茂みからリスが出てきて愛嬌を振りまいている。<br />ガイドブックやビジターセンター、トレイルヘッドにも注意書きはありますが、餌や触っちゃいけません。<br />基本的にはどんな動物とも距離を保つようにとあります。<br />万が一噛まれるとウイルスを媒介しているので死に至る病にかかることもあります。<br /><br />リスは写真に収める程度にしてトレイルを進むことにした。<br />ここからは上り坂。<br />ハフハフ言いながら急勾配の坂を上る。<br />自分がこんなに体力がないことを改めて認識した。<br /><br />老いたな・・・。<br /><br />４０歳が見えてくれば当然か。<br />トレイルが終わる直前に雷神のハンマーとスリーシスターズと呼ばれる奇岩を観る。<br /><br />息切れで脳の中の酸素も乏しくなっているので、そんなものはどうでもよくなっていた。<br /><br />ナバホループトレイルの終点もまたサンセットポイントになり、これで一周したことになる。<br />このまま歩いてリムトレイルへ戻るのは無理と判断。<br />足に負担がかからないシャトルバスを使ってインスピレーションポイントへ向かうことにした。<br /><br />シャトルバスは、直接インスピレーションポイントに行かずに通り越してブライスポイントに行ってからインスピレーションポイントへと停車する。<br />ブライスポイントは、駐車待ちの車で列ができていた。<br />人気があるポイントのようである。<br />あちきは、そこには寄らずにインスピレーションポイントでシャトルバスを降りた。<br /><br />ナバホループトレイルの動画。<br />http://jp.youtube.com/watch?v=r4W_jxHypw0<br />http://jp.youtube.com/watch?v=157sWi_i3nQ<br />http://jp.youtube.com/watch?v=-ojOZhDoQNw<br />

2008 アメリカ・グランドサークル旅記 0919-05

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2008/09/18 - 2008/09/26

283位(同エリア294件中)

#自然

morikensさん

サンセットポイントに到着すると、ここからいよいよ本番のナバホループトレイルに入る。
このトレイルは、リムトレイルと対照的に崖の底に下りていくコースである。
これがまたなんとも素晴らしい。
崖に下りれば下りるほど、底から突き出た尖塔の大きさを実感できる。
自然が作り出す造形に驚嘆する。

深い崖を下りていくだけでも探検気分が味わえる。
あちきはこちらのトレイルが単なる平凡なハイキングコースで終わらないところが大好きである
ナバホループトレイルでウォール街と呼ばれるポイントを抜けると開けた場所に出る。
ここは岩ばかりの風景から緑も多く見られる場所となる。
１２年前にも通ったこのトレイルは、当時となんら変わることもなく今も存在している。
保全運動の成果と言えよう。

空を見上げると晴れ間も出て、意外と気温が上昇してきているので、レインウェアを着ていると汗ばんでくるので脱いでＴシャツで丁度よい。
谷を吹く風が心地よい。

しばらく進むとトレイルの分岐点に出る。
１週するコースとなるナバホループトレイルとサンライズポイントへ続くクイーンガーデンズトレイル。
そしてかなり遠回りであるが、ピーカブーループトレイルでプライスポイントへ向かうルート。
木でできたベンチがあるので、腰掛けて体力と足のコンディションと時間と距離を総合的に考える。
やはり、このままナバホループトレイルで戻る方が良さそうである。

考えていると背後で何か動く気配がするので目を凝らすと茂みからリスが出てきて愛嬌を振りまいている。
ガイドブックやビジターセンター、トレイルヘッドにも注意書きはありますが、餌や触っちゃいけません。
基本的にはどんな動物とも距離を保つようにとあります。
万が一噛まれるとウイルスを媒介しているので死に至る病にかかることもあります。

リスは写真に収める程度にしてトレイルを進むことにした。
ここからは上り坂。
ハフハフ言いながら急勾配の坂を上る。
自分がこんなに体力がないことを改めて認識した。

老いたな・・・。

４０歳が見えてくれば当然か。
トレイルが終わる直前に雷神のハンマーとスリーシスターズと呼ばれる奇岩を観る。

息切れで脳の中の酸素も乏しくなっているので、そんなものはどうでもよくなっていた。

ナバホループトレイルの終点もまたサンセットポイントになり、これで一周したことになる。
このまま歩いてリムトレイルへ戻るのは無理と判断。
足に負担がかからないシャトルバスを使ってインスピレーションポイントへ向かうことにした。

シャトルバスは、直接インスピレーションポイントに行かずに通り越してブライスポイントに行ってからインスピレーションポイントへと停車する。
ブライスポイントは、駐車待ちの車で列ができていた。
人気があるポイントのようである。
あちきは、そこには寄らずにインスピレーションポイントでシャトルバスを降りた。

ナバホループトレイルの動画。
http://jp.youtube.com/watch?v=r4W_jxHypw0
http://jp.youtube.com/watch?v=157sWi_i3nQ
http://jp.youtube.com/watch?v=-ojOZhDoQNw