2008/02/07 - 2008/02/14
1566位(同エリア3872件中)
七菜子さん
妹の卒業旅行として、二人旅してきました!
初のイタリアでしたが、ホテルと航空券のフリープラン。
フィレンツェを拠点に、ピサとシエナにも行きました。
ピサ編、シエナ編とあわせてお楽しみください。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
2/7 14:00成田空港発。
約12時間かけてミラノ・マルペンサ空港着。
JALとアリタリア航空のコードシェア便で、超くどいかんじのアテンダントが印象的。
ラテン系の濃い顔で、愛想が全く無いw
ミラノの空港の待合所。足置きが嬉しい…
ミラノから国内線でフィレンツェ・ペレートラ空港へ。 -
現地係員と共にホテルへ…
ホテルの場所は、ポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)のすぐ傍。
結構いい場所にあります。
ホテルでチェックイン済ませたのが夜の10:30頃だったのでくったくたで就寝…
可愛いお部屋! -
2/8
歩いていると、素敵な門を発見☆
まず最初に向かったのは、アカデミア美術館。
朝早くに行ったからか、空いていてすぐに入れました。
セキュリティチェックのお兄さんがひょうきんでした。
13〜16世紀フィレンツェ派の絵画、ミケランジェロの未完の「奴隷」たち、そしてメインは何と言っても「ダビデ像」!
スケッチしている学生が多かったです。
本物のダビデは迫力があり、綺麗でした。
360度見られるって、やっぱり違うねー! -
ジョットの鐘楼。
-
街のシンボル、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)
クーポラに登りました! -
しばらく登ると、開けた場所に出ます。
ドゥオモの中…天井が近いです。 -
まだまだ登ります。
壁が円形になっているのがわかります。
何とも不思議な空間ですね。
途中にたまーに窓のような穴が開いているくらいで結構な圧迫感。
閉所恐怖症の人には向きません -
頂上へ!!!
いい天気なのもあって、360度の大パノラマは爽快! -
写真で見るよりももっとずっと美しい街並みでした…
-
下りもひたすらぐるぐる…
狭いけれど、楽しいです、ここ。 -
ドゥオモ近くのバールでピザを食べました!
ファーストフード的なピザで…
まぁ…
味は普通でした(笑) -
青空市場をうろうろしつつ、一つの目的だった「サンタ・マリア。ノヴェッラ薬局」に行きました。
歴史を遡れば、1200年代から続く世界最古の薬舗。
昔のレシピで作られた、自然なものばかり。
建物は7世紀からそのまま使っているらしく…
こだわりのお店なのです。 -
日本人スタッフがいたので、スムーズにお買い物できましたよ(^ ^)
日本でも最近は店舗が増えましたよねー。
おすすめのお店です! -
そして、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。
教会前の広場は現在工事中…残念なかんじ。
でも中は、厳かな雰囲気。
ステンドグラスは素晴らしい!けれど、結構落ち着いた雰囲気というか、静かな空気が流れていました。 -
デブダビデが印象的なこのお店は、ドゥオモ近くにある「アルマンド・ポッジ」というお店の商品です。
友人から頼まれていた豚の貯金箱と、自分用にティーカップ購入☆
ここ、素敵なエスプレッソカップもいっぱいあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいませ(^ ^)
デパート・ラ リナシャンテ、99sentショップ、スーパー巡りをし、バールで軽い食事してこの日は終了…
初日から飛ばしすぎです(- -; -
2/9
ポンテ・ヴェッキオは、写真で見るよりも数倍素敵な場所である。
歩いていると、どこからが橋なのかが分からない程、街に溶け込んでいる…
ポンテ・ヴェッキオは、14世紀半ばにアルノ川に建てられた最古の橋。
その上にお店があるんですが、もともとは肉屋さんなどが軒を連ねていたそうです。
それを、フェルデナンド1世が異臭を嫌って、ヴェッキオ宮殿のお膝元にふさわしい金銀細工のお店に変えたそう。
見ているだけで楽しい! -
貴金属のみでなく、ネクタイ・スカーフのお店が素敵だった。
父にネクタイのお土産を買いました! -
ポンテ・ヴェッキオからの眺めもいい感じでした。
-
-
-
そして、外からこの橋を見ると…
可愛い!可愛すぎる!!!
そして、結構無理やりな建築ですね。
大丈夫なのかな… -
-
予約をしていたウフィッツィ美術館に行きました。
この旅の目玉!!
一番行きたかった美術館。
ついに行ってきましたよー!!
素晴らしい絵画だらけ。
有名なものばかり!
ボッテイチェッリのコーナーは本当素晴らしい。
あの、優しくも少し無機質な感じを感じさせるような、透明感のある美しい絵画…
ヴィーナスの誕生も、春も素敵だったー。
あと印象的だったのは、1300年代のシエナ派の、シモーネ・マルティーニの「受胎告知」。
教科書やスライドで見るのとは、やはり全然違う。
ジョットのマエスタは、イエスの顔が怖いし硬いけど、象徴的で何か良かった。
あとは、ファブリアーノの東方三博士の礼拝(イエスに会う為に行列が出来ている絵)、ロレンツォ・モナコの聖母戴冠は目に鮮やかで印象的。
初期ルネッサンス絵画のコーナーも全部良かった。
あと目玉はフィリッポ・リッピかな〜。聖母子と二天使は本当に素晴らしい。
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知も見逃せません。
日本で展示するのとは…放つ空気が全然違いますね。
師匠のヴェロッキオが左の天使を描かせたというキリスト洗礼もありました。
ルーカス・クラナッハ(父)のアダムとイヴも綺麗でした。でもアダムって結構アホ面…w
ミケランジェロ、ラッファエッロ、ティツィアーノ、ヴァザーリなどの絵も少しあり、色々有名画家が続き…
これもちょっと見たかった、カラヴァッジョのバッカス!も見てきました。
何かエロい表情です…(笑)
メドゥーサも強烈!!! -
心残りはヴァザーリの回廊。
ミニマム10名から予約でツアーがあるらしい。
ウフィッツィ宮殿からピッティ宮殿まで全長約1キロに及ぶ回廊の内部に、ぜひ入りたかった!
美術館から見える回廊はこんなかんじです。 -
お昼を近くのバールですませ、シニョーリア広場へ。
ダビデのレプリカです。 -
ヴェッキオ宮には入りませんでしたが、この建物はドゥオモ、ジョットの鐘楼の次くらいに目立っていましたね。
-
さて。
場所をドゥオモに移し、今度は普通に入館してみました。
クーポラに登るのはアトラクション感覚でしたが、ここはまた違った空気を味わえます。
天井が高く、街中とは全く違う空気が流れていて…
圧倒されます。 -
ファサードも豪華。
-
門のところにいたじいさん
-
この天使、素敵ですよね。
これもファサードにいました。 -
次はポンテ・ヴェッキオを渡って、向こう岸へ…(ホテルのある側です)
ウフィッツィ美術館の地下には、カヌークラブがあるそう。
元はメディチ家の馬小屋だったとか!
毎日のようにカヌーしてる人を見ました。 -
足!?!?(笑)
-
城壁跡を越して、目指すはミケランジェロ広場!
ひたすら急な階段を登る。
そうすると…
………………………………………………。
なんだここは。
広場というか…
ただの駐車場!? -
もう少し先にあるサン・ミニアート・アル・モンテ教会からの眺めもよかった。
そして、鳴り響く鐘の音。
じーん、ときます。 -
ピンク紫の淡い夕日。
美しい…
時期がよければ、もっと濃い茜色の夕焼けが見られたらしい… -
アルノ川沿いのお店や、デパート・Coinをうろうろした後、夕食は現地係員の方おすすめのトラットリア、ZA'ZA'へ。
-
サラダ!
美味しかったです。 -
パスタは、アルデンテで美味でした。
しかしデザートに頼んだティラミスが、ティラミスっぽくなくて残念… -
夜のフィレンツェをうろうろ…
この猪の鼻を触ると、またフィレンツェに来られるんだそうです。 -
2/10
ホテルの前にて。(妹です)
この日はピサに行きましたので、詳しくはピサ編をお楽しみください。 -
ピサから戻り、夕食!
トラットリア Tre Merli。
日本語メニュー有りました。 -
外観はこんなかんじ。
-
ニース風サラダ
-
ほうれん草とチーズのラビオリ
-
地中海風スパゲッティ
これは美味しかった!! -
ティラミス。
これぞティラミス!!
チーズの風味が濃厚で、とっても美味しかったです。 -
クリームブリュレ
お店の雰囲気も良くて、おすすめです。
サービス料10%とられるので案外かかってしまいましたが… -
2/11
ホテルの朝食レストランから見える隣の建物の屋根です…
煙突がなんとも可愛らしいです。
この日はシエナに行きました!詳しくはシエナ編をお楽しみください☆ -
シエナから戻り、この日は夕食をテイクアウト。
ピザ屋の超可愛い店員さんと楽しくお喋り☆
英語ができないといいつつ…何とかなるもんですね。
写真は、夜のシニョーリア広場にて。 -
2/12
朝食レストランにて、お兄さんがカプチーノを入れてくれる。
ちょっと嬉しい…
写真は朝のアルノ川。 -
火曜日、カッシーネ公園で開かれる市「カッシーネの市」へ行きました。
蚤の市なので、服・雑貨・食料品などを扱ったテントがずらり…
200メートル以上にわたって開かれていました。凄い!
夢中になりすぎて、写真これしか撮ってません…(- -;
観光客というよりは地元の人が多く集まっているのかな…というかんじ。
ここでもあまり英語は通じません(笑)
地元でとれたという蜂蜜を沢山購入。
ちょっぴり固めで濃厚な味☆ -
2時間くらいうろうろした後、ドゥオモ近くのバールにて昼食。
そのすぐ近くのサン・ジョバンニ洗礼堂へ。
ここの「天国の門」が有名です。
人だかりが一瞬途切れたのでシャッターチャンス(^ ^) -
アップにしてみました。
ピラミッド?? -
右上の飛んでいる人が気になる…
凄く素敵な彫刻ですね。 -
中は…
黄金!!
豪華だけど、厳かな雰囲気が漂う、何ともいえない美しい空間…
ここはとてもよかったです。
※ ※ ※ ※ ※
行く予定だったジェラートのお店「ペルケ ノ!」は火曜日は定休日…
バルジェッロ美術館も13:50で閉まっていたので…
一旦ホテルに戻り、休憩&仕切りなおし。
最終日に行く予定だったピッティ宮殿(パラティーナ美術館)に行くことに。
ピッティ宮殿はホテルの近くだったので楽々到着。
ここはメディチ家ゆかりの美術品が集められていて、最初のフロアは知らない作品ばかりだったんだけど…
奥にはラファエロやティッツィアーノなどの有名な作品もあり、宮殿の内装も素晴らしく、見ごたえはたっぷりでした。
今度は緑の美しい時期に、隣接するボーボリ庭園に行きたいな! -
夜はウフィッツィ美術館近くのピッツェリアへ…
日本語メニューもありました。
ピッツエリアなのにピザは頼まず(笑)
このサラダ、量がとっても多いですー! -
きのこソースのニョッキ
-
ペコリーノチーズと洋ナシのリゾット
-
デザートにパンナコッタを2つ頼んだら、気を利かせてくれて違うソースをかけてくれた!!!
グラーツィエ〜〜(^∀^) -
2/13
お部屋のチップは、最終日ということであまり使い道のない10セント以下の硬貨で構成…
すっごいじゃらじゃらになっちゃった(笑)でも、普通は1日1ユーロくらいのところ、2ユーロ近く置いておいたから、まぁ…いいかな って。
前日閉まっていたバルジェッロ美術館にまず向かう。
彫刻作品がたくさん見られる美術館です。
建物が凄く古くて、重厚。
中庭にも彫刻が展示されていました。
風化しないのかな??? -
この彫刻は、本当は3つとも繋がっていて、大きな噴水だったそう。
イタリアにはこういった噴水が結構あるような…
真ん中の方、何してるんでしょうか??(笑)
密かに一番見たかったのは「ブルータス」。
予備校で初めて描いた石膏像がブルータスだったのです。
本物が見られて嬉しかったー。
調べてみると、ブルータスは二人いて、この彫刻のブルータスはマルクス・ブルータスなのですが…
カエサルを暗殺したのは従兄弟のデキウス・ブルータスという説もあるそうな?
ミケランジェロはやっぱり彫刻向きだよね。
ずっと見てても飽きない。
素晴らしい!
目玉はバッカスとか聖ヨハネとか色々あるけど、ドナテッロの聖ゲオルギウス。
精悍な表情…美形ですな。
これも美大生にはなじみが深いです。
石膏では胸像しか見たこと無かったけど…
美しい像でした。 -
バルジェッロ美術館の外観です。
続いてはメディチ家礼拝堂。
内部が修復中で、何か…全然見た気がしなかったけど… -
そして!
前日定休日だったジェラートのお店「ペルケ ノ!」へ☆
素材の味がそのまま味わえるというか…もう、めちゃめちゃ美味しかったです!
特にラムレーズンが良かった。
ベリー系も甘酸っぱくて、本当に旨い♪
ここはおススメです!! -
お菓子屋さんうろうろ
-
見た目が華やかで、いいですよね。
見てるだけで楽しい気分になります♪ -
妹が買った、チョコの太巻き(笑)
美味しかったです! -
向こうのアパートの入り口って大きいですよね。
これ、実は自動ドアになってたりします…
(モデルは妹)
※ ※ ※ ※ ※
これも一度見たかった、マザッチオの「アダムとイヴの楽園追放」があるという、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会へ行きました。
チケット販売のおじさんに、子供だと思われ… 「君たち、いくつ??」って聞かれました。びっくり。
楽園追放は、結構端っこのほうに密かにありました。
二人の嘆きの表情に感情移入してしまいます、この壁画…
足を運んで正解だった!! -
まだ時間があったので、街をうろうろ。
一番気になったお店はここ。
色の組み合わせがお菓子っぽくて可愛いっ。
イタリアっぽいですねー。 -
ホテルにてお迎えの車に乗り、飛行場へ。
さようなら、フィレンツェ!
乗務員に子供だと思われる。そのお陰でお菓子2種類貰いました(笑)
ミラノの免税店で残りのお土産を買い、日本へ向けて出発。
さようなら、イタリア!また行きたいっっ!! -
お土産☆
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